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妊娠7ヶ月、まさかの切迫早産

妊娠が発覚してからこれまで、経過が順調だったので、かかりつけの産院で切迫早産の診断を受けた時には本当に驚きました。

妊娠してからマイナートラブルについてはある程度知識を付けていたものの、きっとこのまま経過順調で出産までいくだろうと信じていたのでまさに寝耳に水。診察室で大号泣しました。

病院あるあるかもしれませんが、看護師さんはすんごい優しく気を使ってくれる一方先生は淡々と説明してたな‥‥‥‥むしろ体重増加について静かに怒られました。(笑)怖い。以後気をつけます。

自宅安静を言い渡され1日のほとんどを自宅の布団で生活している為、この体験を何かに残そうと思い執筆を始めました。

飽き性なので多分すぐやめます。

その日、病院にかかったきっかけ

その日は在宅で仕事していたのだけど、朝起きてから生理痛のようなお腹の痛みが。もし生理の時だったら鎮痛剤使うまではないかな~、くらいのレベルで

以前同様の症状があったのを産科で相談した際には「子宮が大きくなるのにそういった痛みが起こることがあるので、痛みがすぐ治まるようなら様子をみてOK」というような事を言われたのでさほど気にしてはいなかった。

様子をみてしばらく時間が経過し‥‥

あれ。まだ痛いかも。

継続して痛みが続いているわけではなかったけれど、痛くなったりならなかったりを繰り返してなんだかんだヒルナンデスが始まる時間になっていた。

心配なので病院に電話したところ、「今週末に妊婦健診もありますし、ちょっと早いですが念の為検診がてら診ておきましょう」的な温度感で受診を促された為その日の夕方に病院へ行くことに。

急遽診察、病院にて

それは大変です!すぐ来てください!と言われていれば待合室の時間も気が気じゃなかったかもしれない。その日は月曜日の夕方で患者の入りもスカスカだったのでラッキーくらいに思っていた‥‥

診察室に呼ばれ、いつもの腹部エコーを当てられるも「あれ、赤ちゃん下がってる」とすぐさま言い渡される。病院に来る途中自分の症状からグーグル検索してあらゆる可能性を確認していた為、切迫早産の可能性も僅かに危惧していてはいた。だから言葉の意味は頭で理解できても、その時点でもまさか、私が‥‥と半信半疑。

わけわからんままに内診台にすすめられた。

「子宮頸管が22mmしかないね。切迫早産です。」

40mmあれば問題なし、
30mmなら要注意、
20mm切ったら即入院。

ということを本当に淡々と説明された。

こういう時死ぬほど質問が湧いてきて先生を困らせるタイプなんだけれど、「え、もう入院1歩手前やん、やばくね、腹の赤子は大丈夫なの」という感情以外はもう頭が真っ白で何も喋れなかった。(わたしを知ってる人はわかると思うけど、わたしが寝てる時以外で喋らなくなる状況は相当ヤバい。レア。)

絶対安静。
トイレ、食事以外は布団で横になって過ごすこと。座るのもNG。シャワーは隔日。

うそやーん。聞いたことあるやつやーん。むしろ友達がなってたやつやん。そんなみんななるもんなんかーい。(みんなではない。)

原因は動きすぎか、体質とのこと。基本家で過ごしていたので、恐らく動きすぎの可能性は無い。体質。そう言われましてもだね‥‥。

自宅にて、安静開始

その日はタクシーで帰宅し、早速自宅安静を開始した。夫に連絡したところ仕事を調整してすぐに帰ってきてくれた。(今思えばそれを許した会社も優しさの極みである)

帰ってきた夫を見るなり号泣。つられ夫も号泣。腹の赤子を危険な目に曝している自分の身体が憎くて憎くて、もっと気を付けられたのでは、この状況を回避できたのでは、と自責の念が極まりひたすらごめんなさい、ごめんなさい、と狂ったように泣いて謝った。(思い出してちょっと泣く。笑)

いつもならちょっと頼りない夫なのだけど、今日は違っていて。泣きながら笑顔で「そんなに泣いたら赤ちゃんびっくりするよ、なっちゃん(わたしのことである)が笑ってないと赤ちゃんも悲しむよ、きっと大丈夫だから、なっちゃんは何も悪くないから‥‥」とひたすら励ましの言葉を与えてくれた。

多分帰り道に、どういう風に励ますか考えてくれたんやろなぁ‥‥自分だけは笑顔でいようって思ってくれてるんやろなぁ‥‥でも泣いてますやん。作戦失敗してるよ。
なんかちょっと惚気じみたような表現になったことは不本意だけれども、この言葉に心底救われた。

妊娠、出産って奇跡の連続なんだ

妊娠するまでは特段問題なく進んだ為ちゃんと自覚していなかったけれど、

改めて妊娠、妊娠の継続、出産をすることは本当に奇跡だと痛感させられた。母ちゃんってすげぇ。

自分の母親すげぇな、とは前々から思っていたものの、自分が妊娠してから「母親ってすげぇ」の心境ステージが変わった。まだ生まれてすらないけど、身をもって少しだけ知ることができた。これは妊娠する道を選ばなければ一生、本当の意味では理解できなかったんじゃないかな。

結婚当時は妊娠希望すらしていなかったわたし。

妊娠するまでに様々な想いがあったけど、わたしは妊娠できて本当によかった。まだお腹に居てもらわなければ困るけど、我が赤子に会うのが本当に楽しみだ。

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