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町田直隆 X 石田ショーキチ 『誠声堂々 vol.3 』

2024年5月25日(土)19時~
@豪徳寺 leaf room
¥3000+1000(2D)

まっちーと師匠(ショーキチさん)の豪華ツーマン~~
この組み合わせは以前にも一度、下北沢の風知空知で開催されたのに行った記憶。ブログに記事書いてなくて過去の自分にぐぬ~となりつつ調べたら、なんと12年前のきょうだった! 2012年5月25日! 巡り合わせよ・・・

久々のleaf room、きょうはテーブルが無い! それだけたくさんお客さんが入ってるという訳だ。まっちー曰く「格さん(マスター)に恩返しができた」とw
隣のヒトとの間隔はほぼゼロでのみっちみちライブとなったけど、内容的にはとても良くて大満足。12年前もめっちゃ堪能したけど、やっぱ良いですなあ師弟ツーマン。

まっちー企画だけど、やはり先攻はまっちー。
いつもは立って演奏するんだけど、きょうは師が着席なので(自分が立っていたら)頭が高いから・・・と言って座って演奏するのだという。謎の律儀さ、師匠はきっと気にしないだろうに。

セットリストはご本人のツイートを貼っておく。


初っ端のヒムスから心が跳ね上がった。毎回、きょうのセットリストはナイスだなあとおもって顧みると、単にまっちーの曲がどれも佳いから当然なのだった。どの曲もすばらしいけど、“鉄塔”が特に響いた。
いい曲というのはどこかに憂いが滲んでるとおもう。切なさというか。まあ単なる持論だけども。町田直隆の曲にはそれがあるんだよなあ。エモエモのエモ。
楽曲だけでなく、歌声もたまらなく好きだ。ずっと聴いていたい。
座って演奏していたけど、最後の〆の時だけ立ち上がってジャンプするまっちーがまっちーだなあ。愛でしかない。最高!

そして後攻が師匠。昨年のMOTORWORKSぶり。(てかライブではキャラロックフェスと先述のツーマン他で数回しか見たことないんだけど)
「ずっと56歳、石田ショーキチです」(場内・笑)
軽妙なトークとちょっとべらんめえな歌声、12弦ギター。じっくり聞かせてくれた。んんん・・・佳き。
スパイラルにスクーデリアにキャラメルボックス。それ以降の活動をほぼ知らないので、きょうやってくれた曲も知らないものがいくつか。でもカバー曲は馴染み深いものが多かったな。さすが同年代w
Tears For Fears、キャンディーズの“やさしい悪魔”、“スローなブギにしてくれ”などは懐かしくも嬉し楽し。ショーキチさんのシャウトはジョンレノン風味を感じるな・・・

プロデューサーとしてたくさんミュージシャンと仕事をしてきたけれど、中でもバンジーは心に残るバンドだという話。まっちー本人が忘れているような曲も覚えているってことで、「町田くん、“○○”って覚えてる?」とフロアの奥に声をかけると、まっちーは「いや・・・」と口籠る。「ほらね」と師匠。
他にもMOTORWORKSに呼ぶなら町田くんがいい!とメンバーに薦めた話やら、音楽に命かけてるとか、とにかくまっちーをベタ褒め。町田くんに頼んでホント良かったと。町田直隆ファンとしては嬉しい限り。もっと褒めて!

師匠のアクト終了後、そのまますぐにアンコール?セッション。やはりMOTORWORKSの曲をやってくれて盛り上がる! え、これハーフワークスって言うの? moke(s)がふたりのときmoke(2)(モークツー)って言うようなものか。
始まる前に師匠が「ふたりでできるかねえ」って言ってたけど、なんもなんも。最高ですわ。ふたりのハモリが心地よい~~。
そういえば、まっちーが他の人にコーラスつけてるのはかなりレアかも。アコースティックだとハモってるのがくっきり聞こえるのがまたおいしいのよね。師匠の歌は安心感だし、きょうは本当に眼福ならぬ耳福だわあ。

このセッションのトピックとしてはやっぱスパイラルのカバーでしょうな。まっちーのリクエストで“MAYBE TRUE”。おおおお(フロアからのどよめき)強烈なノスタルジーに見舞われながらも、今この曲が放つ新しい魅力に鷲掴まれる。
歌い終わったまっちーが「本物だ・・・!」と感慨深げ。そうよなあ、この曲が出た頃、君は本当に16歳だもんなあ。師匠は「本物だけどあんまり覚えてない」と申し訳なさそうに。たしかに途中ギターがちょいとアヤしかったw

まっちーが手応えを感じたと言っていたとおり、ふたりでも全くもって最高だった。
またやりましょう、バンドでもやろう、再結成とか言ってビール飲んではしゃいで終わったらいかん、ツアーもやりたい・・・と、わいきゃいする師弟が微笑まし。とりあえず9月にモルタルでやることが決まってるそうで。わー、絶対行きたい~~ぼんやりしてチケ取りはぐれないようにせんと!!

(↓配信の販売期間おわっちゃってるけど、カッコ良いビジュなので貼っておく~)


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