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第59回金鯱賞 追い切り評価+おまけ

こんばんは、宮下綾斗です!
今週は中京競馬場で行われる古馬中距離GⅡ、金鯱賞の追い切り評価を自分なりに付けてみました!
前回のフェブラリーSでは人気どころではありましたがA+評価を打ったレッドルゼルが距離不安を克服し2着に好走!
A評価からもレモンポップが人気に応え勝利を納める結果となりました
今週もこの調子で好走馬を見抜いていきたいところ…!


追い切り評価は上から順にA+、A、B+、B、Cの5段階で振り分けています(ただしA+は追い切りを見て「これは!」と思った馬にしか打たないつもりなので、基本的にはA〜Cの4段階になると思います

馬名 鞍上
日時 コースと馬場状態
全体時計 評価
短評(的なもの)

アラタ 助手
3/8 美浦南W 良
81.8-65.2-50.7-36.8-11.7 B

最終追いはWコースで2頭併せ
中山金杯では僅差の4着まで迫った明け6歳馬
この中間は坂路追いとWコース追いを併用して調整されており、最終追いでは後半強めに気合いをつけて6F81.8、ラスト3Fの推移は13.0-12.1-11.7の加速ラップといった内容
直線では前走時の最終追い同様やや首の高さが気になる走り方でしたが、この馬なりには動けているように見えたので今回はB評価としました
中京芝2000m自体は1年半前のOP特別勝ちの実績があるのでコース適性は問題なさそうです
ただし前走は+24kgの大幅な馬体増だったので、今回どこまで絞れているかは確認しておきたいところ

グランオフィシエ 調教師
3/8 美浦南W 良
83.0-66.6-52.2-37.9-11.5 B

最終追いはWコースで2頭併せ
前走の迎春Sで待望のOP入りを決めた同馬
この中間は坂路中心にWコースを織り交ぜる形の調整で、2週前と1週前のWコース追いではともにラスト11秒台をマーク
2頭併せで行った今週の最終追いでは僚馬の内を追走し、直線軽く促して並びかけに行きラスト1F11.5を計測
相手も反応して動いた分交わしきるまでは至りませんでしたが、これ自体はそこまで気にする必要はなさそうです
あとは3歳夏以来となる重賞の舞台で地力が足りるかどうか…

ディープモンスター 助手
3/8 栗東CW 良
83.1-67.8-52.8-37.8-11.7 B+

最終追いはCWで単走追い
1週前のCW2頭併せでは内目追走から直線強めに追われ、6F81.7からラスト1F11.2をマーク
単走となった最終追いでは1週前と比較して時計はやや控えめもフットワークは上々の動きに映り、今回はB+評価の1頭としました
OP特別やリステッドでは大崩れのない走りを見せていますが、一昨年の菊花賞以来となる重賞の舞台でどこまで戦えるか…新コンビとなる団野騎手の手綱捌きにも注目です

ハヤヤッコ 助手
3/8 美浦南W 良
65.8-51.1-37.5-11.9 B

最終追いはWコースで2頭併せ
1週前、最終追いともにWコースで併せ馬を行っていますが、どちらも僚馬と比較して手応え劣勢で高く評価するには至らず
前走時よりはマシになった感はありますが、それでも評価としてはBまでが妥当だろうとジャッジしました
同じ中京だった前走と前々走では悪くないレースぶりだっただけに、あまりに人気薄ならヒモに入れるかもしれませんが過度な期待は…といったところでしょうか

バイオスパーク 助手
3/8 栗東CW 良
84.1-69.6-54.3-38.2-11.9 C

最終追いはCWで3頭併せ
明け8歳の古豪
この中間は2週前と1週前にCWでそこそこ速めの全体時計を出してはいますが、どちらも終いは失速しており高い評価はできず
かれこれ1年半以上馬券に絡んでおらず、近走はリステッドやOP特別でも大敗続き
エキストラ騎乗で中央に参戦する森泰斗騎手への乗り替わりは不気味ではありますが…?

