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模写で得られるもの 効率的に上達するには

みなさん、模写って何か知ってますか?
模写は絵や写真、実際に目で見た景色などを紙や何かに描き写すことです。
絵を上達したいと思ったらまずやっておくべきことでしょう。
この記事ではその模写で得られるものについてご紹介していきます。

▪️模写で得られるもの

模写をすることで得られるものはたくさんありますが主に三つ、

観察力が鋭くなる

絵を描くのに必要な知識が増える

絵を描くのに慣れる

どれも絵を描くのにとても大事なスキルです。それではなぜそれらが必要なのか、なぜ模写で鍛えられるのかを解説していきます!

○観察力が鋭くなる

ここでいう観察力とは、今自分がなにを見ていてそれがどういう形をしていてどんな色で...ということを理解する力のことです。
これがなぜ必要なのかというと、人間は見たことがないものを描くことができないからです!
人が笑っているところを想像してください。目はどのくらい開いていますか?口はどんな形をしていますか?それを正確に描けますか?
できない方の方が多いと思います。
普段見ているようでしっかり観察はできていないことが分かったのではないでしょうか。
ようは描けるものを増やすために観察力が必要なんです。

ではなぜ模写で観察力が鍛えられるのでしょう。
模写では実物を見る、描く、見る、描く...ということを何度も繰り返して絵を完成させていきます。
そのためには描く対象を普段見ないようなレベルで細かく観察する必要があります
これらの工程が観察力を育ててくれるわけですね!
つまり模写は観察力を鍛えるためのいいトレーニングといえます!

○絵を描くのに必要な知識が増える

まず絵を描くときなぜ知識が必要なのでしょうか。
観察力の話でも挙げたように、人は見たことがないもの(正確には覚えていないもの)は描くことができません
また、描き方を知らないものをいきなり見て描けと言われても、知識がある人とそうでない人ではスピードや質に圧倒的な差が出てきます
この差を埋めるために必要なのが知識なんですね。

ではなぜ模写をした方がいいのでしょうか。
それは正しい知識を得るためです!
まず模写では対象をよく観察する必要があります。ここで情報を得て紙に描き写すことでそれらの情報が自分の知識として積み重なっていくんです。
そう、実際に手を動かす事で、ただ人の絵を見たりするよりも情報が記憶に定着しやすいんです!
ここまできたらもう模写をしない理由はないですよね?

○絵を描くのに慣れる

絵を描くのに慣れることは絵の完成度、スピードに大きく関係します。
練習していくうちに線は正確に描けるし正しい色は塗れるし、どの工程が無駄なのかも判ってきます。
知識に近いですが、髪はこう描いてこう塗ればいい、顔はこう描く、みたいな感じですね!
絵を描くスピードが上がったら短時間で描きたいものをたくさん描けるようになりますし、クオリティが上がれば自分の絵に興味を持ってくれる人が増えるかもしれません!(一概には言えませんが...)

さて、模写というのは自分で考えてイラストを描くよりも短時間でずっとたくさんの枚数が描けます。
自分でアイデアを出さなくても練習ができてしまうんです!
こんなに絵の練習にうってつけの方法はありません!笑
さあ!みんなで模写しましょう!

最後に

模写のすごさ、わかりましたか?
模写で得られることをもう一度まとめますね。

観察力が鋭くなる

絵を描くのに必要なちしきが増える

絵を描くにのに慣れる

模写っていうのは人に見せるものではないので評価を気にしなくて済みますし、自分でアイデアを出して絵を描くよりも効率よく練習ができます!
格ゲーでいうところのトレーニングモードみたいなものです!笑

みなさんが模写をしたくてたまらないという顔をしているのが目に浮かびます
次の記事ではおすすめの模写の仕方について解説していくので良ければ見てくださいね!

それではまた!

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