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Pattie Austin. End of the Rainbow (1976)

パティオースティンは4歳の時にダイナワシントンの紹介でプロのステージに立ち、若くしてツアーを行う一方でさまざまなセッションに参加し、さらにファーストアルバムである本作に収録されている9曲のうち8曲の作詞、作曲を行なっているとてもすごい歌手です。CTIらしいジャジーでソフトな演奏はフュージョンとしてもソウルとしても楽しめる一枚でロバータフラックやフィービスノウが好きな人なら絶対気にいると思います。

メンバー
パティオースティン:ボーカル
バリーマイルス:シンセサイザー
リチャードティー:キーボード
スティーブカーン、エリックゲイル:ギター
チャックレイニー、ウィルリー:ベース
スティーブガッド、アンディニューマーク:ドラム
ラルフマクドナルド:パーカッション
ロニーキューバー、ジョーファレル、マイケルブレッカー:サックス
ランディブレッカー:トランペット

Say you love me
少しフォーキーなメロウバラード。ウィルリーのベースラインがかっこいいです。

In my life
滑らかなボーカルが美しいバラードナンバー。アドリブと印象的なリズムギターはエリックゲイル、サックスソロはマイケルブレッカーです。

You don’t have to sorry
リリカルなエレピとストリングスが美しいメロウバラード。

More today than yesterday
スパイラルステアケースというグループのカバー。軽快なレゲエのリズムとはつらつと歌うボーカルが楽しい曲です。

Give it up
チャックレイニーのベースがかっこいいソウルフルな曲。

There is no time
レゲエ風の軽快な曲。リチャードティーのピアノが堪能できます。

What’s at the end of the rainbow
ピアノ、ギター、ハープだけをバックに力強く少し悲しげにパティが歌うバラードナンバー。

This side of heven
ミディアムテンポのリズミカルなソウルナンバー。コーラスとリチャードのピアノが美しいです。

Sweet sadie the survivor
ゴスペル風の熱いボーカルがかっこいい曲。ガッドギャングのメンバーのうちスティーブ、リチャード、エリック、ロニーの4人が参加していてかなりスタッフやガッドギャングのようなサウンドです。