枕投げがスポーツになったらしい

今日の夕刊に、枕投げは、スポーツだ!という大きな見出しが。

温泉街の活性化のため、来年伊東で全国大会が開催されるらしい。

左右に分かれ、5人ずつ投げ合うのが基本スタイル。掛け布団での防御や、「先生がきたぞ!」というかけ声で相手を正座させる飛び道具(?)まであるらしい。ちなみに公式ユニフォームは浴衣。パジャマはNG。ドッヂボールのように、枕をキャッチしてもセーフにはならず、避けるしかないらしい。そして、各チームには大将がおり、その大将に枕を当てたら勝ちなのだそうだ。(ちなみにあたった人は外野、、、ではなく競技エリア外の布団で寝たふりをするみたいです)

枕投げと聞くと、かならず幼稚園の卒園旅行を思い出す。

年長の夏にみんなで野尻湖に3泊4日の旅行にいくのが我が母園の恒例行事だったのだが、そこで毎晩「枕投げ大会」という名の恐ろしい大会が開催されたのだ。

今回規定された公式ルール(なのか?)とは違い、まず最初にくじ引きをする。そして、30畳ほどの大きな部屋の左右両端に布団を敷き、真ん中に花道をつくる。くじ引きで「はずれ」(たしかドクロマークだった)を引いた人は、全員が布団の上で枕を持ってスタンバイする中、ただ一人そこの花道をひた走る。はずれを引いた人にみんながまくらをぶつける、1対全員の何ともむごたらしい枕投げだった。

今だったら、「いじめを助長する」みたいな理由でクレームきそうなものだけど、当時はそんな雰囲気もなく、みんなはずれを引きたがっていた。楽しかったなあ。

枕投げなんてその幼稚園のとき以来してないかもしれない。ほこりたつし、そばがら枕なんてあたったら痛いし、なぜか先生に怒られそうなイメージがあるけど(なんでだめなんだろう)、今年の修学旅行の引率で、こっそり枕投げ大会開催してみようかな。


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