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農業体験プログラム「みやっこファーム」収穫祭を開催!

11月12日、「みやっこファーム」収穫祭を行い、親子5組が参加しました。

みやっこファームとは、市内小学生を対象とした1年間を通じた農業体験プログラム。宮古市山口地区の遊休農地を利用して、野菜の種まきや植え付けから管理作業、収穫にいたるまでの一貫した農業体験の機会を提供しています。

本プログラムは、「令和4年度宮古市教育振興基金 生きる力を育む事業」(所管:宮古市教育委員会)助成を活用し、今年度からスタート。6月から種まきや雑草取りなど月2回ほど活動が行われてきました。


収穫祭当日

この日は自分たちが育ててきたサツマイモ、サトイモ、ダイコン、ニンジン、ネギ、ハクサイなど9種類の野菜の収穫。土から野菜が収穫されるたびに子どもたちは歓声を上げ、自分たちが育てた野菜の収穫を楽しみました。

収穫の仕方はお手本を見て学びます
大きなサツマイモを収穫!
大根を収穫してピース!

収穫後は山口公民館に移動し、収穫した野菜を使用した調理実習を行いました。
宮古市の食生活改善推進委員を講師にお招きし、調理を指導していただくとともに、食育と地産地消についても学びました。

みんなで協力しながら調理
主食のさつまいもご飯
けんちん汁
鮭のバター焼き。付け合わせの白菜やブロッコリーも収穫したものです

販売会も実施!

翌週11月20日には、山口公民館で開催された「山口公民館作品展」にて野菜販売会を行いました。みやっこファームで育てた新鮮な野菜を数量限定で販売。開始約1時間で完売することができました。

売り子のみんなで。寒い中「いらっしゃいませ」と声を張って頑張りました。
たくさんのお客さんに購入いただきました!
ポップも自分たちで作りました!

おわりに

種まきから収穫して食べるまで、農業の一連の活動を体験してもらう「みやっこファーム」。

・自分たちが植えた野菜が育っていくという経験(自己肯定感)
・仲間と協力して作業する経験(他者との協働)
・農業についての職業的理解の促進(職業観の醸成)
・地産地消の機運の向上(食育、消費者教育)

など様々な面から小学生の成長に寄与できればと思っています。

参加小学生からは「いろんな野菜を収穫するのが楽しかった」「自分たちで作った野菜だから美味しかった」「来年もまたやりたい」などの感想が上がりました。

収穫祭は終わりましたが、今年度も3月まで活動は続く予定です。
来年度も実施したいと考えておりますので、どうぞお楽しみに!