9つの性格
私は「エニアグラム」をナメてしまっていた。
こんなにも歴史が深く、神秘的なものであったとは…
仕事の適性をはかるために、それっぽい人がそれっぽく定めたのかと思っていた(HSPを初めて知ったときに、一応はチェックしたのにスルーしてしまったときと全く同じ…)。
『9つの性格』(鈴木秀子)には、作者の名前からたどり着いた。この方は、おばがお寺からもらってきた「円覚」(仏教の冊子)で連載をしていて、死生観や生きることについてとても説得力のある文で書かれてあるので、そういう本を出しているのかと思って検索したら、まさかの「エニアグラム」につながったのだ。
あまりに意外だったので、どんなものかと思って買ってみたら、衝撃だった(例の如く、最後まで読み終わっていない。すごい本を見つけると、黙っていられない)。
私が言葉を尽くしても、本を読むまでに至る人は少ないと思うけど、私が個人的に衝撃だったのはこれだ。
そんなこと、考えたこともなかったくらい、その通りだった。自分が「自分は愛を与える人間であり、愛を受ける人間ではないと考える『囚われ』」。
よく考えると、愛されるとビックリしてしまうし、それならばと見合った何かでお返ししようとしてしまう。
これって「囚われ」なのか…
受け取り上手な人を見ると、受け取り上手だなとは思うけど、私も受け取るのが下手なわけじゃないと思ってた。でも「何かで還元しなくちゃ」と多分反射的に思っている。これって受け取り下手なんじゃん…
(中略)で省略した部分も図星だった。
私も、大した理由がなくとも、能天気に愛を受け取ってみたい。そして私を愛してくれている人は、それを望んでいるとも思う。それが初めてわかった。
今までは、「自信がないから」そう思ってしまうのだと思っていた。だけどそういえば、最近自信はついているのに変わらなかったな。これはタイプ2がもちやすい「囚われ」だったんだねえ…
「能天気に愛を受け取る」
これは、今年の目標のひとつにしていいかもしれない。
記事の補足…
私が特に神秘を感じるのは、「男女がだいたい半々の比率で生まれてくる」ことと同じように、世界中のどんな場所でもタイプは9つに分かれること、そしてそれは育った環境など関係なく、もともとそのタイプを持って生まれてくること。
子育てをしている主婦さんが、「子どもは生まれたときからハッキリと自分の性格をもってる」と言っていたことも思い出す。
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