その10


買取価格が300万円も安くなると言うことは、欲しいマンションが突然300万円値上がりするということ。
そんなのありえない。ならば買えません、とハッキリいいました。
Aさんも焦っていました。miyakeが買う意思がある事を売主さんにもお伝え済みだし‥

買取業者は何かにリスクを感じて急遽300万円下げてきたんでしょう。
子供達には、せっかく昨日見に行ったけど話が一旦白紙に戻った旨を話すと特に次女が『ええええええ!?』と不満の声をあげました。
『え、そんなに欲しそうじゃなかったじゃない?』と聞くと『買えないって聞いたら欲しくなるんだよ!』と。なるほど。まさか業者がそういう作戦を練っている?まさか。

Aさんは他の業者ともアポを取ってくださり、その週のうちに2業者がウチの査定に来てくれました。

最初(後から値下げしてきた業者)…A社とします
2つめの業者…B社とします
3つめの業者…C社とします

B社はガリットチュウ福島みたいなお兄さんで、すごくウチを気に入ってくれた様子でした。
C社は堅物老舗業者感満載のおじーちゃんで、このおじーちゃんがめちゃくちゃ細かい。でも慎重に選んでくれる様子が伺えました。

結果、C社が、最初のA社が提示してきた値下げ前の価格と同じ価格で買い取ってくれる事になりました!

A社だけで諦めなくてよかった。

夫と、もしB社もC社も、A社の値下げ後の価格程度しか提示してこなかったら、それが本来の相場という事で受け入れよう、と話していました。来年はもっと低い価格を提示されるかもしれない。この労力も無駄にしたくない、やはり売り時は今かな、と。

結局最初と同じ価格で買い取ってくれる事になったので心が落ち着きました。
するとおおとい、またAさんから電話がありました。
『実は価格の件でお電話させていただきました』

もう嫌な予感しかしません。

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