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社内システム構築


システム選定のポイント

社内システムを選定する際に、以下のポイントを重視することが大切です。

  1. 利用のし易さ(UI、利用端末)
    システムの使いやすさは、ユーザーが日常的に快適に利用できるかどうかを左右します。直感的なユーザーインターフェース(UI)や、さまざまな端末からのアクセスが可能かどうかも重要な要素です。

  2. ビジネスやIT環境の変化に柔軟に対応できるか
    ビジネスのニーズやIT環境は常に変化しています。そのため、システムがこれらの変化に柔軟に対応できるかどうかも重要な検討材料となります。

  3. 外部との情報共有のし易さ
    顧客やパートナーとの情報共有がスムーズに行えるシステムであるかどうかも重要です。特に、外部とのコラボレーションが多い企業では、共有機能が充実しているシステムが求められます。

  4. ランニングコスト
    システム導入後のランニングコストも無視できません。費用対効果を考慮し、長期的に運用できるコストであるかどうかを確認しましょう。

パブリッククラウドサービスの利点

常に最新の環境を提供してくれるパブリッククラウドサービスは、これらの要件を満たす選択肢として非常に適しています。バージョンアップが自動的に行われるため、システムの保守管理が容易であり、常に最新の機能を利用できるのが魅力です。

おすすめのシステム組み合わせ

私がこれまで使ってきた中で、効果的だったシステムの組み合わせは以下の通りです。

  • MA(マーケティングオートメーション):

  • グループウェア: Microsoft 365 または Google Workspace

  • コミュニケーションツール: Slack

  • CRM: Salesforce

  • ERP:

  • プロジェクト管理: JIRA

MAやSFA(営業支援システム)は専門外ですが、グループウェアに関しては、最近Microsoft 365を導入している企業が非常に増えていると感じています。しかし、外部との情報共有を重視する場合は、Google WorkspaceとSlackの組み合わせの方が優れていると考えます。

このような観点から、社内システムの選定において、ビジネスのニーズや変化に対応できる柔軟なソリューションを選ぶことが、成功の鍵となるでしょう。

オープンソースソリューションを中心としたシステム構築

以前バンコクで仕事をしていた際、日本と比べると人件費が安い東南アジア諸国では、高いランニングコストがシステム導入のネックになるとの意見をいただきました。
人件費が安いということは売上も安く、会社全体の利益も出にくい傾向にあると思いますので(ビジネスによると思いますが)、できるだけシステム利用にかかる固定費は抑える必要があります。
世の中には、オープンソースで提供されているシステムが多数ありますので、それらを組み合わせたシステム導入を検討するのも良いと思います。

良さそうなソリューションの組み合わせがありましたので、今後インストールして検証してみようと思います。

  • MA:Mautic

  • CRM:VTigerCRM

  • グループウェア:NextCloud

NextCloudはインストールしてみましたが、UIも今風でモバイルアプリもあり、非常に良さそうなソリューションでした。

機能はVTigerCRMと似ていましたが、オープンソースERP/CRMのOdooも非常に良さそうでした。


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