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すべての矢印は「自由」へ 〜私のにゃらティブ 1

●「自由」に生きたい!

ひとりっ子/目立ちたがりの小心者/絵を描くのが好き/マンガ家になりたい/食いしん坊/おしゃべりが止まらない/本を読むのが大好き/動物が好き
そして「自由に生きたい」。

これが、もの心ついた頃の私だ。
「自由」という言葉の意味は、まだわからなかった。

でも子供なりに、その中に幸福に満ちたかがやきを感じて、早く「自由」になって、その意味を知りたいと思っていた。そう考えると胸がドキドキした。

●「にゃらティブ」は自由へのパスワード


「にゃらティブ」というのは、
インフルエンサーのしゅうへいさんが設立したコミュニティ
「Live Like A Cat」の中の投稿コンテンツだ。

「ナラティブ」を猫にかけてもじった造語。
「ナラティブ」は「語り」のような意味合いだそう。

今からここに記すのは、
私の「にゃらティブ」

物語のようにあらすじはないけれど、
自由を求めて歩き出した小さな女の子が
あっちにぶつかり、
こっちでケガをしながら
Web3おばさんなるまでの
ささやかな「にゃらティブ」だ。

人に話すこともなかった
黒歴史も書いてみようと思う。
それは、私にとって自由へのパスワード。
打ち込めば、違う世界が広がるかもしれない。
ささやかな、でも私にとってはとても大きなチャレンジだ。

●にゃらティブ自分史〜30歳


・小学生 
夢は少女マンガ家、自由な人生に憧れる。
母の鬱で父は苦労し、私はさびしい子供時代。ここで私の脳に「人は弱いと周囲に多大な迷惑をかける」→「人は強くあらねばならぬ」「弱いのはダメ人間」というあやまった刷り込みが行われ、後々、自分自身を苦しめることになる。
  ↓
・中高生 
陽キャな自意識過剰、夢みる恋愛ベタ、アンバランスでコンプレックス強めのオリーブ少女、マンガ投稿開始
  ↓
・デザイン専門学校時代
学校に全くなじめず、遊びが楽しすぎて中退。バイトざんまい。マンガ投稿は入賞まで果たすが、いつのまにか描かなくなる。
  ↓
・バブル真っ只中 フリーター時代 
市役所からハウスマヌカンw、水商売まで色んなバイトをするも、どれも自分の能力はいかせず。
自己肯定感は下がりっぱなし。仕事以外に自由をもとめていた。
お金はないけど頭の中はバブル。遊び放題だったが、悩みも不満も自分の中に押し込めて、むしろ心は「不自由」。
恋愛も全くうまくいかず、詐欺まがいの出会いでトラブルに巻き込まれ、誰にも言えないまま、生まれて初めて消費者金融の扉をたたく…。自動ドアだったけどw
  ↓
・会社員時代
縁があり、アルバイトで描いていた小さなカットイラストを社内で描ける人材が必要と、当時の私にとっては夢のような仕事で会社勤めをスタート。編集、印刷も浅く広くではあるが実践で学ぶ。
しかし応援で行かされる営業は、マルッとサボって花見や散歩をして帰るというひどい社員でもあった。
  ↓
・そして独立!
5年勤めて会社を辞め、晴れて憧れのイラストレーターとして独立。
やった!これで私は自由だ!…とよろこんだのもつかの間…

●さらにアホな地獄が待っていた!?


ここで、やっと30歳。

このにゃらティブを書くために、
スケッチブックに鉛筆で、
すーっと1本、タテ線をひいて、
時系列で自分の人生をザックリ書いてみた。
その当時、感じていたことも思い出しながら。

イラストレーターとして独立するまでの
できごとを眺めながら、
ホント、つくづくアホだったと思う。
今見ると、判断ミスの嵐。
あまりのダメっぷりに笑ってしまった。

何を考えていたんだか
むやみやたらに、手足をバタバタ動かして
泳ぎ方も考えず、知識武装もできておらず、ただもがいていただけ。

アホでアホでアホで……愛しい。
時空をこえて、そばに行って抱きしめてやりたい。
そして、もうちょっとちがう頑張り方を教えてあげたい。
つくづく情報と知識って大切だと思う。

ここからWeb3おばさんの入口に立つまで、
あと28年 w

独立した私は、果たして自由をつかめるのか!?

しかし、この先には一筋縄ではいかない
もっとアホアホな、人生の地獄沼が待っているのであった…w

そして、人生の大逆転はあるのか…!?

(なにしろ58年分!長いので次回に続く!!)


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