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スプリンターズS2022 全頭分析

約2ヶ月ぶりの競馬アナリティクス研究所へようこそ!



こんにちはー どうもMIZUKIです。




競馬アナリティクス研究所では1頭ずつ競走馬を分析しそれを皆さんと共有する場所です。
 


秋GIシーズンから改良して1頭ずつ評価を付けていくよ!
評価順は以下の通りです。

S→A+→A→B+→B→C+→C

これで評価していきます。

【馬名】 

◇短評

◆不安材料

★買い材料

■総評

評価

こんな感じで書いていくよ!



今週は秋のGIシーズン開幕戦電撃の6ハロン


第56回スプリンターズS(GI)中山 1200M


今年も中々面白そうなメンバーが集まりました!

それでは見ていきましょう!










【ウインマーベル】  

◇短評
前走キーンランドC2着で古馬にも通用した
2年連続の3歳馬制覇なるか

◆不安材料
今回が初めてのGIで古馬の上位勢と初対戦
中山の芝は初コースでGIのペースに先行出来るか
前走キーンランド組は近年では3着が最高で連対はない
血統的にはアイルハヴアナザーでそこまで芝スプリント向きではない

★買い材料
3着以内を外しているレースは1200M以上のレースで距離はベスト
ブリンカーをつけてからは1200Mで連対を外していない
ローテーションも叩き2戦目で中間の調教もしっかり乗り込めているので状態は前走よりも良い
先行力があるので上手く先団につければチャンス

■総評
前走の内容は3歳馬にしては上出来だった
先行集団にポジションが取れればチャンスはある
ここは抑えておく

評価A













【ヴェントヴォーチェ】

◇短評
前走6番人気で初重賞制覇
再び西村騎手とのコンビで人馬共に初GI制覇へ

◆不安材料
スタートダッシュがあまり早いタイプではないので前半がハイペースになると前半で追走に苦労する
キーンランドC組は近年勝ち馬が出ていない
前走は他の馬が外に進路を取って内が空いてそこをついたので馬群を捌く苦労はしていない

★買い材料
休み明けよりは使って良くなるタイプに馬なので中4週は良い
中山1200Mは1戦1勝で時計も出ているので相性は良さそう
輸送も全く問題ないタイプで充実期に来ている感じはある

■総評
前走はタイムも遅くそこまでレベルも高くない
前走の勝利で少し人気を上げるなら微妙

評価B+














【エイティーンガール】

◇短評
常に上がり上位の追い込み馬
悲願のGI制覇に向けて挑戦を続ける

◆不安材料
この馬は基本的に最後方からの馬なので展開の助けが必要
トラックバイアスも差し馬場にならないと厳しい
中山コースは3戦走って全て着外輸送はあまり良くない

★買い材料
今年は先行争いも熾烈になりそうなので意外に展開は向くかも
常に上がりは使えているので末脚は堅実
前走は5か月の休み明けで叩き台としては無理せずに走れていた
高津宮記念は通ったところが伸びなかったが上がりは最速

■総評
追い込んできても4,5着が限界にも思える
展開が向いてきた時が怖いが可能性は低いだろう

評価B













 【シュネルマイスター】

◇短評
復権に向けてスプリント界に殴り込み
鞍上はマイルCS以来の横山武史騎手

◆不安材料
今回が初の1200Mで前走から2ハロンの短縮
最初のスピードについていけるか微妙
追走で置いていかれてしまうのでグランアレグリアレベルの脚を使わないと厳しい
後方からの競馬になるので展開の助けも必要

★買い材料
前走も馬群を捌いて伸びてきたので地力は違う
中山コースは距離は違えど連対100%で相性は良い
休み明けは問題なく走る馬で能力だけで考えるならトップに一番近い
横山武史騎手の時は先行することが多いので今回も前に出していく

