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番外編-20、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。チャンピオンズ・リーグで、天敵ハリー・ケインの夢を阻止しよう、ガナーズ、の巻。

チャンピオンズ・リーグで、天敵ハリー・ケインの夢を阻止しよう、ガナーズ。

【3月31日】6 ポインター戦だった、アウェーのMan C戦。0:0 引き分け。

なんとアーテッタが、師匠のゴーディオーラに対して、モーリーニョの常套手段である<守り切る>戦略を取った。
コレが見事に当たり、0:0の引き分けという結果を得た。昨季には出来なかった作戦である。いつものシーズンと違い、得失点差でも大きく差をつけている上、ポイントでも上回っていたので、勝てはしなかったが、結果的には良しとなった。
サリバとガブリエルが、今季プレミア・リーグでは、飛び抜けて一番のDFコンビを組み、プライスレスのライスも加わったことで、こういう試合が出来たのだろう。

【4月3日】ルートン戦。2:0 で勝利。
橋岡がオウン・ゴールで、助けてくれた。

昨年の今頃は、<リーグ落ち>争いをしているチームに対して引き分けや敗戦で、1位の座を転がり落ちたアースナル。
このルートン戦前は心配していた1ファンであったが、杞憂だった。
アーテッタは、5人も先発選手を替えるというローテーションを組み、我らグーナー達を驚かせてくれた。
1ファンのお気に入りスミス・ロウが、本当に久しぶりで先発し、試合終了までプレー出来たのはプラスだった。
彼は、ウーデゴールとのリンクアップ・プレーも上手くやり、アースナルの2点にも絡み、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたので、1ファンは嬉しい限りである。
この試合では、ライスやサカを休ませることができたし、怪我から復帰のパーテーも気持ちはまだ、ガナーズであるのが分かった。
途中から出場した富安も、しっかりプレーしていた。
これからの、試合がたてこむ短期決戦でローテーションを組める今季のアースナル。素晴らしい。
自力優勝は今のところ出来ないが、リバプールがポイントを落とすことを期待してガナーズを応援していこう。
と、言う事は、リバプール vs Man Uでは、Man Uを応援しなくてはいけないという、グーナーとしての苦悶とジレンマが1ファンにある。辛い。
兎も角、COYG!! 

【4月6日】ブライトン戦。3:0。アースナル勝利。

三苫の居ないブライトンは、レベルが数段落ちる。
試合開始から33分、相手ファンから見ると疑問があっただろう、VARでのペナルティを得る。
そして、サカがキッチリと決めた後は、一方的な試合展開であと2点を追加し、終わってみれば3:0の楽勝だった。
暫定1位の座に戻り、明日のリバプールに、プレッシャーをかけることもできた。
明日、1ファンは仕方なく、Man Uを応援するしかないが、心はチャンピオンズ・リーグのバイエルン・ミュンヘン戦に向いている。

【4月9日】バイエルン・ミュンヘン戦。

この試合は、一部のフーリガンファンが何か以前に<悪さ>をしたという理由で、バイエルン・ミュンヘンの一般ファンまでがチケットを買えないらしい。
なので、殆どの観客はホーム・ファンのグーナーだけとなる。
今季は、ボロボロのチームでファンの応援も無し、と言っても、この試合はチャンピオンズ・リーグである。過信は禁物だ。
その上、トッテナム時代は、アースナル戦で必ず得点していたケインも居る。トロフィー獲得を目指して、折角、確実に達成出来る(と、考えられていた)バイエルン・ミュンヘンへ移籍したのに、天敵ながら、彼が可哀想にも思える。
しかしながら、アースナル戦での活躍だけは勘弁してよって!❢

試合開始。

【~10分】
赤が支配するホーム・スタディアムで、ガナーズは気負いが勝ち過ぎて、プレーに落ち着きがない。
サカが奪い取ったボールをパス回しの後、マーティネリがシュートを打つが、気負い過ぎで右に外した。

【12分】ゴール。1:0。アースナル。
ホワイトとサカのコンビで、後者がキーパー・ノーチャンスのゴールを決めた。

18分】ゴール。1:1。ジナブリ。
アースナルに居た時には、芽が出なかったジナブリが移籍先で花を咲かせた。速攻のカウンター・アタックの<締め>を果たし、ラヤの足の間を抜くゴールを入れた。
ラヤがそのゴールの前に、シックス・ヤード・ボックスから出て前に行き過ぎたのは、ミステイクだったと、1ファンは思う。下がりながら守るのは厳しい。

【32分】1:2。バイエルンへのペナルティ。
サリバがサネの足をひっかけてしまった。
当然ながら、ケインはペナルティを外さない。決められた。
可哀想とか、1ファンは彼に同情したのを悔やむ。ケインは又もやグーナーの心を裂いた。

ハーフタイム。
先ずは、誰かの同点弾に期待しよう。

後半戦。

キヴィオールに替わり、ジンチェンコが出てきた。彼はよく、ボールを持ち過ぎて相手に取られた後、得点されるという時が多い。今日はしっかりプレーしてほしい。

~70分】試合展開は、膠着状態である。刻々と時は進む。

【76分】ゴール。アースナル。2:2。
トロサードが、また貴重なゴールを決めてくれる。
ウーデガールのキラー・パスがサカへ、そしてジェズスへ。走り込んで来たトロサードにジェズスが絶妙の横パスをする。トロサードが見事にボールをゴールへ蹴り込んだ。

【90分】アースナル、ゴール・ポストに救われる。

【90分+】エキストラ・タイムにサカがノイヤーと衝突した。ノー・ペナルティ。
後のビデオでは、サカが無理やり自分の足を当てに行った、と1ファンにも見えた。
グーナーとしては、ペナルティになって欲しかったが、仕方ない。

試合終了。2:2。引き分け。

来週のアウェー戦に期待しよう。ホームでよりも気楽に、必要以上に気負わずにプレー出来るだろう。
次戦では、バイエルンのファンがナーバスになる番である。
1ファンは予想する。
アースナルは3:1で勝利する。

ではまた。
アースナルK(クリエーター名)

マガジンと、他にもマガジンがあります。一気読みできます。
追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。

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