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キャリア的視点402 -レジシステムの進化-

こんにちは(^^) ひだです。
皆さん普段顔ものをしていて、お会計時に何か変わったな、って感じたことはありませんか?
今日のテーマは、日常に溢れる「変化」です。

日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。


変化する

最近、色々なところで買い物をしていると、新しいPOSレジシステムをよく見かけませんか?
商品の入力は店員さんが。入金は少し場所を変えて客が個人で機械に行う。など。

コロナ禍の前から開発されていて、コロナ禍の中で、人と人が直接触れ合わなくても良い様にデザインされています。
きっと電子マネーが当たり前になっている国では、このシステムはできなかったのかもしれませんね(^^)

しかし何より圧巻なのが「UNIQLO」のシステムです。カゴごと台に置くだけで算出される。店員さんは商品に触れることなく。あのシステムをデザインした人は何をヒントに発想・開発をしたのでしょうか。気になります。
出来上がった後からみれば、
「ああ、なるほど。○○を◇◇すればできそうだな」
となるものですが、何もないところから考えるというのはトンデモナイ発想力だと思うのです。

これもイノベーションのひとつです。
そして生み出された優位性のあるものは、追随する同業他社に真似をされる宿命も持っています。ディファクトスタンダードの優位性はあっても、永遠ではないのです。
あのiPhoneですら、スマホ業界においてはandroidがすでに台頭してシェアを2分にしていますね。

UNIQLOの画期的なPOSレジシステムですらも、いずれは私達の買い物を楽にするという中で、他社に追いつかれていくのでしょう。私たち消費者にとってはありがたい話ではあるのですが、その信頼性の証明は必要でしょう。


変化に追いつく

私達もこのようなハードウエアの進化に置いていかれる訳にはいきません。
店舗で働いている人たちを筆頭に、私達はこれらの変化に常に対応しているのです。

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上の図はイノベーション理論を表しています。
何か変化が起きると、まず2.5%のイノベーターたちが反応します。これは個人個人の興味領域ごとに異なりますので、商品Aに対してはイノベーターになる人も、商品Bに対してはレイトマジョリティになる事も当たり前です。

イノベーター(革新者)が喰いつき、アーリーアダプター(早期適合者)が追随します。アーリーマジョリティ(早期多数派)が追い付いた段階で、約半数を占めることになります。ここまでを短期間に行うことでディファクトスタンダード(事実上の標準)となることが可能となり、市場独占状態に繋がります。
現在の日本におけるオンラインミーティングシステム業界における『ZOOM』が良い例ですね。名だたるMicrosoft・Googleを押しのけて事実上の標準と化していますね。

この様子はイノベーションが大小織り交ぜて、一年に何度も起こっているのです。家電商品の季節ごとの細かなバージョンアップも小さなイノベーションには違いはないのです。

そして私たちは、その変化に当たり前に対応している自分に気付いていますか? つまりそれは私達も少しずつでも変化を続けている証なのです。
変化はレジシステムだけではありません。世の中のあらゆるものが少しずつ変化しているのです。

私たちは胸を張って、自信を持って変化していきましょう^^



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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


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