【全文無料】オリジナルレギュ 樹食バース 全解説【圧倒的内容密度】
※随時追記していますので、内容が読む日によって変わっている場合があります。ご了承ください。
※また、文がところどころ汚い部分がありますが、僕の記事の味だと思っているのであまり気にしないでください。
※最後に100円の投げ銭がありますが、記事自体は全文無料です。
ご質問などありましたらM!zu-(@mizu_water_1374)のDMやリプライまでお気軽にどうぞ。
更新メモ
12/13 対面勝率、ポイントを追記しました。
12/13 新殿堂に合わせて新型を模索中です。デッキの進化にご期待ください。
前書き
初めましての方は初めまして。そうでない方はまた見てくれてありがとうございます。普段は主にZweiLanceのDM大学でリモートライフを満喫しているM!zu-(ミズ)と申します。今回は本気で半月ほどかけて調整した樹食バースを隅から隅まで解説します。
簡単に言えばこのデッキは設計図系で大量に手札を抱え、樹食で一気に墓地に送り、GTやウラギリダムスからフシギバースでギガンディダノス、ブラキオ龍樹を出して封殺するデッキです。コンセプト上墓地メタを受けにくく、また環境にいるデッキにはGTですでに詰むデッキもあるため、その点も非常に環境とマッチしており、メタ読みが刺さればたいていのデッキをなぎ倒すことができるデッキパワーの高い山に仕上がっています。
対面にもよりますが、プレイしてみないとわからないことが多く、墓地の枚数と手札枚数、マナ管理、盤面と相手の公開領域をしっかり把握しなければならないというプレイングがだいぶ高度なデッキなので、この記事を読んで採用カードを把握し、なぜそのカードが採用されているのかを知り、構築を自分色に染め上げていってください。あくまで今回は僕自身の結論を述べています。
それでは本編です。
GT型サンプルリスト
採用カード
・巨大設計図 4枚
・超七極Gio/巨大設計図 4枚
・樹食の超人 4枚
墓地肥やし手段。巨大設計図のハズレは呪文verのみ。手札たくさん抱えて樹食で一気に落としてコンボ開始。
・偽りの名13/種族選別 3枚
設計図と並んで手札を増やす。4枚積んでもいいがが他に枠を割くために3。
イチゴの方が…という声があるが設計図引けないときのリカバリーが効かない。絶対に採用すべき。
・レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ 2枚
初動兼墓地肥やし兼手札補充兼受け(役割多すぎやろ)
無駄がない。余ったマナで打てばいいというものでもなく、たまに単色として活用することもあるので特に1ターン目に打つときは注意。
この構築だと一番テクニカルに使えるカード
・龍装鬼オブザ08号/終焉の開闢 3枚
初動兼除去札
黒単色もえらい、やはり4投したいが枠の都合で3
・ブラキオ龍樹 3枚
こいつはギャイアより偉いかもしれない。超強力フィニッシャー、4ターン目までに絶対引きたいから3。2でもいいかもしれない。
・大樹王ギガンディダノス 3枚
同じくフィニッシャー、同理由で3
全ハンデスでもあるしビート系は基本詰み
・大魔王ウラギリダムス 2枚
ミクセル1枚ならこれで貫通できる。不可能を可能にするカード
敗北回避+除去耐性も強いし、山回復もできてフシギバースで盤面増やしたりマナを爆盛りできる。
3積んどきたいけど2が限界。ルーターと受け減らしてまでは採用したくない。
・暴走龍5000GT 4枚
こいつはフィニッシャー。いるのといないのとではやはり違う
ミクセル系が横並びした際にまとめて焼ける唯一のカード
またフィニッシュ能力も環境の刺さりがよく、ジョー星、赤単、墓地退化は出せばほぼ勝ち。
無理やり自身のマナをランデスしてでも出せば勝てるのが強い。
・百万超邪クロスファイア 2枚
赤の枠。たまにG・ゼロでセガレ処理したりする
タダで出てくるのが強力だし、後述のドマンモとの相性もいい
盤面除去、打点増強、バースの種あらゆることをやってのける
出すときはガイアッシュだけケアすること
・ドマンモ龍樹 2枚
こいつは簡単に言えばグレイトフルベン。
ハンデス効果はおまけみたいなもので、マナから出す方がメイン。樹食でビッグアクションした後の動きを補助する役割。
GTファイアとバースでぐるぐるして盤面作る間にハンデスできるし、ウラギリバースでマナ爆盛した後グルメ出すときにランデスしてまた墓地からバース使いまわせる。動きを柔軟にしてくれるカード。
