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『MAINAMIND Acoustic Live Tour 2023』

DJ・バンド・ダンサー・VDJ・トランペット・MOSをスペシャルゲストに迎えてのコラボ、と今やれることのすべてをぶち込んだduo MUSIC EXCHANGEでのマイナマインド最大規模ワンマンライブを終え、それとは真逆ともいえる小箱でのアコースティックLIVE『MAINAMIND Acoustic Live Tour 2023』 がスタート。
限りなく装飾のないマイナマインドを堪能できるディープな空間はフルセットLIVEとは違った贅沢を味わえるんですよね。

密会みたいなLIVEの良さ

大阪のホームグラウンドともいえる芦原橋のSTUDIO & Cafe Make

そんなディープな贅沢を味わえるのは彼女の地元大阪だけだったのがついに東京でも!となったのが9月3日、アコースティックフルセットという違った贅沢は結果的に大阪で味わえるテイストとは違ったものになったようで(行けてないので伝え聞いた話)、それはそれで面白いなぁと。
元々僕個人はこのアコースティックLIVEについては、大阪のみの密会のようなLIVEでええやん、マイナちゃんの地元でひっそりとその場でしか味わえないマインドを堪能する場でええやんって思ってたんですよね。
どうしても観たいなら密航(古きプロレス用語w)する感じで参戦するワクワクがあるのもプレミアムやん?って。

東京でも開催されたことでそういった極個人的な想いは打ち砕かれたわけですが(笑)その代わりその土地によって違う楽しさがあるってのがわかったから今回の東名阪福ツアーという広がりに繋がって別のワクワクが産まれたのかな~なんて。
まぁこの時期は仕事が最繁忙期に突入しようかという時なのでツアー全通なんてことはよーしませんので今回はツアー初日の大阪のみの参戦(T_T)

アットホームな心地良さと

今回ここ大阪でのパートナーは初代しゅかしゅん時代からMVに出演してくれてたり、マイナちゃんのギターの先生でもあるギタリスト小西さん。
長年師弟のような関係なのでマイナちゃんのやろうとする事にその場でさらっと合わせられる心強いお方。
本編終わってその場でアンコールを自ら受け止めちゃってその流れでMC始まった際には即興でドラ◯もんでお馴染みのBGM弾いてより面白くしてくれたし遊び心も素敵。

そんなアットホームな雰囲気はお馴染みの光景なんやけど、今回のアコースティックはなんかコレまでとは違う感触。
より内面に掘り下げるようなディープなマインドを覗かせてもらってるようなそんなLIVEだったのが、今回は内から外へのエネルギーを終始感じられるとてもポジティヴな1時間やったんよね。

毎回必ずやってたディープマインドを1番堪能できるフィッシュマンズのカヴァー「ナイトクルージング」がセトリから外れて、宇多田ヒカル「Automatic」が来た時にはかなりびっくり。

や、マイナちゃんのルーツを考えたら全然アリな選曲なんやけどこんなにどメジャーな曲を持ってくるのが意外で。
ほんまはクリスマスソングにしよーか思ったけどまだ流石に早いかーてことでやめたらしい。
各会場カヴァー曲は異なるらしいので東京はクリスマスソングくるかもねww

中盤のゆったり聴かせる曲が続いた際には
「みんな眠たなってるんちゃうん??」
「もっとアップテンポでノリノリなほうがええんかな?」
「これから続くツアーみんなどんなんがええんやろ?どー思う??」
なんてやり取りが始まっちゃうのはいつも通りこの規模ならではのコミュニケーションで何も変わってないんやけどねww

個人的に特にやべーてなったのが「MEMORY」と「Lucky Charm」。
どちらもアコースティックアレンジで聴けると思ってなかった曲なのでこーも感触変わるのかと驚いたしめちゃ新鮮やった。

そしてマイナマインドのアンセム「Rainbow」。
もー何度も聴いて何度も一緒に歌ってきてるこの曲、何がどう違ったのかは正直わかんないんやけど全然別もんに聴こえた不思議な感じ。

で、さっきも書いたシームレスに始まったアンコールはほんま可愛い大阪〜なFUNKY BIG SLOPEでノリノリで〆。

基本は小西さんのギターとマイナちゃんの歌+数曲マイナちゃんもアコギを弾きながらと言うスタイルに、このアコースティックLIVEの為に準備してきたリズムトラックも合わせた曲が何曲か、ミニマムな中にマイナマインドらしさを詰め込んだ濃い贅沢な時間はやはり特別で終わった後のなんともいえない多幸感は格別なんです。

Next Stage

そんな特別でありアットホームな時間なのは間違い無いんですが、前にも書いたようにこれまでとは違った、これまでに無い感触感覚に終始包まれた時間でもあったわけです。
目新しいこと実験的なことをほりこんできた来たわけではないのに。
なんでだろうか?と思うに、10月27日のduoでのワンマンをマイナちゃんが思い描いていたものに限りなく近い形で実現させ成功させることができたという自信と、それによって生まれた新しい目標に向かってすでに歩き出してるんやろなって。
でも浮き足だってはいけない、キチンと地に足をつけ軸をしっかり持って進む為に先ずはアコースティックLIVE、限りなくハダカの状態の自分でどれだけ魅せられるか?がすごく色濃くパフォーマンスに現れていたんじゃあないかなぁって。

duoまでのマイナちゃんが真っ赤な炎だったのが今の彼女は青白い炎、みたいな(伝われ)

このアコースティックLIVEツアーで更なる進化を遂げるであろうマイナマインド、この規模で観られるのも今のうちですよきっと!
多少無理してでも密航して体感することを強くお勧めいたします😁

益々の飛躍、期待してます!!

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