「Call」について
自創作について語りたいと思います
「Call」は私が同人活動を始めるきっかけとなった作品です
この作品は私が高校生の頃から温めていた話でかなり思い入れがありました
こんな感じのキャラがいるよってことで過去ツイートですが良かったら見てみてください
↓
高校時代の自分は少女漫画を主に描いていましたが、どちらかというと恋愛よりも友情や絆に重きを置いていたと思います(恋愛要素もあるにはあるけど半分くらい上手くいかず失恋してるし…)
ただ、今この漫画を振り返ってみると、友情や恋愛というよりも、自分自身との向き合い方とか心の持ちようとか、そういったテーマがメインだったように思います
主人公の女の子は、真面目で不器用でちょっと空気が読めなくて、根暗で承認欲求が強くて、クラスにいたら嫌われるであろう性格
我ながらその痛々しいキャラを上手く表現できたと思う
現に読者さんの間でも好き嫌いが分かれていた
そんな感じで主人公は中学時代に孤立していたのだけど、高校に入って友達ができて、「これからは自分を変えたい」と願っている。でも変わりたくても根本的な部分は変えられず自己嫌悪を繰り返す…といった具合です。
まあこの漫画はオムニバス形式に近い感じで描かれているので、「全体的にはこういうストーリーだ」とは説明し難いです
内容的にもかなりとっ散らかってるし
それは登場人物を増やして話を広げすぎたのが原因かなと思ってます。結果ダラダラと長く話を描き続けることになり私自身も後半かなり疲れてしまいました。他にも良くなかった点を挙げたらキリがありません。
ただ、メッセージ性にこだわりを持っていたことや、最終的に主人公が自分を変えたのではなくありのままの自分を周囲に好いてもらえたことで本人の自信に繋がったことが良かった点だと思います。
特に「相手が自分をどう思っているかより、自分が相手をどう思っているかの方が大事だと思った」というセリフが気に入っています(うろ覚え)
自分が相手を大事に思っているならきっと伝わるから、相手の反応うかがうよりも自分から心を尽くそうぜ、みたいな
肝に銘じたい
「Callというタイトルについて」
この漫画は最初、ポケベルを取り扱った漫画にしようと考えていて、元々は
「Call 〜私を呼んでね!〜」というタイトルでした
(友よ、私を必要としてほしい、いつでも呼んでくれ)みたいな意味合いで考えていたのですが、最終的にそんな話ではなくなったので「Call」だけが残りました
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