On Mother’s Day

昨日は母の日🌹

4年前。
嫁いでから毎年、当たり前のようにやっていた行事が何もできなくなった。母の日も祝わなくなった。

怒り、憎しみ、虚しさ、嫌悪感。
毎日毎日ドロドロのぐちゃぐちゃな心で、
これまでに感じたことのない感情を、何度も何度も味わった。心が深く深く傷ついていた。

そこから、人を信じることができなくなった。誰かに対して心を開きたいと思う度に、強烈なフラッシュバックが襲った。近づきたいけど、動けなかった。心を開きたいのに、わたしの意思とはうらはらに、真っ先に身体が先に反応した。怖い。
近づきたいのに近づけない。
伝えたいのに伝えられない。
それでも近づきたいと思う度に、かさぶたになりかけた傷口が、何度も何度も開いた。
痛かった。痛くて苦しくてたまらなかった。
そして、孤独だった。
ただ、この長いトンネルを抜けた先に光があることだけは、なんとなく分かった。
いつかきっと終わる、その日まで歩き続けよう。そう信じて、毎日生きてきた。



それから4年が経って、、
全てが癒えたかと言ったら嘘になるけど、
もう十分だという想いもあった。

もう一度、自分の愛を恐れずに伝えたい。
今なら、もう一度その願いを叶えられる気がする。

そして、昨日はそれが叶った。

名付けて母の日、餃子パーティー♡
みんなを招いて、一緒に餃子を包んだ。アツアツのホットプレートで餃子を焼いて、ホカホカをつついた。
いつも、少量でいいからいいお肉か食べたいと言っていたお母さんの要望も叶えたくて、お肉も焼いた。
お酒も回った。ほろ酔いになりながら、みんなで色んな話をした。

あの日を境に、きっと一人一人が旅に出て、その過程で同じように、たくさん苦しんで、傷ついて、何度も何度も揺れ戻しにあいながら、ここまで来たんだと思った。
相手を、そして自分を許すという一番難しいことをしてきたんだと思った。
それが、なんとなく分かった。
それはやっぱり、家族だったから。

わたし一人じゃなかった。
わたしは、一人じゃなかったんだ。
4年間という年月は長かったけど、それはわたしの本当の願いを知り、そしてそれを叶えるための大切な時間だったと、いま思う。


蟹座の月は、お母さんの月。
家族が何より大切なお母さんの願いが、きっと叶った日。
そしてきっと、家族みんなの願いが叶った日。

もう一度、この家族が大好きだって
やっと言えたよ🌹



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