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ストレス探しの昼休み

土曜日のお昼前、いつものようにバイトに出勤していた私は急な腹痛を訴え、早退した。
19歳にもなるっていうのに、母親にバイト先まで迎えに来てもらい、帰宅後かかりつけ医に電話するも、土曜ということもあり昼過ぎには閉まっていた。

次の日の朝、腹痛が治らない。
怖くなったので日曜も診察をしている少し離れた内科へ連れて行ってもらった。

「胃やね、ストレスか。19歳、大学生?恋愛?」
おじいちゃん先生は笑みを浮かべながら尋ねてきたが、恋愛は順調だ。
隣にいた母親は苦笑いするも、私は原因がわからずもやもやしていた。
こんなにもノンストレスで生きている私がストレス性胃炎??!

帰宅後、とりあえず処方してもらったお薬を飲んでゆっくりする。
じっとしてると何ともないが、立ち歩くと痛む。

朝早くに病院に行き、1日中暇だったので、ストレスの原因をずっと探していた。
原因がわからないと、今後の対処法もわからない。
なんなら、ストレスが原因って言われたことがいちばんストレス、とも言える。

春に心の病気かもしれないと言われてから4ヶ月ほど経った。
実はこちらのほうはかなり改善されたと自分では思っていた。

noteの更新も長いことできていなかったが、私はこの夏、トライアスロンを始めていたのです。

幼稚園から中学まで10年ほど習っていた水泳、中学高校の部活動で所属していた陸上部(長距離パート)、バイト先の先輩から譲り受けたロードバイク。
この3つが揃い、私はトライアスロン大会に出場することを決心した。

出場を決めたのは6月初旬、本番は7月下旬。
初出場にしては短すぎる練習期間だったと今でも感じる。

しかし、練習期間が短いという焦りから、私はこれでもかというほど練習にのめりこんだ。
恋人が忙しい時期だったということもあり、恋人やほかの趣味も気にしない、トライアスロン一本の1ヶ月だった。

結果は女子総合3位と予想以上の好成績だった。
最年少ということもあり、若さで戦ったともいえる。

そんな怒涛の1ヶ月を終えた私は、8月に入り、何をすればいいのかわからなくなっていた。
テストを終え、少し長めの夏休みに入る。
この勢いだと親の扶養から外れてしまいそうなので、バイトを控え家で過ごすことが多くなった。

今思うと、本当に何もない夏休みにしてしまったなぁ、と後悔している。

そこで気づいた(今この文章を書きながら)。
何もないことがストレスだったのではないか、と。

今日から大学2年後期が始まった。
早速面白くない一般教養の授業を半分寝ながら過ごした。
昼休みは一人でおにぎりを食べ、処方されたお薬を飲む。

午後からの授業まであと1時間と少し、お腹はまだ少し痛むけど、何か夢中になれるものを探しに、図書館にでも行ってみようかな。

昨日1日中考えたけど、原因は分からなかった!って締めにしようと思ってたけど、いい方向に話が進んでよかった^^

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