その後のこと

時の流れというものは歳とともに早く感じてくるらしい。まだ世間的には十分若者の範疇にいるはずが、既にジョークにできなくなるくらいにそれは残酷だ。

そして。

そう、徒然なるままに日暮ししていた中、はじめてうたプリの世界に触れたあの日から、1年経とうとしている。
前回のnoteを久々に見返して、呼び名の定まらなさに笑ってしまった。

⚠この先はうたプリの話ではなく、あくまでうたプリから出られなくなったオタクの話です。ご了承ください。

本当にいろんなことがあった。濃すぎる1年だった。

1 フッ軽になる
週替わりの内容が気になって1人で2回目を見に行って、年1くらいでしか行くことのなかった映画館という場所に週1~2で通うようになって、結局30回近く劇場のお世話になった。見る度に新しいものを発見できるし、情報共有しながら今回はどこを見ようかな~なんて考える時間が楽しかった。どういう風の吹き回しか銀テは全員分揃えてしまったし、コマフィルムのために早起きもしてはしゃいだ。旅行帰りに友人を引き入れてみたりもした。その友人は四ノ宮那月を知るためにRepeatを購入していた。 
ココスも通いつめた挙句コラボ関係なくココスのファンになってしまった。単純に飯が美味くて……。UUUUパイの重さは忘れないと思う。あとシェアサイズサラダでお腹いっぱいにできることも。
今では中古屋巡りも趣味のひとつになった。これまだ聴いたことない!!と過去のCDを買い漁り、特典系ドラマCDを見つけては価格に驚愕したりしている。最近見つけたのはヴァンパイアのトレーディングCD。しかも推し。買いでしょ。ドラマCDも色々聴いたけどやっぱりどれも聖川さんの演技力に圧倒される。リコリスは聴いて暫く帰って来れなかった。サムライズムの彼岸花でプリンセスA(前記事参照)が苦しんでいた部分を回収してしまった。
スイパラも行った。シャニストに行くために十数年ぶりに竹下通りに足を踏み入れて人に揉まれた。
とにかく、ST☆RISHに会いに行くためなら出不精でもフットワークが不思議と軽くなったんですよね。

2 シャニライ、アニメ、ライブ、そして原作へ
とりあえずということで始めたシャニライで、ソシャゲのイベントを走るという経験を初めてした。お気に入りアイドルはトキヤ。思えばこのあたりから最推しが確定したのかも。
アニメも全話履修した。レジェスタ音也回の衝撃が忘れられない。キングダムも旅の始まりも見て、こんな経緯でスタツアが始動してくれたんだな~と。ライブ単独で楽しんでいたものがより味わい深く……。夜通しで作られたであろう、思い思いに描かれたライブ案よかったな……。あとスタリの寝相……。
カルナイもへヴも含めてアニメでは汲み取りきれない部分が多くて、もっと彼らのことを知りたいと思った。
で、一生買うこともないはずだったSwitchLiteが、ヨドバシから届いた。なんならRepeatのソフトを先に買っていた(なんで?)。パケ絵の春歌ちゃんめちゃくちゃ可愛くて大好き。うたプリならではのぶっ飛び具合とか、彼らの春ちゃんへの想いとか、価値観とか、とにかく、愛!アイドルになるため、最高の曲を作るための第1歩を踏み出して駆け出す姿は眩しい。こういう時に尊いという言葉は使われるべきなのだと思う。
アフターエピソードも含め、情報がとにかく多いので亀ペースで進めている。私はまだAクラスにいる。AASSLはまだ本棚で眠っている。
SSS1は友人に見せてもらった。2も参戦した。プリンス、マジで、いた。
え、いるじゃん。同じ世界に。もはや怖い。でも、その感覚があることが何より嬉しい。 現実のライブ感覚でテンション爆上がり。円盤も早く届いて~~!!

総括すると、うたプリが生活の一部になった。今やうたプリが生活の中心に近いような気がする。各メンカラのものを見る度あぁ概念だなと思ってしまうほどには染みついてしまった。本当に人生何が起きるか分からない。
推しの誕生日にケーキ作るとか考えたこともなかったよ。低カロリーの食事を心掛けたり(実際達成出来てるとは言ってない)某コンビニジムに入会してみたりしたのは推しの影響だよ。貴方だよ、一ノ瀬トキヤさん。
スタアワのおかげで天体観測がよりロマンチックになったし、誕生日祝ってもらえるなんて贅沢あるんだ。もう意味がわからん。あとこれは切実な問題だが、お金が、吸い取られすぎて、まずい。非常にまずい。他のもの迂闊に買えない。各所で「うたプリに金使いすぎてうたプリに使う金がない」と諺レベルで聞いてはいたけど本当だった。

好きなものを好きでいるのに楽しいことばかりじゃないのはどこにいたってそう。ウキウキなエイプリルフールの傍らで作品の世界観が揺らぐような事件は起こるし、グッズの在庫がいつも焼け野原なことも、過去のCDが手に入らないことも、シクパとやらを見る術がないことも知った。まあこんな苦しみも愛がなきゃ生まれないんですよね。そして愛故にうたプリの世界はずっと続いてるわけで。ここまでうたプリを支えてくださっている方々には頭が上がりません。本当にありがとうございます。

向き合うべきことでも嫌なものはどう理屈をつけようが嫌で普通に心は折れるし現実から逃げたくて仕方ないけどなんとかプリンスの力を借りてなんとか生きてみようと思います。
就活は滅びろ。







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