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ローカル×ヴァーチャルを目指してみたい

頭の中を柔らかく、自分が浴びてきたものを編集して「形」としてアウトプットしなくてはいけない。
僕はインプットするのは大好きですが、アウトプットすることが少し苦手です。
だからリハビリも兼ねてこのnoteを書いています。
スタートして1年、
あとで読み返して、あぁ、この時こんなこと思ってたんだーって振り返れるように書いています。
あと、書いていると自分の考えがまとまるのですごく良いです。

完全に「メモ」として利用しているので、文章構成も考えておらず、誤字もあったりして、
多分読みづらいですが、、

ではでは、今月のメモ。

この1年間、新たなお役目として、地方創生事業、そしてヴァーチャルコンテンツの取り組みをおこなってきました。

地方創生事業に関してのレポートは過去記事「僕たちがローカル事業でやるべき事」に記載してます。

ヴァーチャル事業に関してはSPINNSのHPにて記事を書いているのでこちらから↓

『地方創生事業→ローカル』
『ヴァーチャルコンテンツ→オンライン』
と分けてまったく違う世界と価値観の仕事を通して感じたことをアウトプットします。
もうすでにわかってる情報であったり、ちょっとズレているかもしれませんが、
あくまで自分がやってみて肌で感じたメモです。

可能性と課題について
ローカル事業で得た可能性は、自分たちから直接会いに行くことで深くつながり、自分たちの伝えたいことや想いをダイレクトにその場で表現できる。
キャッチしてくれる現場の方の顔もその場で見ることができるので、やりがいや達成感もすぐに感じ、逆に改善や工夫もクイックに行うことができる。
これらの精度をもっと上げれば、そんな現場のエネルギーが周囲・家族・仲間に広がり、応援者や参画者として巻き込んでいくことができる。イメージもなんとなくできている。
僕たちの「スピリッツ(本質)」を楽しく伝えるという部分ではとても有効な事業です。

アナログな現場主義でSPINNSが得意な感じです。
しかも求められている場所での期間限定出店なので、売り上げもかなり見込めます。

課題としては、あくまで催事出店なので、視覚的にも体験的にもエンタメ感の限界がある。
SPINNSというブランドの得意な「なんでもアリな宝箱をひっくり返したような服屋」「スタイルやカルチャーを売る」を100%出せない事の反省で前回は終えました。
商品以外の「魅力」ってやつがなかなか出しづらい。

そんな感じです。

一方、オンライン事業で得た可能性は、直接行かなくてもつながれるということ。とくにヴァーチャルコンテンツを取り組んで感じるのは、
運営プラットフォームを「現場」とするならば、配信者も現場にいなければ、観覧者もどこにいるかわからない。というかそもそも把握する必要もない。
ネット上にできた「現場」に一同が集まり、コミュニケーションをとったり、買い物を楽しむという現象が起きます。
しかも気をつかわずに退出も参加もし放題。
仮想空間なので、少しお金がかかることもありますが、演出装飾やコンテンツの盛り込みも「アイデア次第」で無限大です。
一切発言しない人が大多数ですし、それぞれの楽しみ方、つながり方で参加しています。
現時点でもやりたいことがたくさんあります。

課題としては、「らしさ」の表現、伝播をどう伝えていくかです。
直接的に面と向かって会っていない&レスポンスがないのが当たり前の「現場」で、自信をもって先述した「スピリッツ(本質)」を伝えれるのか。
投げっぱなしにすることは可能だが、なんかモヤモヤするのが目に見えている。

顔が見えない分、言いたいこともいえるので、悪口いわれたら傷ついちゃうなーとか。。
SPINNSらしさやエッセンスをどううまく伝えていくのか、そして実感をする(やりがいに変える)のかが課題です。

この世の中の状況もあり、自身の「活躍・充実・アイデンティティ」を実感、体験、表現できる現場が、オンラインとオフラインで2極化していくスピードがものすごい速さで進んでいきそうな気がしています。
どっちが良い、悪いもなく。
僕はオンラインで、私はオフラインでといったように、それぞれ輝く場所が分かれるという感じです。
ビジネスではもちろんそれぞれ以前からあり、進化し続け、サービスとしてもこの10年ぐらいで様々なコンテンツや事業が登場しています。
オンラインで言うと、これが一般ユーザー(若い子たち)まで「あたりまえ」になる時代がもうすぐソコって感じです。
現時点でもなりたい職業上位がYOUTUBERっていう時代なので。テクノロジーの進化で、できることが増え、しかも取り入れやすくなり、もっと「職業」がふえて多様化していくのだと思います。
リアルな場所でのつながりも、逆に若い子たちには新鮮で新しい体験価値になっていくと思うので、こちらも未来にむけて伸びしろがあります。

一方で、リアルなふれあいや五感で感じる「活躍・充実・アイデンティティ」の価値も上がっていくのではないかと思います。

さて、どっちをビジネスとして選び、ブランドミッションをコンテンツ化していくのか。
答えは全然わかりませんが、きっとSPINNSはどっちもうまくやる(中途半端ではなく)のではないかなと思っています。

社内にはいろんな分野で得意技やエネルギーの矛先をもった人たちがいます。
前回の記事で書いたミッションを全員が目指してコンテンツを動かせるので、なんとかなりそう。。って思ってます。

僕がこのローカルとヴァーチャルの全く違う事業を同時に行えているのは本職の「広報」として捉えているからです。

ここ2年ほど、商品価値以外の「ブランド価値」を広報活動することに専念をさせていただいているので、この2つを広報活動の媒体として考えるととてもワクワクします。
いままで届かなかった人に伝えることができる喜びと、ここに在る自分が充実していることを感じます。

まだまだ勉強不足な部分もあり、各分野のプロフェッショナルの方たちに話をたくさん聞いてみたいと思っています。

あとは、この2つのミックス。それぞれの現場をクロスオーバーさせてめちゃくちゃ面白いコンテンツに育てることが今の目標です。

田舎育ちの33歳の僕は、子供のころはオフラインでしか楽しむものがなかった少年時代を過ごしてきました。

オトナになってからは新しいテクノロジーやサービス・情報にも興味があります。

どっちが好きもなく、どっちも好きです。

だからこそ、「うまくやる」ことができ、双方の大切さやおもしろさを素直に感じることができるのだと思います。多分。。

おそらく今世の中にあふれているテクノロジーを作ってる人たちも同じような時代を過ごしてきて、だからこそオンラインでのアイディアや本質を分かっているのだと思います。

これを若い世代にどう伝え、体験してもらい、その先の未来のきっかけづくりにしていくかが使命なんじゃないかなぁと思っています。

おわり


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