ずっと苦しかったのは、未来を変えようとしていたから
情報が、未だかつてなく人類を駆け巡っている。
私たちは、科学の未熟さを知っているつもりで、
それでも知らぬ間にかなりの部分、盲信している。
AIにもビッグデータにも計れないのが人生の妙。
統計のデータには前提条件が必要だけど、人生はその「前提条件」がいとも簡単に変わってしまう。
それも自分が重く想像していたより、あっさりと。
私が苦しかったのは、必死に、
「未来」を変えようとしていたからだ。
まだここにないものを、変えることはできない。
「今」を変えたいのならば、
まずは「今」だけを変えることを目標にする。
それで何かが悪くなっても、
どこかで何かはよくなっている。
いいだけのものはない。
悪いだけのものもない。
「変化」はなんでも、
最初はよくない結果に見えるもの。
100の未来を想像して動けないならば、
0.1の今を動かすようにする。
こう思える今日まで、どれだけの時間がかかったか…
大丈夫。少しずつ、目に見えなくても、
ちゃんとよくなっているよ。
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