■総評
実力はトップクラスだがここは合わなさそう
追い込んできて3着の可能性が高そう
展開がバッチリ向いたら頭まである

評価B+














【ジャンダルム】

◇短評
オーシャンSで2度目の重賞制覇
7歳で初のGI制覇なるか

◆不安材料
歳を取るにつれてズブさが出てきたのでポジションが取れなくなっている
前走は叩き台とはいえ負けすぎな感じがある
高松宮記念は直線を楽な手応えで迎えたが伸びずGIでは現状だと足りない
少しは良くなったがまだゲートに不安はある

★買い材料
中山コースは3勝でその内1200Mは2勝で相性が良い
休み明けの成績は良くないが中4~6週の成績は良くて叩き2戦目で今回は狙い目
夏の成績は良くないが秋の成績は良いので今回は合致する

■総評
今回は前走もあるのでここは人気を落とすと思う
人気がないならここは抑えておきたい

評価A














【タイセイビジョン】

◇短評
3戦連続2着で中々勝ち切れない
今回は福永騎手との新コンビで挑む

◆不安材料
テンのスピードが遅いので道中置いて行かれる可能性がある
気性が良くないので前に出していった時に引っ掛かって抑えられない可能性がある
アーリントンC以来勝ち星がないように最後のワンパンチが足りない

★買い材料
近走は人気して好走しているので安定感も出てきている
上がりも常に上位で切れ味はGIに通用する
気性的なことも考えるとやはり1200Mが一番合っている
追い切りも1週間前は福永騎手が乗って馬なり楽に併せられていたのでとてもいい内容だった
近走はずっと1200Mを使い続けているのでペースもあってくる
福永騎手はテン乗りだが調教も乗っているので問題はない

■総評
今回は4~5番人気くらいで楽に乗れる
近走は安定した成績を見せているので充実感がある
ここは狙っておきたい

評価A+















【ダイアトニック】

◇短評
前走は3番手追走から伸びず14着
短距離の名門安田隆行厩舎が唸る

◆不安材料
7歳馬で調子が良い頃に比べると見劣りする
今回は先行争いが激しくなるので簡単に前に行けない
この馬は阪神京都が得意で関東での成績は良くない
前走は道中掛かり気味で今回も道中で抑えると耐えられない可能性もある
休み明けよりは一回叩いた方が良いと思う

★買い材料
前走はそこまで大きく負けていなくて高松宮記念はゲートで遅れたので度返し
上手く内側に入り込めれば脚を溜められるのでしぶとい
阪急杯も1番人気で勝っていてGIでもそこそこ人気しているので今回大幅に人気を落とすなら買える

■総評
過去にはスプリント界で人気もしている馬
ここで大幅に人気を落とすなら抑える

評価B














【テイエムスパーダ】

◇短評
CBC賞を今村聖奈騎手でレコードを記録し勝利
テイエム軍団に久しぶりのGI制覇を

◆不安材料
CBC賞の勝利は斤量の恩恵もあるので完全に信じていいものではない
CBC賞は開幕週で相手関係にも恵まれた感じがする
今回は簡単に先行出来ないのでテンでかなり消耗する
前走からさらに2キロ斤量が増加する
小倉巧者で中山の最後の坂がかなり影響しそう
夏に仕上がっていたので秋には上積みがない

★買い材料
斤量は増加するが他の馬に比べたら有利
スタートが上手く決まって逃げれてセーフティーリードがあればしぶとい

■総評
CBC賞はいろいろと嚙み合った結果
今回は条件があまり向いていない

評価C+














【トゥラヴェスーラ】

◇短評
今回は6ヵ月半ぶりのレース
初のスプリンターズSでGI制覇狙う

◆不安材料
パフォーマンスは左回りの方が高くて右回りは微妙
GIでは4着が限界でワンパンチ足りない印象
後方から追い込みの馬なので展開の助けが必要

★買い材料
休み明けでも問題なく走る馬なので6ヵ月半の休み明けは大丈夫
ドリームジャーニー産駒で潜在的には中山は走りそう
最終週で時計が掛かる馬場のなって馬群がごちゃつけばチャンスあり

