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どうも、みやざきです。大人になりたい。突然ですが。こう、久々に実家に戻ってきて、親類縁者の方々と色々話していてそう思った次第なんですが。例えば、父が仕事なんてゆるいよ~といっていた裏側で、きつい営業活動であったり、部下に対するリストラの通告をしていた話を聞いたりだとかして。父方の叔父が誰彼構わず怒鳴りたてていて、常に不満を垂れ流しているのを見たりして。どちらかになりたい、どちらかになりたくないだとか、そういうものが生まれてきたというわけではないんですが、こう、自分のなかに一本筋と言うか、なにかそういうものを持っている人間になりたいなあ。父も母も、自分ぐらいの年頃にはもう立派な社会活動をしていたのに、自分がそうできていないという事実が、少しのしかかってきました。恵まれているんですけどね。本当に。あらゆるものを与えられ続けてきて、自分で考えて行動するという経験を積まないままここにきてしまっていま自分がどうすればいいのか、どうしたいのかがほんとうにわからなくてかなしい。いまはまわりに嫌な人がいなくて、そういう人たちに少しでも恩を返せるよう、自分と関わってよかったなあと思ってもらえればそれがとても嬉しいんですけど、そうやって恩を返したい方って困っていることがなくて、自分が幸せに生きてくれればいいって言ってくれるんですよね。何もできない。緩やかな停滞が、とてもきもちわるい。かといって向かいたい方角があるわけでもない。悔しさも。全部少しずつ薄れてしまっているので。むかしの自分はどうなりたかったんだろう。好きな子がいたなあ。結局何もないまま終わりましたけど。ゆるっと好きになって、ゆるっと疎遠になっておわった。部活にしたって、あくまでも楽しむことに主軸をおいていて、勝ちを追求できなかった。空いた時間は簡易な娯楽に明け暮れていました。いまだってそう。世の中全部あそびであるといわれればそうかもしれないけれど。

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