龍が如く7 光と闇の行方

三日坊主ならぬ三記事坊主にならぬよう、筆が乗るままに書く(これで終わりだったら笑える)

龍が如く、英語版ゲーム名YAKUZA、いや英語版めっちゃわかりやすいけど、YAKUZA伝わんのかな?

龍が如くは主人公が元ヤクザで現カタギなんやけどどーみても現役ヤクザ、取り巻く人間もヤクザ、あっちもヤクザでこっちもヤクザ、兄弟もヤクザでいっぱいヤクザ出てくるわっしょいわっしょい!なゲーム。

龍が如くとの付き合いも長い、この前調べたら2006年くらいには買ってたんじゃないかなってなった(2の発売日時期くらいに、1と2やったような)

2006年ってことは、みゆた多分高校生で、何を思ってこれを買ったのだろうかと、当時の自分ちょっとよくわからん。

でもジャケットがとんでもなくカッコいい!と思ったこと、ヤクザがメインの話なんて新しい!と思ったことは、なんとなく覚えている、ような。

7については、あまり語る資格がないんだけど、書きたいから書く。

なぜ資格がないかというと、実は自分でプレイしてない。みかおのプレイを、PS4のシェアプレイ機能(PS4内の機能で、ルームのようなものを作って、そこに入ると、ホストがやってるゲーム画面を共有できる。ほぼラグ無しで共有できるため、配信よりいい感じ。難点なのは1時間の制限があること。みゆたとみかおは、1時間ずつルームを更新してた)を使って見せてもらって、7を一周した、から全部知ってるのは知ってる、という状態。敬意を持って新品を買うと心に誓ったので許してください。

龍が如く7に対して、みゆたは敬意を抱いているし、勇気を称えたいなと思っている、心意気を買ったと言ってもいい。

龍が如く7では、シリーズも長くなって、今までと同じではいけないということで、戦闘システムを一新し、今までの(格闘ゲームや、無双ゲームのような)アクションスタイルから、ターン制コマンドバトル、つまりRPGの方式に転換した。

びっくりした、正直めっちゃ賛否両論あるだろうなと思ったし、みゆた自身も正直ナメてた、今まで一切触れてこなかったバトルシステムに急にできるかいな、こちとら何作RPGやってると思ってんねんと。

すみませんでした。心の底から謝りたい。

ハチャメチャちゃんとRPGのバトルシステムだった、言うことなしとは言わないけど、限りなくそれに近くて、アクションスタイルの風味を残しつつ、完璧に新しいものになっていた。

過去のスタイルから一新する、しかもシリーズ15周年にして。すごい勇気のいったことだと思う。

正直賛否両論あったのも知ってる、ついていけない人もいた、でもそれはどのゲームも長くなればそうなるし、逆に7で再びみゆたの心を掴んだ龍が如くに拍手喝采である、新品買うからね(大事なことなので)

7から主人公も変わり、桐生一馬から春日一番へ。(一の漢字の位置一緒なのかなり嬉しい)

舞台も今までにはなかった横浜が新たに登場して、相変わらずえぐい作り込み。現地に行ったら、あ!龍が如くで見たことあるー!となる、本当に。

アクションゲーム全然なんだよねという人は、7のバトルの方がむしろ馴染むと思うし、龍が如くやったことないねんなという人も、7からでも全然大丈夫、というのも、春日くんは、シリーズを知らない俺たちだからだ。

ゲームには必ず、自分がいる。自分と同じ場所で驚いて、笑って、泣いて、悩んで、疑問に思って問い返す、そんなキャラクターがいる。そしてそのキャラクターはだいたい主人公か、主軸に近い位置にいる。見つけられたら、そしてそのキャラと感情がシンクロさせられたら、そのゲームにはかなりのめり込めるし、上手に作られている、とみゆたは思う。探してみて。

