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先生なんて嫌いだったのになぁ

秩父で出来た友人に誘われて、ハーバリウム教室のアシスタントをしたのです。

ハーバリウムは植物標本のこと。ドライフラワーやプリザーブドフラワー、ストーンや羽などを専用のオイルと一緒に容器に閉じ込めます。

今回作るのはボールペンタイプとボトルタイプ。ボトルの後ろに写り込んでるのが友人、今回の講師ののり紡家さん。

夏休みの林間学校に都内から来ていた中学生93人が参加する講座。のり紡家さんと奥様二人で対応するには生徒数が多い、ということでアシスタントをさせてもらいました。
中学生93人は、なかなかのボリュームです。
長瀞でラフティングを楽しみ、夜はハーバリウム。翌日からは民泊をするとか。近頃の中学生は、そんなお洒落な林間学校をなさるんですね。羨ましい。

講師の説明を聞きながら作業スタート。
小さなボールペンやボトルにどんなバランスでお花やストーンを詰めるか。
男の子も女の子も、みんなすごい入念に計画して作っていたのがビックリ。中学生の男の子って、こういう細かい作業とかお花とか苦手だと思ってました。全然そんなことはなく、楽しそうに本気で綺麗に作ってました。

お花のバランスとか、オイルの詰める量、閉まりにくい蓋の閉め方などを見守りつつ、適宜フォロー。先生助けてー、と呼ばれるとくすぐったくて嬉しかったですね。
先生なんて生き物は嫌いだと言っていた思春期の頃が懐かしい…

出来上がったハーバリウムは緩衝材でつつんだりケースに入れてお土産に。
お母さんにあげるから綺麗に作る!と頑張ってる生徒さんもたくさんいたので、帰ってから思い出話をしてると良いなぁと。

アシスタントで参加して、生徒から質問をたくさん受けて、逆に学ぶことがたくさんありました。
どこがやりづらいとか、どこに興味を持つかとか、生徒の立場だと気付かない視点など。
先生になるには専門性磨いて詳しくなくちゃと思い込んでいたけれど、アシスタントをしながら学ぶという手段もあるのだなぁと思いました。

今回もご縁のおかげで、良い繋がりと良い学びが得られました!

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