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cimauma café物語

2021年11月4日。
兵庫豊岡市でひっそりとオープンした『cimauma café』。

オープンまでの舞台裏には本当に様々なドラマがあった。

人。

ボクは、そしてSUNZ GROUPは、『人』を本当に大切に考えている。

人それぞれ、人を大切にする感覚や考え方は違うとは思うから、異論はあるかも知れない。

けど、ボクは、SUNZ GROUPは、やっぱり人を大切に想っている。

19名の応募があり、8名採用。

面接はボクがやらせてもらった。

実はボクは面接をしてきたことがない。

いつもその事業責任者や店舗長が面接するんやけど、
今回のカフェはいろんな事情もあり、ボクがすることになった。

面接って面白いね。いろんな人がいて。
その面接中の態度、言葉、表情全てにその人の人間性が現れる。

人って、無意識にいろんなサインを出している。

ボクは案外その辺を感じ取れるタイプかも知れない。

自信を持って採用した8名。

スタッフのみんなは、初出勤日から20日ほどでグランドオープンを迎えたことになる。

その間に、調理の研修、ホール接客の練習、オペレーション構築、そして、ひたすらロールプレイングを繰り返した。

ボクは、経営者として立ち上げには関わったけど、もうあとは事業責任者にお任せ。

信じて任せる。それがボクのスタンス。

今回、サンズグループの幹部たち総出で、オープン準備を進めてくれた。

初めてのカフェ業態。

パチンコ店や居酒屋のオープンを体験してきたメンバーでも、カフェは勝手がちがう。

やってもやっても足りない。
てか、正解がわからない。

とはいえ。

パチンコ店のグランドオープンやリニューアルオープンを体験してきたメンバー達って夜通し寝ずに準備とか、何回もやってきてる。

体験してきてることに人は耐性を持つ。

だから、それに比べれば今回のオープンは肉体的には楽だったと思う。

けど、料理の監修として姫路から来てくれた北村ヒデちゃんとの連携や、空間プロデュースを手がけたオーナーマイコとの連携など、かなり神経を使ったと思う。

スタッフのみんなも、誰に何を聞けばいいかわからない、と言った迷いも生じさせてしまったと思う。

今回は店長もいないし、現場責任者として常駐する社員もいない。

スタッフのみんなは、さぞ不安を抱えた中での研修、そしてオープンとなっていると思う。

けどそんな中でも、たくさんの人が入り混じった結果、今までのサンズグループの店舗とは少し違うムードの、いい感じのお店になったとボクは感じてる。

スタッフたちの自主性も育ち、各々の能力も早い段階で伸びてきているように感じる。

ボクは、まずその人のことを全面的に人として信じる、というスタンスを取る。

仕事の出来るできないは、最初は仕方ない。
不安や不満が起こることも仕方ない。
そんなもんです。どんな組織でも。

けど、そっと関わり、寄り添い、見守り、見届ける覚悟を持つ。
そこに愛があれば、人は育つし、成果も作れる。
そして、不安も不満も自らの意思で乗り越えていけると思ってる。

ボクはそう信じています。

過干渉は人を育てない。
苦しみながらでも、自分の頭で考え、決めて、やってもらう。
間違えるってわかっていても、その人にしてもらう。

その人自身が自分の力で乗り越えていかないといけないことがある。

もちろん、そうでない場面もあるけど。

胸が締め付けられる瞬間がある。
それでも手を差し伸べず、ただ見守る。
きっと自分の力で乗り換えられると信じてるから。

ボクは、そしてSUNZ GROUPは、人を『大切』に想っている。

そこに偽りはない。

まだオープンしたばかりで、本当にまだまだ課題だらけ。笑

それもまぁ、そんなもんです。
完璧はないから。

ドラマしかないね。笑

全く予定になかった、モーニング営業も、やるとかやらないとか。

ディナー営業や、日曜祝日営業もやろうとしてくれてる。

けど、赤字だからって焦って無茶して、全員が疲弊して、楽しくない店になることだけは避けてほしいから、そこら辺は、ボクもこれからも見続けていたいと思う。

というわけで、
これからも、
『cimauma café』をどうぞよろしくお願いします。

公式インスタグラム↓



今回、本当にたくさんの方からお祝いを頂きました。
また、レセプションやプレオープンにもたくさんの友達が来てくれました。


この場をお借りして、改めて心より感謝御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。


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