■総評
鞍上は調子の良い鮫島克騎手で面白い
ここは人気の盲点で抑える価値あり

評価B+


















【ナムラクレア】

◇短評
前走は詰まりながら直線で追い込み3着
最強スプリンターに向けて負けられない

◆不安材料
近2走は相手関係が少し楽だったので今回は相手強化
今回は先行争いが熾烈なのでポジションがどうか
初の関東輸送で精神面で影響がある可能性がある

★買い材料
前走は1番人気でかなりマークされる状況で最後だけで3着まで追い込んできたので地力は間違いなくある
今回は2,3番人気でマークが緩くなるので競馬しやすい
父ミッキーアイルでテンのスピードも速く先行力は抜群
これまで走ってきた中でも1200Mが一番合っている
追い切りも1週間前に仕上げて今週は単走馬なりでとても落ち着いて走れていたので状態面では心配なし
斤量面でも53キロで古馬勢に比べたらかなり有利

■総評
今回はメイケイエールが居るのでマークは分散される
切れ味は一級品なので今回も本命候補の1頭

評価A+














【ナランフレグ】

◇短評
高松宮記念で人馬共に初GI制覇
春秋スプリント王者まであと一歩

◆不安材料
休み明けよりもずっと使い続けていた方が良い馬で今回はぶっつけ本番なのが前回と大きく違うところ
高松宮記念は馬場が重くて最後は大混戦だったので今回も最後ごちゃ突くような競馬じゃないときつい
今回はGIを勝った時よりも人気でそこまで気楽に乗れない
追い込みで展開の助けが必要になってくる

★買い材料
切れ味はメンバートップクラスで前走はマイルで外枠だったので度返し
末脚堅実で常に追い込んでくるので真面目なタイプ
中山1200Mは重賞2着があって悪くない舞台
追い切りは後方から最後馬なりで相手を楽に交わせていたので状態は良い
去年の秋くらいから馬体面も精神面も充実期に入っている

■総評
高松宮記念は鞍上の好騎乗が光った
今回も馬場と展開が向けば頭まである

評価B+














【ファストフォース】

◇短評
セントウルSは2番手追走から粘り2着
本番で打倒で打倒メイケイエール

◆不安材料
前走は開幕週で前残りの馬場だったが今回は前に降れるか分からない
最初の3ハロンが速くて最後が粘り合いになると向く
歳を取るにつれてテンのスピードが遅くなっている
更にGIになると先行争いも激しくなって簡単に先行出来なくなる
関東輸送は3回目で全部着外で成績は物足りない
現状の力だとGIでは足りない印象

★買い材料
もし2番手以内のポジションを確保出来たらかなりしぶとい
人気がなくて若手騎手で思い切った騎乗が出来る
父ロードカナロア母父サクラバクシンオーで生粋のスプリント血統

■総評
ハナを切れたらチャンスはあるが今回は激戦
現状の力では厳しいと思う

評価C+














【マリアズハート】

◇短評
アイビスSDは健闘するも届かず7着
春に穴を空けた菊沢騎手が再び秋に波乱を起こす

◆不安材料
今回が初のGI挑戦で年齢的にも実績的にも足りない印象
近走はダートを使ったり千直を使ったりしていて久々の芝1200Mでペースが合うか微妙
結果を残しているのはOPが限界で重賞では通用していない
ベストな距離はどちらかと言うと千直

★買い材料
中山1200Mは3勝2着2回でとても相性が良い
馬格がある馬でパワーは申し分ない
前がやり合って後方に展開が向けばチャンスあり

■総評
現状の実力的にもGIでは足りない印象
ここは見でもいいかな

評価C














【メイケイエール】

◇短評
前走セントウルSをレコードタイムで圧勝
池添騎手との名コンビでその名を歴史に刻む

◆不安材料
近走は比較的安定しているがやはり気性面がかなり不安
今回は圧倒的1番人気になる感じでマークも前走よりもっと厳しくなる
馬群に包まれたときに気性が勝ってしまって暴走する可能性がある
前走1.06.2秒という時計で表面には出ていなくても多少の反動はある

