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ヤテラティカ

ナーフ発表きましたね。
WUPダミアンクラスの暗黒環境、
実装から一週間ほどでしようか。

今回ナーフされるのは三枚、
「英雄の覚悟」と「栄華の加護神・ヤテラントゥ」と「パニッシュメントスナイパー」。

環境全体を見渡すと本当にエルフとビショップ以外は出てこれない環境で、
このふたつはとにかく隙がなかった。

6、7ターン目にはほぼ確実にOTKもしくは守護と強化された初代異形×2が飛んでくるエルフと、
ナテシコしてるはずなのにアグロプランの通らず7tには盤面、ライフ全てをひっくり返すビショップの二強。

それぞれデッキタイプ的には前寄せのデッキには弱いはずなのに
普通に戦いながら一方的にゲームエンドの準備を整えるこのふたつの台頭によりどこを見ても阿鼻叫喚。

そんな中でようやく(?)発表されたナーフ発表。

英雄の覚悟

……まずなんで1コストのプレイ数+1が許されると思った?
英雄の覚悟、幻獣の遣い(+バウンス)、ラティカ(+抱擁)…と、1コストで2プレイ以上稼ぐ手段が多すぎたことが今回の失敗だろう。

プレイ数+1と守護の付与が削除され単純にパワーが落ちる結果に。
稼げるプレイ数が落ちてラティカや宴の始動が単純に遅くなることと、
守護の付与が削除され、前寄せのデッキが出てくる隙が生まれるかもしれない。

エルフで今回対象になったカードがこのカード1枚だけという背景にはやはりエルフのクラス特徴があるのかもしれない。

SOR期のエルフが環境に出てくるまで時間がかかったように、
エルフというクラスはプレイングも構築も難しい。

コンボ次第、研究次第でどんどん強くなれるし
コンボ前提でデザインされているカード群なので真価が見えづらい。

逆に言えば運営側も調整にはかなり気を払わなければいけないはずだ。

ナーフ対象が英雄の覚悟1枚だけなのは、
プレイングが難しく使用率も勝率もビショップほど伸びなかったとも考えられるし、
それを鑑みてもナーフされるまでのパワーカードだったことの証明かもしれない。

個人的には環境の変遷次第でエルフは追加ナーフの可能性も秘めていると感じています。

栄華の加護神・ヤテラントゥ

まるで別物になってしまった。
効果に上限が大きく下げられた代わりに7枚破壊でフルパワーというカードに。

3体消滅12点ダメージはオーバーキルだったので当然といえば当然か。
ヤテラの効果にナテラの大樹与えたら壊れるのも普通分かるよね…アンリミでも強いんだし……

ここまで効果が変えられてしまうと今までのヤテラビショップは基本戦術から練り直す必要が出てくるだろう。

ひたすらナテラを割って出せばゲームエンドというパワーでもなくなったので、
ヤテラの後にライフを詰める手段が要求されることになるかもしれない。

逆に7枚割ればそれ以上は要求されないことを逆手に取ってアミュレットの採用を減らして「光輝の顕現・ラー」などが検討されてくるかもしれない。

パニッシュメントスナイパー

コストとヘルスが大きくなって取り回しやすさがダウン。
効果に関してはノータッチ。

2コストというのは非常にくっつきがよく、
後4でパニッシュメントを出しながらアミュレットを出すなど攻防一体の動きを取りづらくなる処置。

パニッシュメントスナイパーの役割的に考えて
ステータスの増加はバフといえるほど大きな変化でもないだろう。

ヤテラントゥのナーフと合わせてアグロやミッドレンジへの対応が遅れることになるので、

盤面に付き合えばアミュレットが割れていない、
アミュレットを割れば体力を削りきられて敗北。

ということになるのか、
パニッシュメントの三面処理で五分に渡り合えるのか。

正直蓋を開けてみないとわからない。

もちろんアンリミへの影響も大きく、
対AFに有利だったデッキの弱体化によって環境がどう動くのかも見逃せない。

総評

今回単純な弱体化となったのは英雄の覚悟だけで、
二強環境は解消されるとしても
ラティカエルフ、ヤテラビショップそれぞれ完全に沈黙するようなナーフでは無いと考えています。

tier2以下には機械ネクロ、連携ロイヤルといった盤面展開のデッキが控えていることもあり、
ラティカエルフは英雄の覚悟の代わりに異端の孤独、
ヤテラビショップはデッキの回り方次第でヤテラントゥの6点バーンと6点回復でまだ戦える可能性は秘めているかもしれない。

そして個人的には今回のナーフは前触れにすぎないとも感じております。
エンネアやミストリオンなど強いカードはまだまだ控えているのが今回のパックなので、

tier1の交代とナーフを繰り返して環境が流動していくことは十分有り得そうな予感を抱えています。

シャドバの夏はこれからだ!!!(絶望)

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