樹食するときにあればうれしいけど、なくても成立はするから2枚。
・トリガー枠 4枚
撃墜医スパイナーを採用。トリガーについてはまた別記する。
不採用カードについて
・轟轟轟ブランド
必要だと思う場面が全くなかった。こういう時に強い、ああいうときに強いという話も聞いたが、すべてGTやクロスファイアで代用の利くことが多かった。後述のように色配分的に赤の枚数も増やしたくないので不採用。
・カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」
設計図で拾える能動的に手札を切れる呪文。赤を増やすなら採用は検討してよい。中盤に引いたバース系を墓地に落とせるのが強み。今回は色配分で不採用。
・八頭竜ACE-Yamata / 神秘の宝剣
設計図で拾える質のいいブースト。上面も悪くはない。ただこのデッキに置いてカードを使用してブーストをする行為は手札を増やす行為よりも基本的に弱いため非採用。ただし試行回数が少なく、検討は必要。
トリガー枠について
デアリ型ではトリガーにさける枠は4枚。多くても6枚が限度である。黒緑型ではもう少し多く採用できるが、いろいろな点で制約がある。今回はよく採用されるトリガーをざっくりと紹介する。
撃墜医スパイナー
現環境最も丸いとされる択。どの対面でも腐りにくい-3000×3の除去は優秀以外の何物でもない。SSTの強みが生かせないのが気になるかもしれないが、そんなことを感じさせないスペックを持つ優秀なトリガーである。黒単色で色としても非常に良い。
シリウ・ヘブン
筆者の激推し。スパイナーと違ってバルチュリスを止められるのが一番のメリット。除去がアンタップのみに限定されているが、その分パワーに縛られないのが強み。
SMAPON
赤色でトリガーだと最強格。SST効果が何よりも優秀、また2000以下全破壊はミクセルなどのメタクリーチャーを破壊する、赤単の打点消しなどで非常に有効で、腐りにくい。後に述べるが赤単色は邪魔になることが多く、採用する際は注意が必要。
閃光の守護者ホーリー
色は合わないが状況によっては使える。
魔刻の騎士オルゲイト/「全員、地獄送りだ!!」
ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ
ツインパクト特化型にのみ採用検討。質はよくないので量を積まないといけない点が難点。
色配分について
赤6枚
最初見たときは自身も「本当に回るのか、事故が多いのでは」と感じたが、回してみるとむしろこのくらいの赤枚数がちょうどいいと言える。
GT以外で赤マナが必要になるタイミングがないので、4ターン目までに2枚引けていればよい。4ターン目に動く際は先行でも初手+ターン開始時ドロー3回+設計図2回の合計16枚ドローで引ければいい。最悪GTさえ出せればロックできる対面に対しては赤セットからの設計図でさらに4枚増やし、そこでGTを拾うことで樹食からつなぐことができる。
赤6枚でも十分に回すことが可能で、むしろ増やしたくないと感じる。
増やしても8枚が限度、10入れると事故が増えると思う。
黒緑多色5枚
初手埋めできると強い。意外と色マナ管理が難しいデッキなので多色でごまかせる点は多い。ダノス、ドマンモ2種ともバース持ちなので最悪樹食から墓地に落として利用も可能(この点はブラキオも同じ)。
黒単色9枚
文字に起こすと「こんなに少なかったのか」と思う枠。
ダノスのバースに黒が必要なので、気を付けてないと色マナでダノス出せなくて詰む。受けが黒単色でないといけないのはこれが理由
緑単色20枚(16枚)
手札補充などのリソースは全部緑に頼っている。大体全部必要な枠なので抜けない。マナが緑過多にならないようにだけ注意すべし。
4ターン目の理想マナ配分は「黒緑、黒、緑、赤」の4マナ
これを目指すとよい
黒緑型
サンプルリスト
黒緑型の強い点
・12枚採用の受けで赤単や閃系統のデッキに轢かれにくい
・ツインパクトマップの当たりが増え、レレディを実質1コスト1墓地肥やしとして使える
・イチゴッチタンクの採用により3ターン目に設計図を2回打つことが可能(巨大設計図依存度が高すぎるので嫌な場合は種族選別に変えるとよい。筆者はそう)
黒緑型に比べてGT型が強いと言える点
・GTを出したら勝ちの対面が環境に多く存在する
これが何よりの理由である。現状の構築では赤単、ジョー星、墓地退化の3つが当たる。自身のマナを削ってでも墓地を肥やし、GTを立てることで勝利につながるのは一番のメリットではないだろうか。
