大学からのニュースレターを、レッツアナライズ☆(3月分)

日本の大学との違いを綴る。

ニュースレターの構成:

1.はじめに:


学長からの言葉。
要約すると、「3月はテストで忙しいと思うけれど、サポートが色々あるから、活用してね。」(我)「はい~」

2.つづいて:

学校からのお知らせ。
①ウクライナ戦争に対する大学の対応
②危険を感じる場所の報告窓口の案内
③そのた、もろもろ

①ウクライナ戦争にかんする情報:
大学がウクライナとロシアからの学生に対して、どんなメールを送ったのかとか。ウクライナ・ロシアからの学生だけでなく、全学生に対して、学業・経済・メンタル面等々への影響があることを考え、こんなサポート(学内外)があるよとか。そういう情報まとめサイト(学校ホームページの特設サイト)の紹介。

これが大学がウクライナ・ロシアからイギリスに学びに来てる学生に送ったメールで:

https://intranet.royalholloway.ac.uk/students/news-events/news-articles/2022/february-2022/email-to-ukrainian-and-russian-students.aspx

こっちが、ウクライナ戦争に対する学校の対応、まとめサイト:

https://intranet.royalholloway.ac.uk/students/help-support/international-student-support-office/support-for-ukrainian-russian-students.aspx

https://intranet.royalholloway.ac.uk/students/help-support/international-student-support-office/support-for-ukrainian-russian-students.aspx

💡おもったこと→ 大学として、こういう対応してるんだ、へ~ってふつうに分かりやすい。何かしたい、大学は何してるんだろう、わたしは、なにができるんだろうってもやもやしていたので(BBCでポーランドに避難してきた人たちが自分の経験を涙して語る一方で、ウクライナのとある友人は語れないと言う人もいて。そうだよな。報じられていない部分をすべて知れないけれど、でも、そこにこそ大切なことが隠されている気がする。いつか何かできたらなと思っていた)、こういう情報開示は大学への信頼感につながる。学びって、ある意味、自分との戦いというか、私の場合、メンタルの安定が必須条件なので、安心・安全を感じさせるというのも教育機関・環境を提供する側の責任なのかなと感じた。

②学校からのお知らせ:
危ないと思った場所の警察への報告窓口の紹介:
QRコードがメールに添付されてる。廃墟とか街灯が暗めとか言葉による暴力がある落書きの場所とか、実際の犯罪を報告するんでなく、危ないと思った環境の報告ができる匿名サイトの紹介。

これです👇:

https://www.police.uk/pu/notices/streetsafe/street-safe/

💡おもったこと→ 自分が犯罪に巻き込まれてるって、自分自身で認識しづらいのと、認識してもそれを気軽に伝えられるのかそうでないのか、アクセシビリティの問題があると思う。サイトを見てみると、何が犯罪なのか、具体的な数字や例と共に明記されている。だから、自分の経験は報告すべきことなんだって客観視できる。かつて友人からある相談をされたが、彼はそれが犯罪に巻き込まれていると認識していないようだった。わたしもそうだった。電車で痴漢に遭ったけれど、それを言えずにいた。友人に話すと、そういう人が結構いた。私の母校の中学から大学の教育を批判するのならば、女子校だからこそ、そういう嫌な経験に蓋をしないで、話す、報告する、そういうトレーニングが必要なのでは。

③そのた
学生の受賞歴のお祝いだったり。キャリアフォーラムのお知らせとか。授業アンケート協力してねとか。あと、学生ボランティアリーダー募集中とか。そして、小さめに今月のコロナ感染者数のレポート。そして、3月は女性の歴史月間だったそうで、それにかんするイベントのお知らせ。また、カルチャーフェスのおしらせ。アメリカの大学にいた時も、頻繫にマルチカルチュラルフェスが行なわれていた。アメリカではニュースレターまたは図書館の掲示板のポスター等で見かけたイベントに頻繫に参加していたけれど、こっちで参加したのは、インドのあの色付きのパウダーをかけまくる、ホーリー祭りを見学←しただけかな。(粉かけようか?って言われたけど、その後予定があったので、渋っていると、頬っぺたにぺちってつけられた笑)
こんなかんじ👇

大学でのホーリー祭り


アメリカの時は、各国の料理や民族衣装を着た人たちのファッションショーとかだったかな。

メールの最後には、ハウスメートのコミュニケーション方法のワークショップのお知らせ。やっぱり、どの子に聞いても、ハウスメートとの衛生観念の違いとか生活に対する問題はあるって言ってて。もし歩み寄りたいのならば、こういうワークショップは有効だなと。
(ちなみに、私は最近共用スペースにホワイトボードを設置したり、掃除分担表・掃除チェックリストを作成して、共有したので、ある意味、この家で起きていた、起きている共用部分の整理整頓問題に関しては、すっきりしています。それをどう受け取るかは彼ら次第ですけれど)

そのような感じです。

💡おもったこと→ 総じて、このようなニュースレターが毎月届くのは、ある意味、コロナ禍でのリモートラーニングやさらにはロンドン大学のストライキによる休講・さらには学期末の課題のストレスで孤独にいる学生にとっては大切な気がしている。
取りに行く気力もなくなるとき、差し出されたものがいかに有難いか。
つきはなして成長させる方法もあるけれど、できれば私は歩み寄りたいと、そう思った。


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