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今、〈みずほ〉のリテール•事業法人カンパニーがnoteを始める理由

〈みずほ〉のリテール・事業法人カンパニー(以下、RBC)は、約2万7千人の社員が所属する〈みずほ〉の中で最も大きな組織です。個人のお客さまや次世代をけん引するイノベーション企業、大企業のお取引先等に、様々なサービスを提供しているため、所属する社員の業務も多岐にわたります。

2023年4月にRBCの人材戦略を担う部署がスタートしたことをきっかけに、この組織の業務や社員の想い、これからの〈みずほ〉の挑戦を多くの方に知っていただきたいと思い、公式noteを始めることにしました。

初回となる今回は、RBCの人材戦略や、人材育成に取り組む廣瀬部長に、noteでの発信に至った背景を話してもらいます。

<Profile>
廣瀬 正昭
リテール人材戦略推進部 部長
1998年入社。支店での6年半の中堅・中小企業向け営業担当を経て、広報部で4年、人事部で7年間業務に従事したのち、7年間大企業向けとして再び営業に従事。
2022年7月からRBCのリテール・事業法人業務部副部長として、人事、ITシステム、管理業務などを担当。2023年4月より現職。RBCの人事企画、採用、育成、運用等の責任をもつ。

〈みずほ〉の中でも自己実現の幅が広いRBCの魅力を多くの人に知って欲しい

──まず、今回noteで紹介するリテール・事業法人カンパニーについて教えてください。

リテール・事業法人カンパニー(RBC)は、〈みずほ〉の約半数の社員が所属する非常に大きな組織で、個人のお客さまから大企業のお取引先まで幅広く担当しています。

法人に関してはイノベーション企業や大企業、官公庁、中堅・中小企業等、様々なお客さまと取引があります。「ともに挑む。ともに実る。」というパーパスの通り、様々なソリューション提供を通じて、事業成長・企業価値向上に貢献することを目指しています。

個人のお客さまに対しては、資産形成・運用・承継を通じた資産所得倍増に向けた挑戦と、デジタル、対面を融和したお客さまの利便性向上に取り組んでいます。

こうした法人・個人双方の顧客提案の基盤となるのは堅確な事務です。銀行の窓口でも高品質かつスピーディーな事務処理力をベースに、お客さまへサービスを提供しています。

──今回、外部発信に力を入れようと思ったのはなぜでしょうか。

一つは、多様さゆえのわかりづらさを解消したいと思ったからです。先ほどお伝えしたようにRBCの業務は非常に多岐にわたっています。一方で、採用活動、とくにキャリア採用に関する情報発信が少ないため、面接をさせていただいても、具体的な業務内容や役割をイメージできていない方が多いように感じていました。

〈みずほ〉は、金融機関として採用活動でもある程度認知されていると感じています。ただ、将来が予測できない、変化の早いこれからの時代を考えると、金融以外の専門性をお持ちの多様な人材の参画が必要であり、採用活動においても新しい挑戦の必要性を感じていました。
 
〈みずほ〉では、2024年からグループ全体で新しい人事の枠組み、〈かなで〉が始まりました。それを踏まえて、昨年4月からリテール人材戦略推進部という組織を立ち上げ、新たな挑戦を始めています。その一つが外部への情報発信強化です。多様な考えや価値観を持った今の転職者に向けて、noteを使った新たな情報発信をしようと考えたのです。

伝えたいのは金融が持つ力と多様で魅力ある人材

──廣瀬さん自身が感じる〈みずほ〉の魅力とはどんなところにありますか?

伝えたいことはたくさんありますが、特に魅力に感じているのは次の3つです。
 
一つ目に、経済が大きく変動している中で、金融の価値や輝きはこれからも変わらないということです。お客さまが成長している時も、逆に苦しい状況にある時も、金融をベースに更なる挑戦を支えたり、ダイナミックな提案で競争力強化に取り組んだりする主役はやはり金融機関になると思います。
 
〈みずほ〉は“One MIZUHO”の言葉通り、銀行・信託・証券等がグループ一体となって、様々なステージにいるお客さまの多様なニーズにお応えすることができます。その経験は自身の成長につながることはもちろん、そうしたサポートを通して、お客さまと一緒に幸せを感じられる瞬間に数多く出会うことができます。
 