龍が如く7でいう俺たち、自分は、春日一番くんである。

春日くんは18年間服役していて、桐生ちゃんの物語はその18年間に含まれているので、出所してきた春日くんは、桐生一馬?誰それ?という感覚なのだ、シリーズやってない人にぴったりすぎる!(そしてその他シリーズ、あるいはシリーズに触れていない人たちへの配慮りとして、過去のことにはあまり触れられない)

春日くんがなぜ服役することになったかというと、詳しくは省くけど、春日くんが人生で最も尊敬してて師事してる人に、ある人の身代わりとして「お勤め」(服役のことね)に行ってきてくれと言われて、春日くんは「あなたの役に立つ、この日のために生きてきた!」と言って、牛丼3杯食べて、自首しにいくわけです。

義理堅く、実直で、可愛くてかっこいい春日くん。

プロローグだけでもう何回泣けるシーンがあることかって感じ、1と比較しつつ楽しむと、似通ってるところは沢山あって、あえてそうしてくれてるんだろうなって思うので、気に入ったら過去作もやって欲しい!

春日くんがドラクエ好きという公式設定があるし、物語の流れも、要所要所で仲間を増やし、困難に立ち向かい、各々のキャラのバックボーンに触れ……という感じで、ザRPG!って感じ。

ちなみにドラクエの名を出すために、スクエニに"筋を通した"らしい(笑)名越監督(龍が如くのプロデューサー、龍が如く大ヒットしたのもあってめっちゃ偉い人になったすごい人。マッチョ、ライダーススーツ、刈り上げ、タバコとか似合う)がインタビューで言ってた(笑)そんな言い回しもすごい好きだなと思う。

仲間になるキャラクターも全員濃くて、全員喧嘩しなくて、すごくいいバランス。詳しくはサイトでね、どの子の見た目が好きか見てみてね。

サブタイトルの回収がうまいゲームは、ぞくぞくするタイプなんだけど、この、龍が如く7 光と闇の行方、っていう、光と闇の行方、にもかなり意味が込められてて、最後まで行くと意味がわかって、とっても深い、噛み締めて言いたくなるなと思いました、光と闇の行方ね、いいよね。

何が光で何が闇なのか?あるいは誰が?どこが?

なんてことを考えながら進んでいく楽しいよ、ちゃんと答え合わせあるタイプなので安心してね。

ちなみにジョブチェンジなるシステムが、7にはあるんだけど、ジョブチェンジどこでするかってハローワーク(笑)転職ってことでジョブチェンジするんだけど、ハローワークって(笑)となった(笑)

春日くんは、自称どん底の一番で、どん底にいるから、上がっていくだけなんだよって、そんなポジティブで健気な子です。桐生ちゃんより人懐っこくて、人たらし、みんな春日くんにめろめろ、42歳だけど(18年服役してたので)

龍が如く7で再びみゆたの心を掴んだ龍が如くに対して、これは報いなければならぬと思って、シリーズ全作品揃えることにしました。給付金使って全作品新品で買うたるけんのお、みちょれよ。今1の途中なので、こちらもクリアしたらまとめたい。

ゲームは、ゲームの中に生きてる人間の人生を垣間見られる、いいコンテンツだと思ってるフシがあるんだけど、龍が如くはまさに、シリーズを通して各キャラがきちんと歳をとっていくので、本当に人生を垣間見ている。

今までは桐生一馬だったけど、これからは春日一番くんになるのだろうか……8が出るとしても、春日くんでいてほしいし、桐生ちゃんも真島の兄さんも出てほしい(この2人についてはまた別で話したい)

龍が如くってすごいなー、だって全部面白いんだもん(最後までチョコたっぷりだもん)って気安く言えるような、そんなゲーム。龍が如くも小島監督のゲームと同じく、新作出てもなんの迷いもなく買えるゲームであるなと思う、とても幸せなことに。

龍が如く7 光と闇の行方、こちらもプラットフォームはPS4。ぜひ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?