Brother, Jack McDuff. Live! At The Front Room(1965)
“Most Execting jazz organist Brother, Jack McDuff”そんなMCで始まる本作ですがそれが誇張でもなんでもないことはこのアルバムを終わりまで聴けば納得できます。
メンバー
ブラザージャックマクダフ:オルガン
ジョージベンソン:ギター
レッドホロウェイ:ギター
ジョーデュークス:ドラム
Rock candy
スウィンギーなリズムに乗ってアップテンポでグイグイと進んでいく曲。ソロ一番手の下品すぎるレッドホロウェイのサックスがたまりません。二番手のジョージベンソンは丁寧なプレイスタイルです。三番手でようやくジャックマクダフがソロをとります。他のオルガンプレイヤーに比べるとおとなしいソロですが充分ファンキーです。
It Ain’t Necessarily So
ガーシュウィン作曲のスタンダードナンバー。ピアノのような音で弾いていますがどうやって出した音なのか気になります。テンポを落としてブルージーに演奏しています
Sanctified Samba
アップテンポのソウルフルなナンバー。タイトル通りサンバ風のリズムです。地味な演奏ばかりだったジャックもこの曲では派手なソロを引き倒し、ジョージもつられるよう熱いソロをとっています。
Whistle While You Work
この曲ではサックスの代わりにフルートを吹いています。オルガンも明るく弾むようなタッチでメロディも親しみ安い一曲です。
A Real Good’n
オルガンのベース音を効かせたグルーヴィなミディアムナンバー。少しだけですがジミースミスのようなビャーギューーゥウンという感じの音を出しています。レッドのソロは男気溢れるサウンドでかっこいいです。
Undecided
ひたすらグルーヴしまくるジャムナンバー。1番最後にして1番かっこいい曲です。