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番外編-9、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。リーグ・カップのウェスト・ハム戦、ラムズデールの出来は如何に、の巻。

リーグ・カップのウェスト・ハム戦、ラムズデールの出来は如何に、の巻。

【10月28日】5:0で、危なげなく最下位のシェフィールド・ユナイテッドを退けたアースナル。
トッテナムとの差も2ポイントのままで維持できた。
この試合では、富安がアースナルで、初ゴールを決めた。
その後、他の選手達にモミクチャにされ、いかに彼が皆に愛されているかを、1ファンは改めて感じている。
まだ20代半ばにもいかないのに、中年のリノ・ヴァンチュラようなゴツい顔(これは褒め言葉です)の富安が、破顔するのを見ていると、こちらにも彼の喜びが伝わってくる、感動的なゴールであった。
先発ではなかったが、怪我の合い間に少しサッカーをやっているパーテーの代わりに、CMFもできそうだ。Man CのDFジョン・ストーンが、時々、CMF配置されて成功している例もある。

ゴールキーパーは、又もやラヤが先発だった。
アーテッタの中では今季、大きな大会のチャンピオンズ・リーグとプレミア・リーグにはラヤ、リーグ・カップやFAカップとかには、ラムズデールを使っていく構図を描いているのだろう。
この水曜日にある、リーグ・カップのウェスト・ハム戦に、もしラムズデールが出してもらえなかったら、彼が来年の1月には、移籍を希望するだろうと、1ファンは予想している。

【11月1日】リーグ・カップ、ウェスト・ハム戦アウェイ。
やはり、キーパーは現在2番手のラムズデールが先発。
スミス・ロウは、折角シェフィールド・ユナイテッド戦で先発させてもらったのに、また膝を痛めたらしい。好みの選手なので、とても残念である。
今日の試合は、主にセカンド・チーム主体で臨む。
ベンチに、サリバ、ウーデゴール、サカ、マーティネリ、ライス、そして富安。
皆さんも、すでに、お分かりだろう。
このメンバーと共に、ベンチに座っているということは、アーテッタが富安をファースト・チーム・メンバーに復帰させたと考えてもいいだろう、と1ファンは確信する。
ラヤは完全休養日で、週末のニューキャッスル戦に備えてベンチ入りもなし。

試合開始。
4-3-3 フォーメーション。

【~5分】凪の試合展開。石を投げたら何十回もバウンスして行きそうに、さざ波も立たない。1ファンはサッカーを本当に見ているのか??

【8分】コーナー・キックからの、ハーヴァートのシュートを、元ガナーズのファビヤンスキーが弾きだす。
やっと少しサッカーの試合になってきた。

【~15分】ガナーズは、ちょっと押され気味。

【17分】ゴール。1:0。ウェスト・ハム。
ホワイトが相手のコーナー・キックを、オウン・ゴールで決めた。
素晴らしいヘディング過ぎて(もう一方のゴール枠内に入れたらの話)、ラムズデールにはノーチャンス。

【23分】ホワイトが、自分の犯したミスを取り戻そうとへディングを試みたが、キーパーに防がれる。

【~30分】勢いはハムにある。(ここからウェストは省く)

【31分】コーナー・キックから、ハーヴァートが弱いシュートを蹴り、外す。

【~40分】エキサイトするプレーがない。楽しくない。<ない>の2乗である。ポゼッションが65%あるが、ゴールに繋がらなかったら意味がない。

【46分】ラムズデールがスーパー・ストップで、アースナルを救う。攻撃陣は何処に隠れているのだ。

ハーフタイム。

この試合では、アーテッタが先発メンバーを変え過ぎた、と1ファンは思う。チームとして全く機能していない前半戦であった。
ベンチに座っているファースト・チームの選手達に中から、誰が、何分頃に、出てくるだろうか??
ドレッシング・ルーム内での、アーテッタの叱咤を1ファンは聞いてみたい。ヘヤー・ドライヤーは飛んでいるだろうか??
他のグーナー達も、フラストレーションを溜めているだろう、試合展開である。
ハムが全員で守りに入ると、こんな調子のガナーズでは、後半戦でも攻めあぐねるだろう、と嫌な予感がする。1ファンの予感を覆す、後半早々のゴールを望む。

後半戦。

【50分】嗚呼!❢ゴール。2:0。ハム。
攻撃陣だけではない。ディフェンダーも何処にいるのだ。こういう時は、相手選手も素晴らしいプレーをする。ハムは守りに入らなくてもガナーズが助けてくれる。
1ファンの予感は現実に成りつつある。

【57分】遂に富安と共にライス登場。ハーフタイムで出して欲しかった。

【60分】嗚呼!❢² ゴール。3:0。ハム。
コレでは英語3段活用だ。bad→worse→worstである。
先の2人も助けにならなかった。
キヴィオールの足に当たり、コースを変えたボールは、ラムズデールの手を掠めて、ゴールへ真っしぐら。プロのスポーツ選手に対しては言ってはいけないことだが、1ファンはラムズデールが可哀相に思う。ここで負けると、活躍の場が益々減ってくる。あとはFAカップだけになる。

【65分】ネルソンとトロサードの替わりマーティネリ、サカ登場。遅過ぎる。

【77分】サカがカット・インし、エンケティアとリターン・パスを試みるが、失敗。

【79分】サカのシュートはブロックされ、跳ね返りをエンケティア蹴るがクリアーされる。
ウーデゴール出場。

【87分】ウーデゴールのロング・シュートはファビヤンスキーに防がれる。

【90+分】ゴール。ウーデゴール。3:1。ハム。
キャプテンの意地のゴールである。しかし、遅過ぎる。

試合終了。3:1。ハム。

先週土曜日の試合から、たった4日間で、チームを総替えするのは無謀だった。同じプレーするゲームでも、サッカーはトランプではないのだ。総替えして勝ちにいくのはトランプだけである。
1ファンには、アースナルは負けるべくして負けた、としか書きようがない。
今夜、反省するのは選手たちではなく、監督のアーテッタだと思う。
しっかりと反省して、ニューキャッスル戦では、万全の方策を立て、快勝することを願う1ファンである。

ではまた。
アースナルK(クリエーター名)
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