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友の手に助けられ

友達ってなんだろう

歌のセリフじゃないけれど、こんなこと言ってると、青い!って、言われそうですね

友達の基準なんて、様々だし、自分にとっては唯一無二(重い‥‥‥)なんて思っていても、相手にとっては、たくさんいるうちの一人、かもしれないし、同じ気持ちかどうか、なんて、わかりませんよね。

皆さんは、どう考えていますか?

友達が自分と同じくらい、自分を思っていないと嫌ですか?
それとも、自分は自分、友達は友達だから、自分が相手を大切に思えればいいですか?

 

お友達だケロ

ある三人の兄弟がいました。

一番目は、とても友達を作るのが上手。ちょっと話をしただけで「友達になったよ」という子です。いつもたくさんの人に囲まれ、自分も友達を大事にしてきました。

彼は、大人になって故郷を離れました。すると、地元の友達とは付き合いがなくなり、たまに帰郷しても、友達に会うことはありません。
でも、たぶん新しい土地では、それなりに友達はいるようです。

 

二番目は、人見知りが激しくなかなか友達ができません。
クラス替えのたびに慣れず、高校生になっても同じ。
でも、その都度知り合って時間をかけて仲良くなった友達は、長く長く続いていて、冠婚葬祭には、小学校時代~現職場まで、何人もの友達が集まりました。
人を大切にしてきたからでしょうか。自分ではたいして親しいと思っていなかった友達にまで、結婚式に呼ばれたり、不幸があった時には、たいして親しくなかった異性の友達まで集まりました。

 

三番目は、すぐに仲良くなりますが、「自分なんて誰も友達だと思っていない」「みんな優しいから、仲間に入れてもらっているだけだ」「自分には友達はいない」と思い込んでいました。
自己評価が低く、自分のことを認めることができませんでした。
それでも、人から嫌われたり、冷たくされるのが怖かったのか、誰に対しても誠実に向き合っていました。

彼が若くして逝った時、自分では切れた、と思い、全く付き合っていなかった、高校や大学、バイト先の友人・上司など、遠方からたくさん集まりました。
自分では仲間に入れてもらっている、と思っていた友人は、会社で出すような花立てを贈り、かなり遠方から仕事を休んで、何人も通夜葬儀に参列しました。
現職場の先輩同僚も、ほぼ全員が参列し、二日間参列した人もいました。(その日の職場は大丈夫だったのでしょうか?)

彼は知らないのです。自分のために何百人もの人が集まったことを。
彼は知らないのです。もう連絡も取ってなかった友人がわざわざ来てくれたことを。

人は亡くなる時に、その人の人となりがわかる、と言いますが、本人がわからないのは残念ですね。

 

「友達がいない」と思っている人がいるとして、あなたは友達に何を望んでいますか?
友達も、一人の人間です。自分の思い通りにはなりません。

また、自分の思い通りになる、自分に

「耳障りのいいこと」

を言う人間は、ほんとうの友達では、ないかもしれないですね。

人にはいろいろな考え方があります。
自分と全く同じ考え方の人は、きっといないでしょう。
私は、自分がその人が好きだから、その人に感謝してるから、私にとって大切な人だから、だから友達として大事にします。
その人が同じくらい私を思ってなくても、それは人それぞれだから、仕方のないこと。
私が好きだから、私が大事にしたいから、私は、あなたと友達です。

(ウザイって 言うな~~~~(ちょっと弱気(笑笑笑笑))


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「駒草-コマクサ-」
弟が最後に見たかもしれない光景を見たいんですよ


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