「Telling Lies」クリア記録
プレイ環境
Xbox Series X
クリア時間:4時間弱
プレイ動機
実写映像のゲームは珍しいので気になっていた
Xbox Game Passから外れるとの告知があったのでやってみた
感想
MacのようなPC上のビデオファイルを検索し、ある捜査官の潜入捜査の様子を調べていくというもの。
ビデオは全ては見なくてもエンディングにたどり着いてしまうため、ストーリーに関しては正直全部は理解できませんでした。
ですので主にプレイフィール面について書いていきます。
考察は不十分ですが、ゲームをクリアした以上そのフィーリングをアウトプットすることにも価値があると思います。
映像は主にビデオ通話のもので非常にプライベートな内容が多く、画質もやや低めで収録されているので、本当に誰かのノンフィクションな映像を盗み見しているような気分になりました。
演技であることを忘れる没入感がありました。
映画やドラマの類では生身の役者が役を演じていると意識して見ることが多いですが、ゲームにおいて自分は「キャラクター=本人」として捉えてプレイしていることに気付かされました。
そのグラフィックが荒いポリゴンでも、生の映像でも。
そして要所要所PCに向き合っている女性(プレイヤー)が画面の反射として映り込みます。
この演出がなければ、ただのパズルゲームアクションのような問題を解決するだけのミニゲームのような印象に留まっていたでしょう。
女性(プレイヤー)は何らかの目的があってPCに向き合って映像を調査していて、同僚の休憩の提案も断り画面に向き直ります。
この演出で、ある程度目的意識や時間的な焦りのようなものが彼女にはあることがプレイヤーに印象付けられます。
単調なプレイ形式であるものの、「何か大きな事件の追体験なのではないか?」と思わされることで没入感は格段に増しました。
検索方法について
動画の検索方法には少々難がありました。
映像のテロップにカーソルを合わせてその言葉をDBで検索する形式でゲームが進行するのですが、最初に入っている検索ワードが「愛」だったので2文字以上の言葉が検索できることに気づくのにだいぶ時間がかかりました。
ゲーム機のシステム文字入力でFW検索もできるのですが、流石にやろうと思えませんでした。
まとめ
クリア後に考察記事など読んだところ、プレイ時点で理解していた内容は半分程度でした。
クリアしたからには、ストーリー上幾らか得られるものがあるようなレベルデザインにして欲しかったです。
嘘だらけなのでタイトルは合ってるんだけど、何を表現したいか分からないという点でタイトル回収も弱く感じました。
強いて得たものがあると言うなら、不倫の背徳感と、奥さんは大事にしないとねということ。
ただ、斬新なゲームシステムによって植え付けられる没入感は初めての体験で、試してみた価値は大いにありました。
別の実写ゲームも出しているらしいので、そっちもプレイしてみようかと思います!
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