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【高橋 瑞恵】2021.12.11ウィンターサイクルマラソンinそでがうら レディース優勝&2Hエンデューロ2位

今年最後のレース。
チームからは4時間エンデューロの主人とTOMIくん、2時間エンデューロは私とYOPIさん、サイクルフルマラソン(42.195km)にエンドウくん、サイクルセンチュリーマラソン(100km)にオクダくんがエントリー。さらに私は、レディースクラスのスプリントレースと2種目のエントリー。

朝はグッと冷え込み、強風になることが多い会場。今日は風がほとんど無くて、日が出ると日差しも強くなっていきポカポカし始めて気温も上がっていった。


まずはレディースクラスのスプリントレース。
エントリーリストに全日本TTチャンピオンの樫木選手の名前が。彼女には到底敵わないけれど、少しでも食らいつきたい思いはあるのでローラーでしっかりとアップをしたのちスタートラインへ。スタートラインで樫木選手と少しお話しをし、彼女はオープン参加で今回着には絡まないとのこと。

スタートし、MATRIXの招待選手と大学生の招待選手の後ろに樫木選手が入ってトレインを作ってくれて、私は樫木選手の番手をとって走行。1周目からレディースクラスの出だしとしてはペースが速いかも?と思いつつキツくはなかったのでそのまま1周回を終える。
2周目に入って最初の短い登りで大学生招待選手がグッとペースを上げてそのままのペースで下りに入り、下りきってコーナー出口からの短い登りも招待選手の引きが強烈で何とかついて行けたけれど、ここで私より後ろの選手はみんな切れてしまい招待選手達のトレインに選手は私1人に。ここで勝負がほぼ決まってしまった模様。最終コーナー手前で私が「後ろに誰も居ないです」と声を掛けさせてもらうとやっとペースが少し緩くなってくれて私も息を整えることができたがそれも束の間。

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3周目に入ると招待選手達の強烈な引きが始まり、最初の登りで私があっさりと切れてしまったのを、樫木選手が私のペースで一緒に走ってくれて大助かり。MATRIXの招待選手もペースを落としてくれ、私に「頑張ってー」と声をかけてくれて天国と地獄を一度に味わった3周目。
4周目は樫木選手が引いてくれ、最終コーナー手前から先行させてくれてゴールラインへ。ゴール後は、招待選手にお礼を言ってクールダウン。
MATRIXの選手達や樫木選手と走らせてもらえるなんて、とても貴重な経験をさせてもらった。


スプリントレースから約3時間後に2時間エンデューロ。
気温もまだ上がっていき、風も変わらず穏やかで日差しも強くて服装に悩んでいたら、サイクルフルマラソンを優勝したチームメイトのエンドウくんから、これからまだ暑くなるからインナーは脱いだほうがいいとアドバイスをもらったので、冬用インナーを脱ぎ、腕とヒザを出して準備。このアドバイスはとても大きかった。

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YOPIさんとスタート位置を前方に位置し、12時30分スタート。

先日のサイクルジャンボリーの経験もあって、序盤は先頭集団の中に埋もれて走行。もうすぐペースが落ち着くだろうと上げ下げのインターバルにも耐えていたが、30分近く経ってもペースは落ち着くことはなく私がインターバルに耐えられなくなって集団から千切れてしまった。この集団内には同じカテゴリーの女子選手が私の他に1名居た。まだ諦めていないけれど、このまま順位は落とさないよう頑張ろうと走行するが、なかなかペースの合う集団が居なくてペースダウン。
スタートして1時間経過するあたりで後ろから大きめな集団と合流すると、その中にYOPIさんとWCUのケイコさんともう1名同じカテゴリーの女子選手が3名発見。残り1時間はこの集団から切れないように集中して走行するが、真っ直ぐ走れない選手や後ろからいきなりペースを上げるが結局集団に戻ってくる選手が多数居て、みんなで疲れてしまう効率の悪いペースになることがしばしば。4時間エンデューロ女子で優勝された篠さんもこの集団で一緒だったが、彼女と私とYOPIさんとケイコさんの4人で前を固めてローテをしている時はペースが一定で、安心して走行出来た。2時間優勝された女子選手は先頭集団についてずっと走っていて、既に3回ラップはされていたので桁違いの強さ。2位であろう選手は私よりも先を走っていてまだ追いつかない状況。

残り時間もわずかになってきて残り7分ちょっとでコントロールラインを通過。少なくともあと2周という心構えを作っておく。集団の頭を取ればおそらく3位だろう。最終周は女子勢の後ろでずっと脚を貯めている選手達が出てくるだろうから、それに巻き込まれないよう無事にゴールしたいところ。ここでYOPIさんが「後ろで待機しててくださいと」声をかけてくれたので安心して彼女の番手死守でラスト1周に入る。残り半周切ってゴールスプリントの準備。
篠さんが先頭でペースを上げ始め、番手にYOPIさんがいてさらに私。最終コーナーを立ち上がったあたりから私が掛け始めるが、もう既に脚がいっぱいで掛かりが悪く一度腰を下ろしてしまったが、後ろから刺されたくない一心でもう1度腰を上げて踏み、女子選手の頭はきっちり取る仕事は果たせたかな。後ろにずっと居たと思われる男性選手もそんなに前に出てこなかったので、ゴチャゴチャせず無事にゴールできて一安心。
先行していた女子選手は終盤で失速していたようで私が2位、YOPIさん3位と素晴らしい結果に、2人で何度もハイタッチ。YOPIさんは私の後ろにつき直してゴールしたと言っていたので、ものすごい強さを見せてくれた。

今日は落車が多数あったようで、そんな中チームメイトはみんな無事に終わってよかった。今年最後のレースもいい成績で締めくくることができてよかった。

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