"大学生ブランド"はもはや古い

"大学生で起業"が珍しくなくなってきた昨今。

今日、とってもおもしろいことがあった。

自治体にご挨拶に行ったのだが、今回は地元の高校生も一緒だった。

"社長のかばん持ち"をしている大学生

ということで、これまでいろいろなところに私自身はお伺いしてきた。

もの珍しいこともあり、正直いたるところで声をかけていただいた。

けど、今日の注目の的は私ではなく、その"高校生"だった。

先に言っておくが、これはその高校生に対する妬みや嫉みではない。

ただ、俯瞰的にその状況を眺めている自分がいた。

そして、"大学生ブランド"はもう古いということを感じた。

進路選択が多様なZ世代

地方ということもあるだろうが、高校生が率先して社会人についていく、社会について学ぶというのはやはりまだまだ珍しい。

だからこそ、今日の彼はみんなの注目の的だった。

少子化が進む一方で、大学の数はどんどん増えていく今、

"大学生"であることに希少価値はない。

ゆえに"大学生で起業"のような、"現役大学生+@"の@が希少価値をもたらすようになっている。

希少価値が高いこと=是

をいいたいわけではないが、一応、経営学を専攻している者として?、かばん持ちを通してリアルなビジネスを学ばせている者として?そんなふうに思うことがある。

そして、現代は選択肢が無数にある。

N高のようにインターネットの高校に進学するもよし、海外の大学に進学するもよし、ギャップイヤーを過ごしてから進学するもよし。

Z世代の私たちの選択肢は無数にある。

これだけ進路選択が多様になり、少子化である今、大学生であることに希少価値はない。

逆に言うと、行動次第で可能性は無限大ということだ。

それを感じたのがまさに今日だった。

テスト前日に同級生がテスト勉強に励むなか、彼は現役高校生として自治体に挨拶に来たのだ。

彼のこの選択自体が素晴らしいとか、他の勉強している生徒たちが劣っているとかそういうことを言いたいわけではない。

ただ、自分の行動次第で可能性は無限大。

それを感じた、そんな日だったというお話。

"若い"というブランドはやはりインパクトがある。

このブランドはやっぱり強い。

いくら若いとはいえ、目の前に現れた高校生に大学生はかなわないのだ。

使えるブランディングはやはり使っておくべきだ。

そういうことを強く感じた日だった。

ブランディングっておもしろい。

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