二つ目は、豊富な経験や高い専門性をもつお客さまと協奏できることでしょうか。特に創業オーナーや、自社・産業全体の将来を考えている企画部門の方々等とのディスカッションは、日常ではなかなかできない特別な機会です。当然ながら、私たちもそうした方々に少しでも多くの価値を提供できるよう、しっかり勉強する必要はあるので、専門性も大いに身につきます。そのため、非常にやりがいも感じることができる環境だと思います。
 
そして三つ目に、リスペクトできる社員が多いことです。急速に変化する今後の経済においても、人々の生活の根底に金融があることは変わらないと思います。その中で、私たちはその時代の様々なお客さまニーズに合った提案をし、お客さまに寄り添う仕事を行っていく必要があります。
 
〈みずほ〉には、お客さまのことを考え、専門性が高く人間力がある魅力的な人材が多く集まっています。私たちは、今後も多様な採用方法を通して、リスペクトできる人材をどんどん増やしていきたいと思っています。なぜなら、そのような人材の存在こそ、お客さまから〈みずほ〉が選ばれ続ける理由になると信じているからです。

──魅力的な人材を強みの一つとして挙げられましたが、これには〈みずほ〉の社風や人事制度が影響していますか。

〈みずほ〉の源流の一つである日本初の銀行、第一国立銀行が創設されてから今年で150年が経ちました。〈みずほ〉には、渋沢栄一や安田善次郎等数多くの先人たちがフェアでオープンな姿勢と先見性をもって社会経済の発展に挑んできたDNAがあります。そうしたDNAは現在の私たちにも受け継がれており、誰よりも先駆けて変化し、新しい価値を生み出そうとする姿勢に繋がっているのかもしれません。
 
また、仕事の役割や職務が多種多様なことも、魅力的な社員を生み出す源泉になっているかもしれません。〈みずほ〉には、仕事の百貨店と言われるほど様々な役割、職務があります。個人、法人といった対面ビジネスだけではなく、DXにも力を入れており、デジタルを活用し、新しい価値を創造していくことに取り組む部署もあります。また、将来的にマネジメントを目指していく際にも、部店長や事務マネジメント、営業サポートマネジメント等、実に多様な職務があります。
 
自ら手を挙げて異動を実現するジョブ公募等、会社としてもチャレンジを推奨しているので、実際に多くの社員がこの制度を活用し、自らのキャリアを切り拓き、周囲と切磋琢磨しながら自らの専門性を高めています。
このように、〈みずほ〉には幅広いキャリアの選択肢があり、それぞれの分野で専門性が高く魅力的な社員がいるから、お互いの専門性を認めてリスペクトし合えているのかもしれません。

大事なことは「お客さまのために挑戦し続けられるか」

──これから必要な人材とはどのような人ですか。

テレビの影響もあってか、採用面接で「銀行はノルマや目標達成をしないと居場所がなくなるのか。数字だけで評価されるのか」等と聞かれることもあります。それはまったくの誤解です。
 
私たちの役割はお客さまの資産所得の増加や幸福な生活実現のために、企業価値の向上や事業成長のために、何をするべきか考え実行することです。そうした取り組みが評価されますし、「ともに挑む。ともに実る。」を実行する人を大事にしています。
 
先の見えない不透明な時代、お客さま自身もそれぞれの課題に対してどうすればいいのか、すごく悩まれています。その課題を解決する提案の難易度は、昔よりも上がっていますし、そのために相当の準備が必要です。だからこそ、お客さまが気づいていなかった半歩先を行く提案ができ、お客さまにご評価いただいたときの喜びは何事にも変え難いものになるはずです。ぜひこうしたことにチャレンジしてみたいと思われる方がいれば、一緒に新たな潮目をつくっていきたいですね。

──では、実際にどんな人を採用していきたいでしょうか?

前向きで好奇心を持って仕事に取り組める人、些細なことでも楽しみを見つけて仕事を楽しめる人にきて欲しいですね。あとはやはり志を持っている人に参画していただきたいと思っています。
 
私たちは150年の歴史の中で、お客さまの成長や日本経済の発展に貢献してきたという自負があります。これからさらに150年、またそういった思いを繋いでいくためにも、大きな志を持った方に来ていただきたいです。
 
実際に中途入社の方はどんどん増えており、組織に新しい視点や価値を次々と生み出してくれています。そうした様子もこれからnoteで発信していきたいと思います。
 
新たな価値を生み出す人やチーム、仕事の内容や役割、一人ひとりが持つ業務への誇りやお客さまへの想い、情熱等をお伝えできればと考えていますので、〈みずほ〉を知る一つのきっかけとしてnoteをご覧いただけるとうれしいです。

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