苦しくて苦しくても楽しくて辞められないかるた10年

B級67大会19回の入賞。10年間かるたを続けてB級歴は8年間。これは、あまりにいつまでたっても強くなれない弱いわたしが、ありのままに自らの胸の内をさらけ出すnoteだ。

この記事に関しては、一種の鍵をかける意味合いとして、無料公開はしないことになると思う。不特定多数に見られるにはむき出しすぎる。

では公開せずに個人の日記にしてしまえばいいじゃないかとも思うが、大学生活4年間を終えた今、このnoteの「今このとき思ったことを忘れないために」というテーマにぴったりだとも思ったし、10年間のかるた人生の8割をB級で過ごしてきた見ず知らずの人間が何を考えているのかお金を払ってまで知りたい物好きも、もしかしたらいるのかもしれない。

先に言っておくと、私はポジティブな方である。そして、かるたは楽しいからやるというブレない行動理由がある。いろんな気持ちを思い出して、もしも泣きながら書いたとしても、最後はまあ頑張るしかないよねで終わると思う。私はいつもそうだ。

流し読みされて弱い者の考え方だと鼻で笑われるなら読まれないほうがましだ。もし物好きがいたら、もし同じ境遇の人がいたら、もし私のかるた人生をある種の小説のように楽しんでくれる人がいたら、読んで欲しいと思う。

知り合いの人は直接私に言ってくれたら返金するから言ってね!

目次

  1. B級になるまで

  2. 必死になるほどうまくいかない高校時代

  3. 勝てる気がしないB級

  4. 周りの昇級が「ひとごと」になった

  5. 嘔吐下痢に加えて熱を出したら準優勝

  6. ついに大学生活をB級で終えてしまった絶望感

  7. どんなに苦しくてもかるたを続けられる理由

  8. 社会人かるたーとしての決意

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