たんこぶ。
これまでに
『たんこぶ』を いくつかつくってきたけれど。
たんこぶ史上、1、2位を競う痛さだった話。
以前に書いた『仕事の話 コンビニの巻』の話の中のコンビニとは 別のコンビニで、深夜バイトで働いてた時。
(かけもちで 働いてたので)
コンビニのレジカウンターの内側は ひとり立って 少し余裕あるくらいの幅。狭い。
レジに立ったところ、壁側に 大きな大きな段ボールのお客様の荷物なのか、置かれていた。
ちゃんと確認。
お客様がレジに来た。
レジを通して
「〇〇〇円です」
お客様が お札と 細かい硬貨を 財布から 少し急いで出す。
カウンターに置く、
はずの一円玉が ころころっと転がってきた。
「あ…」
とお客様。
同時に
わたし
「!!!」
俊敏に 反応して
落ちた一円玉を さっと拾う予定だった。
予定は未定。
もうお分かりだと思うのですが、
すっかり、大きな段ボールの荷物の存在を忘れていたわたし。
しゃがんだ瞬間に
荷物に お尻が どん!と すごい勢いで当たり、
そのまま すごい勢いで
レジカウンターで
おでこを強打。
レジカウンター 硬い。
…痛い。
痛いというか
何が起きたかわからない。
一瞬、目の前 真っ暗。
その後すぐに おでこ激痛。
一円玉は 拾った。よし。
おでこ 抑えて
「あ、すみません」
と 普通に 涼しい顔して 何もなかったかのように 会計進めようとしたけど
お客様は
もう既に びっくり顔から
笑いを堪えられないという表情。
「え。大丈夫?」
「あ、はい。ちょっと痛いけど 大丈夫です😊(笑)」
と 笑顔でがんばる。
なんのことでしょう?っていうくらいの涼しい顔のつもり。
お客様 笑いながら 店から出る。
笑顔で
「ありがとうございました」
と見送る。
ひとりになった店内で
「いってーーー」
と おでこを抑えて しゃがみこんだ。
痛みを思い出してた。
暫し ひとりで おでこを
よしよししながら 悶絶。
すぐに赤く腫れていた。
1、2位を競うたんこぶ。
この他に、
子供の頃、ジャングルジムをどれだけ速く上がれるか ひとりでやっていて
『ごいーーーーぃん』
と 鼻を打ったことがあった。
ジャングルジム全体に 音が響いたので みんな驚いて 心配してくれる友達もいたけど その時も
「あ、大丈夫!全然 大丈夫!」
とか言いながら
「帰ろっかなぁ~」
と 誤魔化しつつ 痛くて帰ったことある。
あれも痛かった。
鼻は腫れた。
ん? そう言えば…。
昔の古い脚のついたテレビの下に潜って
ぐりぐり 脚をねじってたら
テレビが顔に落ちてきたこともあった。
昔すぎて 痛さ忘れたな。
テレビが落ちてきたことの衝撃が強かった気がする。
あ。その、テレビが落ちた日は
そう言えば 鉄棒が得意だったもので
昼休み中 永遠に廻れるものだから
ぐるぐるぐるぐる、
ぼーっと
面白くて 廻っていたら
意識飛んでしまって
気がついたら 鉄棒から落ちて
たんこぶつくってたな。
一日に 二回も 同じところに
たんこぶ on the たんこぶ。
こうして書いて残そうと 思い出してると
いくらでも思い出すけど
やはり 痛さでいうと
このレジカウンターで強打したやつかな。
スピードもついていたし。
ていうか、
近しい記憶だからなのかな。
痛みで比べたら どれが痛かったのだろう、と
ふと 考える。
今日は 早く寝よう。
みなさんも、
怪我には お気をつけてください。
いい夢を🌃
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