女よりオトコの人といたい話
物心ついたときから、女よりもオトコの人といた方が楽しいと思う自分がいた。
女子たちの「可愛いカフェいっておそろの物を買おう」という女子会よりも、「ラーメン食べてからホテルいこう」と誘ってくるオトコの方をつい選んでしまうのだ。
なにが楽しくて女子とカフェに行く必要があるのか、全く理解できない自分がいる。
それなら欲望も安心も満たしてくれるオトコといた方が良いよね?と考えてしまう。
もちろんこんな私でも友達は大切にしておかなければいけないという最低限の良識はあるので、女子と遊ぶことが全くなかったわけではない。
合コンやクラブとかオトコとの出会いの場に行くときには女子とも一緒にいるし、親友とは一緒に過ごす時間も多かった。
一人でいるよりも、女子が集まっている方がナンパもされやすかったしね。
つまり、オトコと出会うために女子を使うという最低な考え方。
だから、たまに女子と過ごすことはあった。でも圧倒的にオトコと過ごす時間の方が多かったと思う。
社会人になって同期との付き合いも大切にしなければならないと考えたときには、朝までオトコと一緒にいて、一回家に帰って着替えてから同期の集まる女子会に参加し、夕方頃には別のオトコと遊ぶこともあった。
私にとっては女と遊ぶのは、たばこを吸うくらいの休憩にくらいしか思っていなかったのかも。
オトコといると自分の欲望も満たせるし、食べたいものは食べさせてくれるし、何より安心できる。
寝るときに胸板の厚いオトコが横にいてくれたら、それだけで安眠できるのだ。
オトコと書いたのは、これまで一緒にいたのが若い人のことも、おじさんのことも、おじいちゃんのこともあったから。
だから私が男の子の子供ができなかったのは、これが理由なのかもって思うことがある。
妊娠するたびになんとなく女の子な気がするのは、神様が男の子を生んでしまうと私が依存しちゃうから引き留めているのかもしれないと。
実際、二人の娘とは一緒にいて楽しいとか思うことはなくて、娘たちと過ごす時間よりも旦那と過ごす時間が好きなのは変わらない。
いつでも旦那を優先してしまうし、寝る時も旦那と一緒にいたいと思う。
早く旦那と二人だけで旅行にもいきたい。こんなことを常に思っているから、旦那とは良好な関係が続いていると思う。
結婚生活がうまくいっているからいいか、と今は自分を正当化しているのだけどね。
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