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「みよたのサマーキャンプ〜コモンズを学び、実践する1週間〜」参加者を募集します。

【8/11追記】
受付終了しました。ご応募ありがとうございました。

みよたの広場では、8/21(月)〜27(日)の1週間、「コモンズ」をテーマとしたプログラムを実施します。対象は、日本全国もしくは全世界にいる25歳以下の方はどなたでも。夏休みの最後の1週間、御代田町と近隣のフィールドを舞台に、ぜひ私たちとコモンズを探究しましょう。

以下、プログラムへの思いや詳細です。ご応募お待ちしています。

みよたの広場と企画の背景

「みよたの広場」は、長野県御代田町にある公園のような場所です。日本財団「子ども第三の居場所」事業の助成をうけ、2022年8月に運営を開始。子どもをはじめ地域のさまざまな人にご利用いただいています。

広場が目指すことの1つに「コモンズになる」というものがあります。近隣に住む人々にとって、暮らしを営むための様々なリソースが、ここにくるとある。広場が循環の拠点となることで、誰かのいらなくなったものが、価値あるものとして他の誰かの手に渡っていく。行政に提供されるでも、お金と交換するでもなく、広場があることで暮らしが豊かになっていくような、そんな場所になりたいと考えています。

いま私たちは、会員制度をつくったり、環境を整備したり、コモンズ「実践」の試行錯誤の真っ最中です。このプロセスそのものを教材としながら、これからの社会を生きる若い人たちとともに、コモンズを探究したいという思いでプログラムを設計しました。

プログラムについて

日時
2023年8月21日(月)〜27(日)

場所
長野県御代田町と近隣地域

参加者のミッション
・みよたの広場や、近隣地域の活動に参画し、実際に体を動かしながらコモンズの実践を体感する。
・トークセッションや実践機会を通じて、コモンズについて多面的に理解を深める
・コモンズの循環が加速するための仕組みを考案し、みよたの広場に実装する

プログラム内容
●コモンズの実践者との対話セッション
●近隣の森の整備
●みよたの広場のコモンズの循環のための環境整備 
●広場のマルシェ運営 土曜夜市
●<毎晩開催!>地域の素敵な方々とのディナーセッション

スケジュール

(現地の状況に応じて多少の変動の可能性があります)

対話セッションのゲスト

コモンズへの理解を深めるための対話セッションを2つ準備しました。初日に行うセッション①では、コモンズ実践の先輩であるコードマーク御代田の森田さんの現場に、スタンフォード・イノベーション・レビューの共同発起人である井上さんとともにお邪魔し、共に対話を深めます。

ゲスト:森田秀之さん
株式会社 マナビノタネ/コードマーク御代田/コードマーク都城 代表

2007年に三菱総合研究所を辞めて信州・御代田町に移住。米と薪をつくりながら全国で図書館を中心に公共施設の開館・運営支援。2020年より、縄文の人と自然との共有の精神を思い起こしながら、勘 や智恵、技を共に継承し、社会的共通資本を守り、地域で生きていく活動『コードマーク』を推進。

ゲスト:井上有紀さん
一般社団法人イノラボ・インターナショナル 共同代表、『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版』共同発起人

慶応義塾大学大学院卒業後、ソーシャルイノベーションのスケールアウト(拡散)をテーマとして、コンサルティングやリサーチに従事。スタンフォード大学(PACS)客員研究員等を経て、現職。身体からの情報を含めたホリスティックなアプローチによるリーダーシップ教育に携わる他、ソーシャルイノベーション事業に対する投資、地球と人間のウェルビーイングについて探求している。ソーシャル・プレゼンシング・シアター(SPT)公認パートナー。NPO 法人ミラツク理事。株式会社エッセンス取締役。

翌日のセッション②では、みよたの広場の運営チームメンバーでもある御代田町在住の2人をスピーカーに。全国各地でコモンズをつくるプロジェクトを実施している林篤志に、内沼晋太郎が迫ります。

林篤志(みよたの広場運営メンバー)
サステナブル・イノベーション・ラボ代表

Next Commons Labファウンダー。paramita共同代表。Crypto Village共同代表。ポスト資本主義社会を具現化するための社会OS「Local Coop」を展開。自治体・企業・起業家など多様なセクターと協業しながら、新たな社会システムの構築を目指す。新潟県長岡市山古志地域で2021年2月に始めた「デジタル住民票を兼ねたNFTの発行プロジェクト–NishikigoiNFT」もプロデュースする。

内沼晋太郎(みよたの広場運営メンバー)
NUMABOOKS代表

1980年生まれ。一橋大学商学部卒。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役。2012年にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」を、2020年に日記専門店「日記屋 月日」をそれぞれ開業。また、東京・下北沢「BONUS TRACK」の運営を行う株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。二児の父。

募集人数
5〜10名

参加費
10,000円
※現地での滞在費を含む。ただし、現場までの交通費・食費などは自己負担となります。
※車で来れる方は歓迎します。
※宿泊場所は御代田町内のシェアハウスとなります。

応募資格
プログラム期間全日参加できる、応募締切時点で満25歳未満の人。国籍、学歴、経歴は問いません。
※未成年の方は親の同意書が必要となります。

応募方法
以下のフォームよりご自身の情報とエントリーエッセイを提出ください。書類選考と、必要な場合はzoom面談を行います。【応募締切:2023年8月10日(木)24:00】


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