【SV S14 最終185位/レート2065】びりびり迅雷カミライコ
パーティ
構築経緯
例によって終盤になってもいい構築が思いつかず、困り顔で強者のランクマ配信を見漁っていたところ、タケルライコが光って見えたので軸にすることに。弱点保険や眼鏡など様々な型を試した結果、地面タイプを水テラバで破壊できじんらいで有利な択ゲーを仕掛けられる水テラス残飯ライコが最強だと感じたため、それを中心にパーティを組んだ。新ポケ使いたかったし。
後発のライコにテラスを切りたいため、初手要因としてテラス無しでもある程度打ち合いが可能なポケモンとして弱点保険4Wカイリュー、初手カイリューで勝てない竜舞スケショカイリューに切り返すことができ、裏のライコの起点作成も可能な襷でんじはハバタクカミの2体をまず採用し、ライコと合わせて基本選出とした。
ここまで初手のパオジアンに勝てないためスカーフ水ウーラオス、初手のカイリューで対処の難しいハッサム入りサイクルやディンルー展開に強く、胞子の一貫も切れる炎オーガポン、最後に受け寄りの構築に出す挑発ガチグマを採用し、完成！！！！
個体紹介
タケルライコ＠たべのこし
テラス：水
特 性：古代活性
実数値：219(212)-×-127(124)-187(100+)-110(4)-112(132)
技構成：じんらい/10万ボルト/テラバースト/瞑想
HB：意地ウーラオスの暗黒強打を食べ残し込み乱2(3.9%)
意地霊獣ランドロスの地震をテラス後食べ残し込み確3
HD：臆病ハバタクカミのムーンフォース確2
C：余り
S：無振り91族抜き
軸。テラスは9割こいつに切った。恵まれた耐久とリーチの長い先制技により、ありとあらゆるポケモンを起点にして全抜きする。特にじんらいと残飯の相性が良く、択ぶって変化技でじんらいを躱すなら俺は回復するよ？って主張ができる。あと首が長くて視覚的にも楽しい。
一回おそらく同型のライコミラーで素テラバ合戦が発生して面白かった。
カイリュー＠弱点保険
テラス：鋼
特 性：マルチスケイル
実数値：191(196)-200(220+)-125(76)-121(4)-122(12)-90(-)
技構成：アイアンヘッド/しんそく/けたぐり/りゅうせいぐん
基本選出のつもりだったがハッサムやパオジアンが多くあまり選出できなかった枠。最初はけたぐりの枠がランドロス等に打つためのれいとうビームだったが、ランドロスにはとんぼがえりで躱されたり鋼に打てる技が無さすぎたりと散々だったので変更した。結果的に重かった赫月ガチグマへの打点が増えて好。
りゅうのまいやアンコール入りのカイリューよりも初手飛行テラバとか両刀4Wとかの方が雑に使えて好き。
ハバタクカミ＠きあいのタスキ
テラス：ステラ
特 性：古代活性
実数値：131(4)-×-75-205(252+)-155-187(252)
技構成：ムーンフォース/祟り目/でんじは/ちょうはつ
2手目に出して起点作成したり運が良ければ一匹持ってける枠。ブーストエナジーでないカミに意気揚々と出てくるスカーフ水ラオスを裏のライコで起点にする動きが強力だった。また、選出画面で止まりにくい鉢巻パオを襷で返り討ちにする場面も多く、総じて襷が構築にマッチしていた。
壁展開やステロへのちょうはつ、ステラによる見えない火力増強など、できる事が多い非常に器用なポケモンだった。
ウーラオス(れんげきのかた)＠こだわりスカーフ
テラス：水
特 性：不可視の拳
実数値：175-200(252+)-121(4)-×-80-149(252)
技構成：水流連打/インファイト/とんぼがえり/アクアジェット
パオジアンに対処するスカーフ枠。低速寄り構築の素早さを補填してくれていた。概ね不満なくパオジアンに対処してくれていたが、最終日に電気テラスオボンに3回当たって綺麗に処理されたのが悔しかった。元々アクジェの枠はアイススピナーだったが、一回も打たなかったので変更した。アクジェも打たなかった。
オーガポン＠かまどのめん
テラス：炎
特 性：型破り
実数値：185(236)-144(28)-144(212+)-×-117(4)-134(28)
技構成：ツタこんぼう/パワーウィップ/じゃれつく/でんこうせっか
カイリューが出しにくい場合の初手枠。最終的にカイリューよりこっちの方を多く出していた。後発から出すこともあり、構築単位で打たれがちなフェアリー技や草技の一貫を切りながら戦えるのが偉い。また、地面や草タイプへのテラス強要能力が高く、裏のライコを通す展開に繋げられた。
パワーウィップの命中をずっと80だと思っていたがよく見たら85だったのですこし得をした気分になった(日記)。
ガチグマ(アカツキ)＠シルクのスカーフ
テラス：ノーマル
特 性：心眼
実数値：215(212)-×-147(52)-198(196+)-86(4)-78(44)
技構成：ブラッドムーン/ハイパーボイス/しんくうは/ちょうはつ
受け対処枠。前期の構築記事の中で一番強そうなポケモンだったので使ってみたら本当に凄かった獰猛な熊。火力アップアイテム込みブラッドムーンの超火力とちょうはつの組み合わせで多くの受けサイクルを破壊した。また、ディンルー等のステロ展開にもちょうはつを合わせられるのが面白い。
選出
カイリューと炎ポンで刺さってる方→カミ→ライコ
これを基本にして、ステロ、壁展開にはカミを初手にする、パオジアン入りには水ウーラオスを出す、他でテラス切りたいからライコを出さない、等を考えながら選出する。
重いポケモン
後発エナジー瞑想痛み分けカミ：こちらのカミを上から処理され、ライコとカミの瞑想の積み合いになる。上手くじんらいを合わせられるかの勝負。
どくびしオオニューラ：初手カミで挑発を押して普通にフェイタルクローを押されると厳しい。どくびしも回収できなくて厳しい。
タケルライコ：竜技持たれてると誰も勝てない。
結果
TN：ほわろり
最終185位
レート2065.899
あとがき
中盤～終盤にかけて別ゲーに熱心に取り組み過ぎた結果、構築のこの字もないまま終盤に突入してひどい目にあったので、来期はもっと対戦回数を増やしたいですね。
所謂ポケモン界隈との繋がりが薄い(無い)ので、レンタルパーティのポケモン全部自己産なのちょっと面白いです。構築記事最後の個体を貸してくれた○○さんみたいなやつ、結構憧れがあります。
それでは、ここまで読んでくれたあなた！ありがとうございました。
参考記事
カイリューの型
ガチグマ(アカツキ)、ハバタクカミの型
オーガポンの型
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