溝上先生のカラダLABO

大阪の整形外科クリニックで勤務しております、柔道整復師&鍼灸師の免許を持つ溝上と申しま…

溝上先生のカラダLABO

大阪の整形外科クリニックで勤務しております、柔道整復師&鍼灸師の免許を持つ溝上と申します(・∀・) 昔から身体が弱く不器用だった自分を変えようと色々勉強した事を活かして現在治療に当たらせて頂いております。 何か面白い考えや理論等ありましたら教えて頂けますととても喜びます(笑)

最近の記事

「伝える」から母音と子音の役割etc…

治療技術に直接関係は無いのですが、人に「伝える」力をもっと向上させたいとの思いから、最近通い出した劇団の練習会で面白いお話を聞かせて頂いたので折角だから纏めて公開させて頂こうと思います。 まずタイトルにある母音と子音の役割ですが、母音は感情を伝える為の音で、子音は滑舌をはっきりさせる為の音とのことです。 なので感情をはっきり伝えたい時は母音を意識して、言葉をハッキリ聞き取って欲しい時は子音を意識すると良いそうです。 また、発声の際にどう舌や口を動かせば良いのかそれぞれあ

    • ファイアリングシークエンス(神経的運動連鎖)

      たまたま耳にしたファイアリングシークエンスについて、調べてみても書籍の一つも見付からずネット上でポツポツ記事が見付かるだけでnoteに検索かけても出て来ないマイナーな内容だったので、自分なりに調べてまとめたものを興味ある人の為に共有しておこうかなと思い記事にしてみました。 多分聞いた事がある人すら少ないと思うのでファイアリングシークエンスが何かと言うと、動作における筋肉に力が入って行く適切な順序のことで、何らかの要因により筋肉に過剰な緊張が生じているとそれによって力の入る順

      • ナンバ歩きのすゝめ

        個人的な興味から勉強して臨床に取り入れたところ、膝や股関節のOA(変形性関節症)の方や力んで歩く癖のついてしまっている方にかなりの好成績を発揮しましたので紹介させて頂きたいと思います。 ナンバ歩きって何やねんと思われる方や勘違いして理解されている方がたくさんいらっしゃることから、分かり易い動画を探して参りましたのでまずはこちらをどうぞ。 https://youtu.be/-5myS5AJ1t4?si=sVIRni1JXQK026MK 本当のナンバ歩きはこんな感じです。

        • 日本人に合った呼吸と骨盤の位置

          初めに、この記事は日本人の呼吸術(著:中村明一)を読んで面白いと思った内容を自分の知見と合わせて纏めたものなので、もし密息についての詳細な方法を知りたい方はそちらの本を御一読下さい。 最近は一般的に良い姿勢と言うと、何故か真っ直ぐが良いと考えている方がたくさんおられますが、実はこれはかなり危険な間違いです。 そもそも理想的な背骨はS字にカーブしているものなので、それを無理に無くして真っ直ぐにするとクッション性やバネが失われ身体の負担が増えるだけで無く、「真っ直ぐにしようと

        「伝える」から母音と子音の役割etc…

          眼の負担を簡単に減らす方法

          眼窩と眼球の間に隙間がある意識をする、あるいはその部分にぬるぬるした液体があって滑らかに動くイメージをする、これだけです。 逆に眼窩と眼球の隙間が無く詰まるイメージや、あるいはガチガチに固められ動き辛いイメージを持った時と比べてみるとその変化は顕著になります。 眼の負担を減らすと言うタイトルで書きましたが、それ以外にも自分の身体にある程度以上敏感な方は色々な変化を感じると思います。 個人的には、周辺視が広がる(以前書いた眼鏡外し状態やゾーンに近い雰囲気になる)・頭や身体

          眼の負担を簡単に減らす方法

          肩コリ&巻き肩の即時改善法

          他の勉強をしている最中の思い付きで行ってみた、肩コリ(&巻き肩)の改善処置がかなり評判良かったので記載します。 文章にすると少し分かり辛く、特にセルフでやろうとすると最初にある程度分かっている人間のサポートが無ければどう動かして良いのかが難しく、主にセラピスト側向けの内容となるかも知れないですが…。 その方法は結論から書きますと、肩のインナーマッスルに対する正確で超低負荷な運動です。 普段の筋トレでは神経系を狙い打つなら1-3RM(90-100%)程度、筋肥大を狙うなら

          肩コリ&巻き肩の即時改善法

          勉強中の休憩法おすゝめ

          手持ちの情報を整理していて、こんな時にはこのような休憩のとり方をしたら良いよと言う、ある程度のまとめが作れたので書いて行きます(◍•ᴗ•◍) ○疲れ方による分類 1.頭がぼうっとする a.眠気がある→仮眠をとる 眠いと感じたら集中力が切れたとみなします。 もう一度勉強へ集中して取り組むために必要なのが仮眠をとって疲れた脳を休ませることで、NASAの研究では仮眠をとると認知能力が34%注意力が54%程も向上するそうです。 仮眠の時間は16時までに15分〜30分位までの仮眠をと

          勉強中の休憩法おすゝめ

          正しいお風呂の入り方(簡易版)

          ・42度前後が熱く感じるのが正常な感覚で、39℃を適温に感じるのは敏感か子供の肌、45℃でようやく適温だとか熱いと言い出すのは身体の老化か過労があると見る。 ①疲労をとりたい時(身体を弛める) 寝際に特にぬるい湯に長く入ると良い、疲労した身体を弛めゆっくり休める時限定。 ②風邪を引いた時(身体を引き締める) ・風邪を引いた場合は寝際に入ってはいけない。適温より1℃熱いお湯に入り、いつもの半分の時間でパッと出て、発赤しない側の片足だけもう一度お湯に突っ込み(2-3分)発赤さ

