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最近捨てようと決意した「考え方」

最近、これはもう捨てなくてはならないという考え方があった。
そもそも、ものを捨てたのも考え方を変えたかったから。
だからこその、シンプリスト。

自然に形作られていった「成功したい」という考え

20代も中盤に差し掛かると、働くことに違和感を覚えた。
自然に受け入れていたサラリーマンに疑問を感じてしまった。

そんな中、やりたい仕事ってものが見つかってしまう。
それがサラリーマンとは違うものだったことで、
より就職して生きていくということが自分から遠ざかった。

就職しないで生きていくということは、容易でなかった。
だから、それを続けるために覚え始めたことは
「成功する」
ということだった。


様々な遠回りをしても変わらない考えだった

就職しないで生きていくということはなかなかうまくいかず、
その途中でいろんな回り道をした。

友達の夢であったカフェを一緒に作ったり、
平和活動にいそしんだり、
個人で生きていこうとした時も遠回りしがちだった。

でも、どこかになくならずにずっと残っていた。
「成功したらどうなるんだろう?」


ありふれたこの言葉の厄介さ

「成功するためにがんばる」
というととてもいい言葉のように聞こえる。

でも少なくともぼく自身に言えることは、
この言葉にすがって嫌なことから逃げていた。

そして、逃げているとどうなるか。
「(楽に)成功したい」
に変化していくことだった。
とても厄介な、響きのいい言葉だ。


向き直る時期にきて、手放すことになった

突然だけど、ぼくは歳をとることがそこまで嫌いではない。
人生が有限で、時間が限りあるからこそ気づけることがある。
死ぬことが死ぬほど怖いぼくでもそこは自信を持って言える。

今回手放すことになったのは、この
(楽に)
という部分だ。

楽に成功したいと思っている時というのは、
なるべく早く結果に直結することをやろうとする。
でも、それが意外とうまくいかない。

そして今になって、成功するのだとしたら苦労してストイックに
取り組むのが一番よいと気づいてしまった。
そう気づくと、その道はどうやら一本道のようだった。
実は結果に直結しそうだとアレコレ手を出すことが遠回りだった。

それに気づかせてくれたのがルービックキューブで、
そのおかげですんなり手放せた。
と、格好良く言いたいところだが、実際はそうではなかった。

ルービックキューブでその気づきがあったことはもちろんだが、
その前もずっとそんなサインがあり、その後もたくさん、
そういうメッセージが何から何まで身の回りに溢れていた。
「わかった、わかった。そうするしかないんだね。」
という諦めにも似た感覚が、そう自然と向かわせてくれた。


一からやり直しの取り組み

というわけで、本当に基本から振り返って学び直し。
それこそ、ルービックキューブで得たことを活かしての日々。

せっかくなのでその取り組みの一つを記念にここに残しておく。
これを懐かしく見る未来の自分を信じて、着実に進んでいく。

何かわかるかな〜?


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