見出し画像

なやみ

かるたをする理由はなんだろう。

楽しいから。当たり前である。ただもうひとつ、やはり強くなりたいだとか、大会で勝ちたいだとか、目標があったり、色々プラスアルファで何かがあるからかるたをするのだと思います。少なくとも私にとって、かるたをやるということはそういうことだったようです。

我々が憎むべきコロナウイルスによって、私たちの大会は尽く潰れ、今後の見通しもたちません。ウイルスがなくなっても抽選に外れてしまうかもしれませんし、次の大会が確定していない今、かるたのやる気が少々萎んでしまっているひとが多いのではないかと思います。人によっては練習場所も確保できない状況なのではないかと思います。

こんな時こそがんばろう!と心の中では思っています。ただ、今まで負けても負けても次の大会に切り替えて長くとも1ヶ月後の大会に向けて練習をしてきました。負けた直後の苦しい気持ちも次へのエネルギーにできましたし、もうすぐに次の大会があるので凹んでいる場合ではありませんでした。さっさと反省をして次に行くことが大切でした。いま、切り替えて切り替えて切り替えて繋いできたかるたへの気持ちをどこへやったらいいのか分からなくなってしまいました。

かるたをやりたくて仕方がないとは今は思えない。かるたが楽しいことは知っている。でもこの日のため、という目標が無ければそれは楽しいだけのものになってしまう。楽しいことはかるたでなくてもたくさんあります。

かるたとの付き合いは来年で10年目を迎えます。思えば今まで一時期たりともモチベが下がったことはないなぁと感じます。今ならかるたがなくても生きていけるのではないだろうか。これまで味わったことのない気持ちです。

いま考えた作戦としては、

①コロナの影響を絶対に受けないくらい先の大会を目標にする

②今のうちにいっぱい働いてかるたしたい時に十分にお金があるようにする

③適度にかるたを楽しむ期間にしていっぱい遊ぶ

①については、いま頑張るには現実的な方法だと思います。次の大会で優勝、とかだといつかわからなくて辛いので、国文祭メンバーになって国文祭で勝つことを当面の目標とします。

②については蛭子能収さんが言っていました。やりたいことがないときはお金を稼げば良い、と。確かに潤沢な資金があれば、騒動が済んだ後や気持ちが乗ってきた時に遠征も練習もめいっぱいできます。

③については、①を掲げていても遠すぎて息切れしてしまいそうな時は開き直ってしまおうという作戦です。かるたへの熱意が低い自分が嫌になってしまうことが最近とても多いので、次の大会が決まらないうちはかるたに行かなくても、その日が楽しければOKということにしたいと思います。

コロナの影響で大会や練習が無くなり、皆さんそれぞれの悔しい思いをしていると思います。それは小中高生も、大学生も、大人もみんなそうだと思います。選手も、運営側も。

皆のためにはやく落ち着いて欲しいものですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?