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早起きが苦手な我が子を一発で起こす、5つのポイントについて今から書くよ

おはようございます!

早起きしてますか?

代わりに、といっちゃ何ですが、子どもたち、特に長女は朝が苦手で、
いつも小学校に遅れるんじゃないかとヒヤヒヤしています。

毎朝、どうやったら早く起こせるか3年に渡る試行錯誤を経て、その集大成をみなさんにご紹介します!

キーワードは、練り香水トレイントレインレディーボーデン、それから朝日キッチンペーパーです。

ちなみに、早起きには、早寝早起きの生活習慣をつけるのが一番ですが、その話は一旦置いておきます。即効性があるわけではないので。
とにかく、今目の前の子どもをすぐに起こしたい! という時にどうするか?というのが今回のテーマです。


- 外界からの刺激をどうやって与えるか?

眠りから覚まさせる、という変化をもたらすには外界からの刺激が必要です。

そこで質問です。人間は、物理的にはどこから刺激を受けますか?

はい、人間には五感があります。

 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚

これらを軸に考えていくといいと思います。

そしてもちろん「気持よく」目覚めてほしいですよね。不機嫌に起こしても、結局その後の、朝食食べさせたり、着替えさせたり、顔を洗わせたり、なんてイベントが順調にこなせません。

五感を経由して刺激を与え、且つ、気持よく目覚めさせる方法のご紹介です。


1.嗅覚

しょっぱなからマイナーなノウハウをご紹介します。

嗅覚です。

朝食の香りで目が覚める、なんて経験、皆さんあると思います。
これをもっと効果的に、即、効くノウハウです。

使うのは柑橘系の香りです。
柑橘系の香りには、リモネン(C10H16)という甘酸っぱい香りの成分が含まれていて、これには覚醒作用があります。
特にグレープフルーツの香りには、リモネンの他に、ヌートカトン(C15H22O)という苦味の成分も含まれていて、こちらには刺激作用があり、交感神経を刺激するのです。

つまり、リモネン(気持よく起きる)+ヌートカトン(刺激で起きる)という最強の組み合わせです。

その香りをどうやって調達するかですが、もし家にグレープフルーツがあれば、その皮を少量持ってきて、ムニッと鼻先で曲げてあげればよいです。

または、これが至極便利なのですが、無印良品に「練り香水 グレープフルーツ」が800円ぐらいで売っています。見た目はリップクリームですが、肌につけて使うものです。これを鼻の下に薄く塗るといいです。塗ってイチ、ニ、サンと数えると、気持ちよさそうに深呼吸をして起きてきます。


2.聴覚

音楽で目覚める、というのはよくあります。
17年ぐらい前、まだ自社がマンションの一室にあった頃、私はほぼそこで寝泊まりしていました。家具とかもみんな持ち寄りで、誰かが自宅にあったラジカセを持ってきていたのですが、タイマー機能で必ず毎朝ラジオがONになり、ちょうどそのタイミングでキロロの「長い間」が流れるんです。タイマー機能の止め方が分からなかったので、結局ずっと毎朝これで目が覚めるという日々でした。おかげで今でもキロロの曲を聴くと、目を覚まさないといけないような感じがします。

誰の曲かはともかく、音楽を聴くと脳の側頭葉が働き、エンドルフィンという成分が分泌されます。
これには覚醒作用があるので、目が覚めやすくなります。

また、選曲も重要です。
人間は心臓の鼓動より速いリズムの曲を聴くと、高揚感を感じ、目覚めやすくなります。

たとえば我が家で子どもたちを起こす効果の高い曲の一つである、BLUE HEARTSの「トレイン・トレイン」。この曲のテンポは、190BPMくらいです。人間が走った時の心拍数は120〜130BPMなので、その1.5倍くらいの速さということになります。

明るい曲であることも重要です。
人は楽しいと感じるとき、脳が神経を興奮させ、快楽と陶酔感を与える神経伝達物質「ドーパミン」を出すとされています。好きな音楽を聴くときもドーパミンが分泌されることが近年研究により確認されています。

つまりテンポが速くで明るい曲です。

我が家で多用している目覚めの曲は以下の様なものです。

・BLUE HEARTS
  トレイン・トレイン
  リンダ・リンダ
・ジッタリンジン
  プレゼント
  にちようび
  夏祭り
・white berry
  通学路
  Whiteberryの小さな大冒険
  夏祭り
・AKB48
  フライングゲット


3.味覚

次は味覚。

味覚の刺激において、圧倒的に成果が上がるのは、「アイスクリーム」です。

眠っている子どもの口に、スプーンで一口、放り込むのです。口の中ですぐに溶けるので喉につまらせる心配もありません。

効果はテキメン。

まずは冷たい刺激による覚醒作用があります。そして、糖分。脳にとって、唯一の栄養素であるブドウ糖は、脳のエネルギー源となるだけでなく、脳の神経伝達物質・アセチルコリン生成の手助けもします。 

糖分による脳への多幸感と、冷たい刺激による目覚めの促進!ダブル効果!
要は、甘くて幸せで冷たくてシャッキリするって事ですね!

というわけで、うちで大きなレディーボーデン(チョコレート味)を冷凍庫に常備しています。一人用のサイズだと、誰かがいつのまにか食べてしまってたりしますからね。このサイズならそうそうなくなりません。


4.視覚

視覚に関しては、定番です。

朝日を浴びる、です。

網膜が光を受けると、光の量のデータを脳内の松果体という器官が受け取り、その情報をもとにメラトニンの分泌量が抑制れます。

メラトニンは睡眠を司る脳内物質ですが、光を受けるとメラトニンの分泌が止まり、眠気がすっきりおさまる仕組みになっています。

これ、必ずしも太陽じゃなくてもよいようです。光が網膜にあたるようにしてあげましょう。


5.触覚

最後は触覚です。

頬を叩く、くすぐる、身体を裏返す、など色んな方法があります。

以前、「目を擦る」というのをやってみました。ほら、人って眠くなると自然と目をこすって起きようとしますよね。だからこれが効くんじゃないかと思って。

でも、眠くなって目を擦るのは、涙の分泌が少なくなって補う行為だそうです。そしてあまり擦ると目を痛めるとのこと。なので、この方法は控えるようにしました。

代わりにやっているのは、「濡らしたキッチンペーパーで顔や首を拭く」です。拭くことにより気化熱の影響で局所的に体温が下がって刺激になります。

どのくらい下がるかというと、
たとえば顔や首を拭いた時に身体に付いてその後蒸発する水の総量を仮に1ml(=1g)としますと、10℃付近での水の気化熱はおよそ590cal/g(=2478J/g)なので、この気化熱(2478J)が人体(比熱0.83)の肉500g分くらいの温度をどのくらいさげるかという式になるので、

⊿T=Q[J]/(m[g]*c[J/g・K])
  =2478[J]/(500[g]*0.83[J/g・K])
  =5.97K

となり、大体6℃くらい、瞬間的に下げてくれるわけです。

ただ、これはそんなに劇的に目が覚めるわけではありません。やりすぎると不快になってしまいます。なので、練り香水やトレイン・トレイン、アイスクリームあたりと併用してみるのがいいと思います。


- まとめ

以上、早起きが苦手な我が子を一発で起こす5つのポイント、でした。
最後の方に書いたとおり、組み合わせの複合技も使えます。

でもやっぱり、早寝早起きの習慣をつけるのが一番です。

今日紹介した方法を使って早起きをさせた日は、早く寝させて次の早起きにつなげましょう!


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