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『鍵泥棒のメソッド→リブート』 ニッポン放送主催

2024年1月16日(火)18:30開演
@本多劇場
¥9800(定価)

映画(原作)がすっごく面白くて好きだったんで、へえまた舞台化するんだ~と興味をそそられチェックしたけど、キャストはほとんど知らなかったのでスルー。長谷川朝晴は割と好きだしマギー演出なら安心だとは思ったけど、チケ代めっちゃ高いんだもん。本多で9800円て。
・・・んだけど優待チケットを見つけてしまい、この値段なら・・・と手を出してしまった。
てなわけで2024年観劇初め!

うん、まあそうね。
これは演劇公演というより、なんというかコントだな、と。
冒頭に前説だって言って、ピンクの服着たやたらデッカいひとがトークというか、漫談(?ていうのかな? 本人が「普段は漫談やってる」って言ってた気がするのでそう書いたけど、漫才とかコントとかの区別がつかない人間なので違ったらスマヌ)を始めて「何だコレ? 何の時間?」って嫌な予感が。
数分で本編が始まったんでホッとした。喋った内容が、後あと本編でギャグのネタに使われるんだけど、大して可笑しくなくても(あ、あのネタか)って判ると、何となく面白い様な気になるから不思議だ。実際アタシもついクスッとなったりして。

とまあ冒頭でオヤっと思ったけど、結局全編そんな感じで。ストプレ観るつもりで来たアタシは若干置いてけぼりだったなあ。チラシの惹句でコメディって書いてあったけど、コメディではなくコントであった。コントとして観たならもうちょっと楽しめたのかもしれない。周りのお客さんはたくさん笑っていたので。
ストーリーもかなりアレンジされていて、それはそれでお話自体は悪くなかったけど、演出もそーいう感じだし、キャストさんでちょっと素人っぽい方もいたのが気になったしで、つまらないとは言わないが個人的な満足度はイマイチ。ノットフォーミーだったと思おう。

アフタートークのある回だったんだけど、帰っちゃうお客さんがすごく多くてびっくりした。え、半分以上出てったよね? 退場する人が多すぎて、トークが始まってもその列が続いていて、キャストさんたちはがっかりしてるかな、出て行く人は気まずくないのかなと妙な心配をしてしまった。でも長谷川さんが「残ってくれる人が予想外に多かった」と言っていたのでびっくり。登壇してない役者さんのファンが多かったのかな・・・。
座組は和気藹々としてるっぽくて、楽しそうでその点は良かった。


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