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皇子原神社

最後の神社は高原町にある皇子原神社。神武天皇が幼少期に過ごした地域ということで、神社名も皇子が付く。
近くには神武天皇である狭野尊(サノミコト(を祀る狭野神社もある。

日向神話では、ニニギノミコトが天孫降臨し、現西都市でコノハナサクヤヒメと結ばれ、3人の男子が誕生。
三男のホオリノミコトが海から戻り、結婚したトヨタマヒメが出産したのが鵜戸神宮。その生まれた子が、乳母であるトヨタマヒメの妹(つまり叔母さんにあたる)と結婚し生まれた子が狭野尊。
日南市から高原町はけっこう離れているが、そこで幼少から青年期を過ごし、県北の日向から東征に出たということになる。(諸説あり)

皇子原神社は皇子原公園の中にある。ここの階段もけっこうな高さ。
霞神社のように、登り切ったと思ったら、また階段が。
社殿はかなりコンパクトで祠のようなもの。裏手に回ると石があった。
溶岩のような雰囲気の石。勝手な想像だが、隕石にも見える。

この社殿の周りは独特の雰囲気がある。表現できないのだが、妙に落ち着いていて、空気がきれいな感じがする。
隣の公園のゴーカートの音がするけれど、なぜか静寂を感じるところだ。

古墳も隣接しており、古くから多くの人が住んでいた場所なのだろう。

これで北斗七星めぐりが終わった。
周り方にルールもないが、私は南から回るようにしている。

ところで北斗七星について、理科で、北極星の位置の調べ方を教わった。ひしゃくの底辺の距離の5倍の位置に北極星があるというものだ。
霞神社と皇子原神社を結んだ距離の5倍の位置に北極星の場所があると思い、調べたら、実はあった。そこは火山湖で、とりまく山の上に巨石があるのだ。
次回はそこを紹介する。

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