・打点形成力
どうしても呪文トリガーだけはどうしようもないデッキだが、打点でカバーすることが可能。雑に5点分(GTとファイア)増えるのはえらい。ドマンモをうまく扱える点も非常に優秀。
・メタの多面展開に強い
そもそもが苦手なミクセルだが、GTで盤面をリセットする分優れていると言える。特に多面展開されたときに強い。ミクセル+とこしえのようなメタを一発で貫通できるのは強みと言えよう。もちろんGT型にもウラギリは入っているので黒緑と同じようなメタ貫通も狙える。
ツインパクトマップ重視GT型
後で追記します。
各対面勝率等
検証して随時追記していきます。
vsガイアッシュ覇道
・GT型 8割
GTでカツキングの使用を封じれるのが最大の強み。GT出してドマンモ出してエンドでよい。
次のターンにダノス+ブラキオで蓋ができ、安定して勝つことができる。
・黒緑型 やや有利か(検証不足)
GTがないことでブラキオのみやダノスのみでは超えられてしまう危険性があり、GT型に比べるとやや不安定さが目立つ。しかし受けがある分その点をカバーできる。
vs赤単我我我
・GT型 5分
先に走られることが多く、トリガーを1枚でも踏んでくれないと勝ち目がない。ただしGTさえ間に合ってしまえばほぼEXwin。スパイナー1枚踏めば盤面壊滅、返しやすくなるため多い環境では絶対にスパイナーを採用しなければならない。
・黒緑型 8割
受けがある分GT型より勝率は高くなる。返しに増えた手札からウラギリバースして勝ち。
vsジョー星ゼロルピア
・GT型 8割
GT出してもブラキオ立てても勝ち。先に動かれない限り大丈夫
・黒緑型 6割
ブラキオがないとしんどい。GT型より明確に不利な点が多い。ただブラキオさえ立てられれば結局勝てるので有利。
vs墓地退化
・GT型 8割
GTでもダノスでも勝てる対面。ただし秩序の意思採用型だとGTだけでは怪しい場合アリ、6-4との情報も
殴るときはバイケンだけケアするのを忘れずに
・黒緑型
vs5cターボロスト
・GT型
・黒緑型
vs青単スコーラー
・GT型 微不利(4~4.5割)
とにかく先手が有利、というか先手が基本勝つ。4ターン目GT→5ターン目GT維持しながらブラキオを目指そう。
カージグリだけは重いので出せたとしても4ターン目にGTを下げてまでブラキオを出してはいけない。
また、マナが増えるとどうとでもなってしまうのでダノス着地はご法度。
またGT+ブラキオの盤面を作っても返されることはあるので体感微不利。
・黒緑型
vsラッカ鬼羅star
・GT型
・黒緑型
vsシータ閃
・GT型 不利(9-1はありそう。筆者は勝てたことがない)
最近流行りのツネキン採用型での検証結果。ツネキンが重すぎてゲームにならない。ドルガンノヴァが重すぎるし逆立ちしても勝てる気がしない。こればかりはガン不利対面。あきらめよう。
・黒緑型
vs赤黒邪王門
・GT型 5分~やや有利
ダノスが終着点。GTを出して盤面をコントロールしたりウラギリでガシャドを焼いたりしながら頑張ろう。GTの時は瞬閃と疾駆と双撃の決断だけはケアすること。邪王門からバサラをめくられると危ないので殴るときはしっかり過剰打点を作ることを意識。
・黒緑型
vs青魔道具
・GT型
・黒緑型
vs赤白閃
・GT型 5分~微不利
受けが薄いので踏んでくれないとほぼ負け。正直しんどいがGTでまくれることもある。GTだけでは勝ちではないのがネック。ミクセルなどのメタカードはつらいが越えられなくはない。
・黒緑型 5分~微有利
バルチュリスだけはどうしようもないが、受けがある分やや強めに出れる。
切り返しができる点では黒緑に軍配が上がる。ミクセル多面だけはあきらめたほうがいいかもしれない。
vs青白ネバーループ
・GT型 5分~微不利
ダノスが終着点になるが、盾次第で返される。プレイング要検討だが本質的に厳しいか
・黒緑型 微不利(4割程度)
本質はGT型と変わらないが、打点形成力が不十分な点が災いし、GT型よりは勝率低め。
vs5cネバーループ
・GT型
・黒緑型
vsベアフガンガンオー
・GT型
・黒緑型
vsミラー
先にブラキオ立てた方の勝ちです。
最後、投げ銭してくれたら悶え喜びます。
ここまでの長文を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
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