          正しいお風呂の入り方(簡易版)

          面白い発見(視覚&触覚&自然体の力)

          昨日、臨床中に偶然面白い発見をしましたので記載させて頂こうと思います(・∀・) それは要点だけを簡潔に書くと眼鏡を外して施術を行ってみたところ(裸眼視力0.03程度)、手の感覚が明らかに向上したと言うものです。 これだけですと何じゃそれ?とよく分からない話で終わってしまうので、何故そうなるのかの考察も含めてしっかり書かせて頂きたいと思います。 逆説的な話からになりますが、僕が鍼灸科学生の時の学術大会で<鍼を打つ際に目を瞑って行うことによりどの程度感覚が鋭敏になるのか>と

          面白い発見(視覚&触覚&自然体の力)

          自分のパフォーマンスを上げる方法

          改めてこう書くと何か凄いことを新たに教えて貰えそうにも見えますが、過去の記事数個を実践して頂くだけで既に可能な形になっております。 ☆知的活動前に500mlの水を飲むと頭の反応(回転)速度が14%以上早くなる。 ☆アクシスメソッドを行うと身体的パフォーマンスが上昇する(すぐ簡単に真似出来て基本形だけで十分なので高いお金を払う必要は個人的には無いと思う) サラッと出来そうなものでまだ書いてなかったのはこの2つかな?? 基本的には音楽でも芸術でもスポーツでも気力体力でも何

          自分のパフォーマンスを上げる方法

          お勧めの書籍

          ☆色々勉強したいんですけど、どんな本から読んだら良いですか?との質問を一人の方から受けたので、自分が読んだ中でまず間違い無いだろうと思う本だけいくつか紹介して行きます。 ○身体を治す為の勉強を真剣にしたい方へ →構造医学の原理(基礎編/吉田勧持著) ○応用の効く安全で楽しい施術を学びたい方へ →三軸修正法(池上六朗著)←オススメ ○東洋医学を使った経絡治療を始めたい方へ →よくわかる奇経治療(宮脇和登著) →変動経絡検索法(VAMFIT/木戸正雄著) ○動きの

          東洋医学的な美の知見と診断

          ○東洋医学的な美容 ・美しさとは 視覚的な顔の美しさと、ゆっくり安定した穏やかさや動作からの心地良い精神的な要因を含んだ美しさがある。(競技等で重要) 肝→身体技法・手指が柔らかくしなやか 心→顔の色艶・精神的な安定 脾→皮下浮腫・肌の弛み・水太り改善 肺→乾燥改善・しっとりとした素肌に 腎→疲労性の下腿浮腫改善 ・にきび(熱) ①過労→腎虚からの肝陽上こう ②ストレス→肝気鬱結からの肝火上炎 ③暴飲暴食→胃の湿熱で鼻前額にきび ・しみやそばかす(熱・

          東洋医学的な美の知見と診断

          古武術による身体の使い方と考え方

          ○古武術身体の動かし方 ・肘回外後に中間位、肩甲骨閉めて引く ・母指方向に回転させやすい(大胸筋) ・労宮出して薬指クロスで精神安定(横隔膜↓) ・母指の回内と示指の回外の拮抗で帯脈強化 前腕回内で上腕回外で脇腹から変化する ・左手回内右手回外で押す力、逆は引く力 ○ダッシュ系統 (外人)爪先小指から接地マラソン骨盤前傾 爪先立ちは初動遅くなる 尾骨からしっぽが伸びてるイメージで走る 片足立ちは太いしっぽが天に伸びてる感じで 体幹より頭が自然に前に出て

          古武術による身体の使い方と考え方

          東洋医学・鍼治療&美顔鍼基礎

          ○友人のN先生に教えて頂いた基礎のまとめ ① ○四診 尺膚 お腹 顔 脈等を総合的に診て重なったところをアプローチ(色声臭等も) ◎マインドセット ○自然の摂理には逆らえない(治せない) 自分はあくまで気の中継点、身体を良くする術を会得しているだけ ○天の気(月・東からの日)・地の気・自分の丹田を<常に>意識する。 ○胸式呼吸は邪を貰い易い ○治療に時間は要らない、治療は1分でも終わる。気持ちよくさすったり話を聞いてあげるのがメイン(30分とか)の配分が良い

          東洋医学・鍼治療&美顔鍼基礎

          経絡整体

          ○友人のT先生がお話しされていた内容の簡易まとめです。 1.スパイラルドロー(右手右回旋手技) ・包丁で切るイメージで豆状骨を命門穴付近(L3)に添え逆手も同じイメージから手首握る。 ・自分と相手の臍の軸を合わせて、胸の前に背を丸めて空間を作り跳び箱飛べるような状態に肘体を持って行きそこから(竹蜻蛉が飛ぶように)右に引き抜き左は押す動作で加速補助。 2.仙骨調整(リコイル/トルク圧) ・体幹の前後屈とは逆の仙骨傾斜が必要、左右は仙骨が右前に出れば左回旋しやすくなる。

          十二支それぞれの性格と特徴

          ※12月末にその年の動物へと完全に変化する 鼠 愛嬌、可愛げ、人の好き嫌いはっきり、適当嫌い、小金を残す 牛 コツコツ努力タイプ、押しが強い、働き者 虎 感情豊か、喜怒哀楽ハッキリ、上から圧は嫌いたが弱い者の見方、外は強そう内面は神経質 兎 見た目や言葉は優しいが内面は違う、性格は優しいが二重人格(京都風) 辰 意固地強情、周りの友人に恵まれる 蛇 総合的なバランスが良く優しいが、執念深い 馬 気性が荒い、大器晩成 羊 優しいけど八方美人、揉め

          十二支それぞれの性格と特徴