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1998年7月23日 木曜日。

その日の夕方に田舎の病院で生まれた。

それから、22年後の昨日。

2020年7月23日 木曜日、私は22歳の誕生日を迎えた。

誕生日

"生まれたからには必ず死ぬ"

だから生物は平等。

と言う表現を聞いたことがあります。

でも待ってください。死ぬ前にもう一つ平等なことがあります。

生まれたからには、1年に1回必ず、あなたの誕生日がある、

あなたが生まれてきてくれたことを心から喜んでくれる、

あなたの誕生をお祝いする日が、

誰にでも平等にあります。

誕生日ってなんだろう

みんさんにとって誕生日とはどんな日ですか。

大切な人と過ごす日。親に感謝する日。パーティーをする日。

いろいろな捉え方があると思います。

私にとって誕生日は、プレゼントがもらえてケーキが食べられる日、自分が主役になれるパーティーの日でした。

保育園児みたいですよね笑

でも昨日は違いました。

22歳の誕生日は、

今日まで生きてこられたこと、産んでくれた親、支えてくれる仲間、自分の人生に関わってくださるすべての人に感謝する、

そんな日でした。

22歳になった私にとって、

「誕生日」は自分が主役のパーティーの日から、

感謝の日になりました。

生と死

人の死を目の前にしたとき、自分が生物であること、限りある命であることに気づかされます。

私はこの2年で大切な人を亡くしました。

10日前まで元気だった人が亡くなる。

テレビの世界だと思っていた、心停止の合図を知らせるあの音が、

自分の耳に直接響いている。

死から逃れることはできない。死は知らせなく訪れる。

そう感じました。

そして同時に、自分が今生きていることが奇跡のように感じます。

感謝

生きていれば楽しいことばかりじゃないです。

もしかしたら「生きる」ということを投げ出したくなるときがあるかもしれません。

でも、今日まで自分が生きてこられたのは自分だけの力ではできなかったことです。

産んでくれて、育ててくれた親、支えてくれる仲間、自分の人生に関わってくださる全ての人のおかげで今日を迎えることができています。

そう考えると、1年に1回の誕生日を迎えられることが本当に尊いなと思います。

たくさんの方からいただいた、「お誕生日おめでとう!」の言葉。

これだけたくさんの方が私の人生に関わってくださっているんだ。

これだけ多くの人に支えられて生きているんだ。

そう感じました。

本当に多くの方に、お一人おひとりその方らしい表現でお祝いしていただき、自分はつくづく幸せ者だなと感じます。

私の人生に関わってくださるすべての方に、感謝です。

ありがとうございます。

22歳の誕生日を迎えてもまだまだ未熟なあびですが、

どうぞよろしくお願いいたします。

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