映画紹介「日日是好日」ネタバレあります
ちびまる子ちゃんの前後に、樹木希林さんや黒木華さんなどが出演されている映画
「日日是好日」をちょっとだけDVD鑑賞です。
お茶の先生との交流の映画というには違う気がします。
わたし自身は、自分の仕事人生とか、
物書き修業の道に当てはまるように見えて、
興味深く見ていました。
主人公にとってのお茶とは何か?
一生かけて追い求めていくものなのでしょう。
(なお、主人公は大学卒業後、フリーライターの先駆けのような職業についたというので、文章上手いのでしょう。羨ましい)
大学卒業前に、就活に敗れてしまった主人公が、「道」という映画についていとこに語るシーンがあるのです。
(子供の頃、大したことない映画だと思ってたけれど、
今見たらすごい映画だった。
この映画で感動できなかったら人生損したって思うほどに)
と熱を込めて語る主人公に対し、
就活に内定したいとこ(多部未華子さんが演じている)
が「それで?」とドライな自然な感じで問う。
このいとこは、就活で内定をいくつも得られるタイプの人に見える。話すことが巧みそう。
それに対して黒木華さんの演じる主人公は、どうだろう。
思いの深いところを言葉にしづらいタイプなのかもしれない。(わたしに似たタイプというのか)
いとこは、主人公が言いたいことを的確にまとめて、「それで?」に続けるのでした。
今回鑑賞しなかった部分では、後から来た子がすごく
お茶のセンスがある、みたいなシーンもあり、
本当に人生そのものみたいな映画です。
これ、今は亡き義理のお父さん(主人のお父さん)と
映画館で鑑賞した映画でもあり、
忘れ難いものです。
作中に描かれる「身近な人がいなくなってしまう」という現実も、今改めて見てみると重みある、というのか。
本当にそうなんだな。と深くうなづきます。
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