フェーングロッテン 助手
3/8 栗東坂路 良
55.1-40.2-25.6-11.9 A

最終追いは坂路で単走追い
この中間は1週前にCWで時計を出していますが、それ以外は坂路オンリーの調整
その1週前のCW追いでは僚馬の外を先行して6F80.6、ラスト3F推移が14.0-11.8-11.6と終い鋭い加速を見せていい動きができていました
最終の坂路追いでは全体時計こそ55.1と遅いですが、ラスト2Fは13.7-11.9と終いの反応抜群
前走からもう1段階上の状態に仕上がったと見て今回はA評価に
前走の中山金杯では果敢にハナを切り、後に中山記念でも2着に好走したラーグルフとタイム差なしの3着と一定の地力はある馬
開幕週の馬場を前目で運べれば前走同様の粘り込みがあってもよさそうです

プログノーシス 西村淳
3/8 栗東坂路 良
55.0-39.3-25.4-12.4 B+

最終追いは坂路で単走追い
この中間はCWで2週前、1週前ともにラスト1F11秒台の好時計を連発
特に1週前のCW3頭併せでは最内を追走して僚馬に楽に先着となかなかの動き
最終追いは坂路単走で軽めの内容でしたが、3ヶ月の休み明けでもキッチリ動ける体制は整ったとみて今回はB+評価の1頭としました
開幕週の馬場に加えて脚質が脚質なだけに差し損ねのリスクはありますが、終いの切れ味は確かなものを持っているだけに無視はできないでしょう
3連系を買う人ならば押さえておきたい1頭です

ポタジェ 助手
3/8 栗東坂路 良
53.1-38.9-25.3-12.4 B+

最終追いは坂路で2頭併せ
この中間はCWでラスト1F11秒台の時計を連発と衰えたような様子はなし
最終追いの坂路2頭併せでは近走の最終追いよりも心なしか脚の使い方が評価しているように感じ、今回はB+評価の1頭に
昨年の大阪杯で大金星を挙げて以降は精彩を欠くレースが続いていますが、復調を見せるとすれば近走からメンバーレベルの落ちるここかもしれません
斤量59kgは決して楽な条件ではありませんが、近走の連敗で手頃な人気になるのなら押さえておきたい1頭です

マリアエレーナ 松山
3/7 栗東CW 良
81.1-65.7-50.7-36.8-11.8 A

最終追いはCWで単走追い
この中間は1週前の火曜にCWで6F80.8から1F11.3をマーク
最終追いでは単走追いで非常に気持ちよさそうな走りを見せており時計面も上々の内容
仕上がりに関しては不安無しとみて今回A評価を打たせていただきました
近3走の内容がいずれも濃いだけに上位人気必至の1頭ではありますが、個人的には重い印で考えてみたいところです

ヤマニンサルバム 田中健
3/8 栗東坂路 良
53.3-37.9-24.3-12.1 B

最終追いは坂路で2頭併せ
ここまで13戦して馬券圏外はわずか1回という堅実派
この中間は坂路とCWと併用して調整されており、1週前がCW3頭併せの外を走り、馬なりでラスト1F11.9を計測して最先着
最終追いの坂路2頭併せでは終始右側の僚馬の方を向きながらではありましたが最後は併入とまずまずの動き
ただし、1月3日の坂路(2走前の最終追い時)ではほぼ同じ全体時計でラスト2F推移が12.6-12.0だったのに対し今回は12.2-12.1とやや物足りなさを感じてしまい、今回はB評価までとしました
前走でタイム差なしだったドーブネが中山記念で3着に好走したことを考えると、この馬も展開が向けばチャンスも無くはなさそうですが、現状の仕上がりでどこまで通用するか…

ルビーカサブランカ 西村淳
3/8 栗東坂路 良
53.7-39.6-25.7-12.8 B+

最終追いは坂路で2頭併せ
この中間はCWでラスト1F11秒台中盤をマークとまずまずの調整過程
1週前のCW併せ馬では内から僚馬を追走し、後半強めに追われて半馬身ほど先着
最終追いの坂路併せ馬では馬なりでわずかに遅れるも、無駄な力みのない脚さばきで前走時よりも良化した感があります
ノーザンF生産の6歳牝馬であることを考えると、おそらくここがラストランになるかと思われますが、その手綱を任された西村淳騎手がテン乗りで持ち味を引き出せるかどうかが鍵になりそうです

ワンダフルタウン 和田竜
3/8 栗東坂路 良
52.0-37.9-24.8-12.6 C

最終追いは坂路で2頭併せ
1週前のCW追いでは6F80.6をマークするも、ラスト3Fの推移は13.6-11.4-12.1と終い大きく失速で評価できず
最終追いとなった坂路の2頭併せでもラスト2F推移が12.2-12.6と失速して僚馬に1馬身近く遅れる格好と見栄えのする内容ではありませんでした
乗り替わりだったここ2戦から主戦の和田竜騎手に手が戻るのはプラス材料だとは思いますが、上位争いに加わるには展開面の後押しが欲しいところ…

評価の高かった馬をまとめるとこんな感じです!

おまけ:フィリーズレビューの追い切り高評価馬

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