奈良に行くなら[21]〜古都華編
奈良に通うようになって見直したことのひとつに、いちごのおいしさがあります。奈良県産のブランドいちご「古都華(ことか)」知ってしまった高級いちごの味わい。これを知ってしまうともう元には…イヤいつでも戻れます。いつも確実にご近所スーパーの定番に戻ってますが(だってお値打ちでおいしいじゃないですか。旬って素晴らしい♡)が。…が。
シーズン開幕とともに今年はこの特別ないちごをどこで食べようか、どのタイミングで食べようかとウキウキ♪ するようになったのは、古都華を知ってからのことでした。
ところでみなさん。いちごの銘柄、いくつご存知ですか?
こーーーーーんなにあるの? 食べたことないのもたくさんある…てか、食べたことある方が少ない…。子どもの頃からいちご大好きだったけど、全然知らないんだなぁ。なんてことを考えつつ…
魅惑の古都華パフェ
いちごのおいしさに改めて目覚めたのは、ホテル日航奈良のラウンジで提供されていた期間限定の古都華パフェがきっかけでした。
古都華は奈良県農業総合センターで育成され、2011年に品種登録された奈良県産のブランドいちご。2000年に品種登録された同じく奈良県産のあすかルビーとの食べ比べもできるということで、スキップする勢いで駆けつけたのが2019年のことでした。
それまでは古都華もあすかルビーも加工品しか食したことがなく、生でいただいたのが初めてだったのもあって、感動ひとしお! ひと口で虜でした。
ウワサ通りの甘さと滴る果汁。瑞々しくていちごの味が濃い! 果肉が比較的しっかりしていて、適度な噛みごたえがあるのも私好みでした。
あすかルビーは古都華に比べ果肉が若干やわらかめ。どちらもおいしいけれど、個人的には古都華推し♪
このおいしさは生で食べんとわからんかったわ〜!といたく感激しました。
こちらの3層構造のパフェは下からストロベリーシャーベット、バニラアイス、古都華、とこれぞシンプルの極み。生クリームがのっていないので、いちご自体のおいしさを存分に堪能できます。生クリームもスポンジも使わず、またいちご以外のフルーツも一切使わない潔さにも惚れました!
◆2021年のプレスリリース
日航奈良さん、来シーズンも「古都華パフェ」ぜひともよろしくお願いします〜。
さて。ロビーラウンジのファウンテンでは通年でかき氷が楽しめることもあって、頻繁にホテルを訪れるきっかけになっていますが。ひとつ要注意ポイントが。なんとココ木曜定休なのですよ。ホテルのラウンジで定休日ってありですか…一度知らずに行って哀しい気持ちで帰ってきたことがあるので、訪れる際はご注意くださいませ。
おうちでも食べたい!
そんなこんなで奈良のブランドいちごに魅せられて以来、古都華を求めて「まほろば館」に通うことしばしば。古都華もあすかルビーも首都圏のスーパー・百貨店にはあまり流通しないので、こういう時にアンテナショップの存在はありがたい! まほろば館での取り扱いは、その年によって多少異なるものの、だいたい1月から2〜3月ぐらいまでです。
ソラマチの堀内果実園さんでも並んでいたことがありました。さすが奈良の企業!
古都華の旬は、広くスーパーにいちごが並ぶ時期より早く、毎年12月ごろから出回り始めます。4月以降も多少流通しますが、生産のピークはほぼ3月ぐらいまで。この時期には都内の老舗フルーツ専門店でもたまに見かけることがあります。ただ常時取り扱いがある訳ではなさそうなので、見つけたらチャ〜ンス! だから入荷情報を見ると「きゃー♡古都華ちゃん♪ 」と出かけて行きたくなっちゃうわけです。
店頭販売は1パック単位で購入できる手軽さもメリットですよね。今年はとあるお店で一粒売りの古都華にも遭遇しました。
ネットなら農家さんの直販サイトや食べチョク、ほか各種ショッピングサイトでも。だいたい2パックセットなのでその分お値段はりますが。温度を保って自宅まで届けてもらえるのはありがたい限りです。
あとは、ふるさと納税という手段もあります。古都華を返礼品としている市町村がいくつかあり、旬の時期であれば主要納税サイトで扱いがあるので検索してみてください。どうせなら奈良に納税を!と考えている私にとっては一石二鳥〜♪
今年はぼやぼやしてる間に1〜2月発送分を逃し、届いたのが4月末でした。来年はもっと早く頼まなくては!と今から意気込んでいます。
定番いちごの旬もそろそろ終わりを迎える時期…あぁ、それにしても『苺の断面図カタログ』なんでしょ、この百花繚乱な図は。端から順番に全部食べてみたい。。。
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