★買い材料
1200MのGIでは敗因が明確でそれ以外では底を見せていない
気性面実績面から見ても1200Mがこの馬に一番合っている
近2走も1番人気で勝ち切っているので完全に充実期に入っている
前走+14キロで夏を明けてしっかりと馬体も成長している
京王杯SCを勝ったが安田記念に向かわずスプリンターズSを目標に調整をしてきたので準備の本気度が伺える
追い切りで池添騎手が乗っているのでコンタクトも十分取れている
父ミッキーアイルでスピード面は申し分ない

■総評
前走も快勝で完全に充実期に入っている
ここも折り合いさえつけば問題なく勝つだろう

評価A+















【メイショウミモザ】

◇短評
遅咲きの5歳牝馬
絶好調丹内祐次騎手GI勝利をプレゼントなるか

◆不安材料
阪神牝馬Sの勝利以降順調さを欠いていてここまでの過程が微妙
近走1200Mを使っていなくてペースが合わない
中山初コースでヴィクトリアマイルの時も長距離輸送で影響があったので今回も輸送があるので良くない
馬群で脚を溜めるタイプだが切れ味はそこまでない
ゲートでも少し不安要素がある

★買い材料
前走は道中ずっと外に張り付いてしまってロスがかなりあった
内枠にいれて馬群で折り合いが付ければ伸びる可能性がある

■総評
鞍上は絶好調だが馬の調子はそこまで良くない
ここは展開も向かなそうなので見

評価C














【ラヴィングアンサー】

◇短評
セントウルSは上がり使うも届かず9着
巡ってきたチャンスを生かすことは出来るのか

◆不安材料
勝ち星が2021年の北九州短距離S以来なくて全盛期には程遠い
全盛期の頃は上がりも常に上位だったが歳を取るにつれて切れ味がなくなってる
去年もGIに挑戦したが通用しなかったので実力も足りない
中山は6回走って5回着外なのでそこまで相性は良くない

★買い材料
最終週で馬場が荒れて追い込み有利の馬場になれば出番
叩き2戦目で1回使って馬は良くなると思う
ダイワメジャー産駒でノーザンテーストが入っているので変わり身はある

■総評
近走の成績から見てもGIでは分が悪い
ここは見でいいかな

評価C









スプリンターズS評価一覧がこちらです






今回の最上位評価はナムラクレア、タイセイビジョン、メイケイエールの3頭になりました。
展開面から考えると先行争いは結構熾烈な争いになると思います。
テイエムスパーダ、ファストフォース、ダイアトニック、ジャンダルムの4頭の後ろにナムラクレアがつける展開が一番理想の展開です。その後ろにタイセイビジョン、メイケイエール、ウインマーベル、ヴェントヴォーチェ、マリアズハート、メイショウミモザが集団になると予想。後方集団はエイティーンガール、トゥラヴェスーラ、ナランフレグ、ラヴィングアンサーがいて追走に苦労すると予想して最後方に初スプリントのシュネルマイスターと予想します。
直線で1回先頭に立ったナムラクレアをメイケイエールとタイセイビジョンが差しに来ると思う。もし馬場がかなり差し有利の馬場になったらエイティーンガール、トゥラヴェスーラ、ナランフレグ、シュネルマイスターが突っ込んでくると思う。シュネルマイスターは能力だけなら間違いなくトップクラス。最初の追走で苦労しても必ず追い込んでくると思う。
全体的にはこんな感じかな。
メイケイエールは陣営の努力もありここまで成長したのでそう簡単に崩れることはないと思います。負かすならナムラクレア、タイセイビジョン、シュネルマイスターの3頭だと見る。
凱旋門賞と一緒にスプリンターズSも楽しみましょう!!


第56回スプリンターズSは10月2日(日)15時40分発走!!
電撃の6ハロン戦を制するのはだれか?


良ければスキ&フォローよろしくお願いいたします。




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