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Ramsey Lewis. Sãlongo(1976)

太陽の女神でアースと協力しよりファンキーになったラムゼイ。本作でも自身のバンドに加えアースやジョージデュークバンドのメンバー、さらに腕利きのミュージシャンを多数起用しますますファンキーになっています。ボディペイントをしたジャケットはびっくりしますが気にせず聴いてみてください。

裏ジャケの集合写真。とってもファンキー!

ラムゼイルイスグループメンバー
ラムゼイルイス:ピアノ、エレピ
ロンハリス:ベース
ダーフレクローラヒーム:フルート、パーカッション、ボーカル
スティーブコブ:ドラムス、ボーカル
バイロングレゴリー:ギター、ベース
タング:ボーカル
ジミーブライアント:クラヴィネット

ゲストミュージシャン
アルマッケイ:ギター
エムトゥーメイ:パーカッション
ヴァーダインホワイト:ベース
ラリーダン:キーボード
ハーヴィメイソン:ドラム
レオンチャンスラー:ドラム

プロデュース
モーリスホワイト&チャールズステップニー

Slick
ストライドピアノのインタールードから始まるアップテンポのファンクナンバー。ジャジーなホーンやピアノのアドリブパートがかっこいいです。

Aufu oodu
不思議なコーラスが面白いスローテンポのファンクナンバー。土臭いフルートもアフリカ風の曲調にマッチしていてかっこいいです

チャールズステップニーらしいストリングがインタールードに挟まれます。

Rubato
タイトで強力なドラムがかっこいいファンクナンバー。シャープなリズムギターアルマッケイでしょうか?中盤のロックっぽいギターや熱いフルートもかっこいいです。曲の最後に再びストライドピアノが入ります。

Brazilica
アース風のコーラスが印象的なメロウグルーヴナンバー。

Nicole
メロウなエレピが印象的な柔らかいサウンドの曲。チャールズステップニーらしい壮大なストリング&ホーンアレンジも聴きどころです。

Seventh fold
ヘヴィなグルーヴとファズギター、オーケストラがレアグルーヴっぽい一曲です。

ストライドピアノのインタールードが入ります。

この時期のライブ盤は一枚も出ていません。(65年にHang on Ramsey、72年にThe grooverがリリースされ次にライブアルバムがリリースされたのは82年のライブアットサボイです。)この時期のライブ音源が残っているなら聴いてみたいです。

ここからはライナーに対する文句なのでみたくないという人は読まずに閉じてください






ライナーを書いているのは某ジャズ評論家。彼はモダンジャズ信者らしくフュージョンを嫌っています。これに関しては好みなのでとやかくは言いませんが小馬鹿にするような文章をライナーに書くのはどうかと思うし(自分が商業的だと思ったというただそれだけの理由でクソだのゴミだのいうのは失礼にもほどがあります)それをフュージョンのアルバムに掲載するのはどうかと思います。一応はこのアルバムのことは褒めてはいますが過去作を全て貶していたり関係のない他のミュージシャンやCTIの全作品を酷評しているあたりちょっとムッとなります。